=My Favorite=
日 本 刀
■日本刀は、少なくとも昭和の戦前までは間違いなく「日本人の心の中」に「魂の象徴」として存在していたはずです。武家だとか農家
や商家だからとかに関わらず、神道、儒教、仏教の影響から「神器」として理解されていたからだと思います。
それゆえ、残念な事に昭和の戦争においては「大和魂の象徴」とされ進駐軍の「武器狩り」の対象となり、数多くの刀剣が無残にも切断
廃棄されてしまいました。また現存する日本刀の殆どは哀しくも幾つもの「人の生き死に」を見詰めてきた事も事実ではあります。
現在の日本では、「武器の所有」は法律により一切認められておりません。日本刀は「武器」という姿を変え「美術品」として教育委員
会の登録を経て「鑑賞用」としてのみ存在を認められています。■

■試斬・・・「鑑賞目的」のみとしておきながら「武用」とはと思われるかも知れませんが、「斬る」と言う行為は「縁起かつぎ」の行為
でもあり、奉納事におきましては、その切れ味を試し五穀豊穣を願うわけです。

 ■日本刀■

     種別「刀」(現代刀)

     長さ=64.7cm

     反り= 1.5cm

     目釘穴= 1個

     銘=平田秀光

  平成14年3月京都府登録

2004年、仕事の事や健康状態の事、その他諸々事情で、かなり気が滅入っていた折に、「何か」心の張りあいが欲しくなり、LINKでもお馴染みの日本刀剣愛好保存会主宰町井 勲さんにお願いをして、適価で譲って頂いた一振りです。
試斬刀として使用しております。
刀工・平田秀光氏は、昭和初期に関市の日本刀鍛錬工として連名されている刀工で、第二次大戦時軍刀を作刀されていたようです。
海外の日本刀オークションで、氏の刀が出品されていた事がありました。(当然、軍刀拵えでした)
現在このお刀は、拵えを自分で製作し、研磨の途中となっています。

 ■日本刀■

 

    種別=「脇差」(新々刀)

    長さ=40.4cm

    反り= 0.8cm

    目釘穴=1個

    銘=備州長船祐定

   平成13年1月宮崎県登録



 初めて「残欠」以外の日本刀を手にした一振りです。
 もっとも錆身の白鞘なし(裸身)でしたが。
 年期がないので恐らくは「数打ち物」と言われる量産品ではないか…と言う事で す。銘の長船祐定は、所謂「ブランド銘」であり、数多くの「祐定」が存在しま す。

愛知県小牧住/伊藤将國・作残欠

         長さ=14.5cm

         反り=僅か

         目釘穴=1個

     銃刀法適用範囲外につき未登録

 生まれて初めて?日本刀らしき物の砥ぎを行った一振りです。
 これも前述の日本刀剣愛好保存会の町井さんから、
 譲って頂いた物です。無垢の錆身を砥ぎ、はばき、白鞘も製作しました。
 完成を町井氏に見せたところ…
「これは、伊藤さんも喜んでくれる」と言って頂けたのが嬉しかった。

 作者の伊藤氏は、既に故人となられております。(合掌)