生活クラブ どらいもん

[TCGカメラ]
空き地にて
スネオ「へへ〜ん。いいだろいいだろ。このカードゲーム、パパに買ってもらったんだ。」
ジャイアン「お、おもしろそうじゃん。どれ、やらせろよ。」
スネオ「いいよ。このカードゲームは、マジック・ザ・ギャザリングと言って、 アメリカで大流行したものなんだ。まあ、TCGと呼ばれるもののひとつだよ。 カードはランダムで入っていて…(以下、TCGに関するウンチクをたれる)
ジャイアン「言ってることに脈絡がないけどさ、教えてくれよ。」
のび太「ぼ、ボクにもやらせてくれよ。」
スネオ「だ〜め。これ2人用なんだ。」
そこにしずかちゃんと出来杉くんがやってくる。
しずか「あら、なにこのカードゲーム、絵がちょっとグロいけどおもしろそうね。」
出来杉「あ、これ知ってるよ。マジックっていうんでしょ。面白いよ。」
そして、スネオとジャイアン、しずかと出来杉の対戦が繰り広げられた。 勿論のび太はいつもの通り。

のび太「どらいも〜ん、スネオがTCGとか言って〜、ボクにもTCG出してよ〜。」
どらいもん「しょうがないにゃあ〜。ちょっとまってて。」

「TCGカメラ〜」
のび太「なにこれ、ただのカメラじゃん。ボクが欲しいのはTCGとかいうやつ。」
どらいもん「あわてんぼうさん。まあ、見ててよ。」
どらいもんはカメラでのび太の机を撮った。 するとカメラからカードが出てきた。 そのカードにはのび太の机が描かれていて、ゲームに必要なテキストまで付いてきている。

のび太「これは…すごいや。ゲームのルールはちっとも分かんないけど、 スネオたちを見返してやれるよ。よし、色んなものを撮ってこよ。」
どらいもん「行ってらっしゃい〜。」

のび太は町へ出かけ、郵便ポスト、タバコ屋、神成さん、のび先(のび太の担任の先生)、 のび太好みの女子高生などを撮りまくった。

再び空き地へ
のび太「どうだいスネオ。そのカードゲーム、ボクだって持ってるよ、へへ〜ん!」
スネオ「あ〜のび太のくせに生意気な。そのカメラ怪しいぞ、よこせ。」
ジャイアン「スネオ、それで俺を撮ってみろよ。」
スネオ「ああ、いいよ。」
カメラからジャイアンのカードが出てきた。
しずか「すごいわ、たけしさん。6マナ7/7蹂躙ですって。強いわ。」
ジャイアン「おお、これ面白れーじゃん!のび太も撮ってやるぜ。」
のび太「い、いいよ、別に。」
のび太の意志に反してカメラからのび太のカードが出てきた。
出来杉「3マナ1/1…だけ?1マナ支払うとあやとりが出来る?」
ジャイアン「わ〜はははは、弱えーなー。」
スネオ「あやとりが出来てもこのカードゲームじゃ、役にたたねーよ。」
しずか「ちょっと言い過ぎよ。いくら、山羊すらも食べない紙みたいなカードだからって。」
出来杉「しずかちゃん、フォローになってないよ。」
のび太「いいよ、どうせ、ボクなんか…」
ジャイアン「わりい、言い過ぎた。」
スネオ「ゴメンよのび太。お詫びに、このカードゲームの遊び方教えてやるからさ。 あと、ぼくのカードも少し分けてあげるよ。」
のび太「ホント?!じゃ、許しちゃる。」
そして、のび太はスネオからマジック・ザ・ギャザリングのルールを教わった。 それと、DCIというところで公式大会が行われていることも知る。 のび太はその公式大会に備え、TCGカメラでカードを出し、デッキを作った。 そう、スネオは肝心なことを教えていなかったのだ。

大会当日
のび太は戦いの真っ最中。
対戦相手「へ〜い、ジャッジ!」
ジャッジ「どうしたの?」
対戦相手「このカードなんですが、これって。」
ジャッジ「のび先?4/6?」
のび太は困惑した。何も反則していないのに、ジャッジを呼ばれるなんてクソ納得いかない。 TCGカメラから出したカードを使っただけなのに、何がいけないんだ。

ジャッジはのび太を指差して。
ジャッジ「キミ、本体リムーブ!