◆ごく普通のトップランナー『富野由悠季』収録観覧レポートは…。
『ANA』様 2/19分の日記を御覧ください。
正味150分トークの概要が詳しく書かれてます。◆Zファンの方のトップランナー『富野由悠季』収録観覧レポートは…。
『999+THE-Oのディレクトリ(仮設住宅)』様 2/17分の日記を御覧下さい。
番組スタッフとの会話部分は必見です。
入江和馬的レポート
天才的な話の仕方をする富野さんに、とてもついていけない凡人の入江は、今までの知識を総動員して頑張って聞きました(苦笑)相変わらずの調子でした。
待ち合わせは、NHK郵便局前。19時。
冬のコミックマーケットで、朝から大手サークルに並んだらどうなるかを一時間ほど味わってから、スタジオ入り。スタジオは異様に暖かいのでびっくりしました。
「皆さんの拍手で、富野さんの今日一日の機嫌が決まります!!」
と張り切っている番組スタッフのお姉さんの声に合わせながら拍手の練習をしましたが『富野さんに限ってそんなに気にしないのでは?あの人に機嫌ってあるのかなあ〜?』と思ってしまいました。
冒頭の司会者の思いっきり笑ってしまうコントには、あの1/12の緑色のモノアイの某ロボットが、まん中に参加していました。
「これ…ロボットですか?」
「違う違う、モビルスーツって言うんだよ。」
…なんだ。ボルジャ〜ノンじゃないのか‥と、思わず呟いていました。どうやら、真面目な番組のようでちょっとがっかり(おい)。
とりあえずは、『∀ガンダム』について。また〜りした会話が続きました。印象に残った質問は…。
司会の田辺さん;「夜の戦闘シーンにびっくりしたのですが。」
富野さん;えっ!?そう?ええっ?今までもあったでしょう。あーでも。あーそうかー。あなたがそう思っていたなら僕が悪いというか。えっ?そうかな。だって宇宙は夜だし。えっ?
めずらしく(いつも?)混乱している富野さん。「当事者は良く憶えていないんだよね。」とその後さらりと言ってました。個人的には、ニューヤークでの戦闘シーンはどうしたの!と思ってしまった私でした。どうやら司会者の方は『サーチライトを照らしながらのMS同士の戦いは見た記憶が無い』ということを言いたかった模様。…さすが、天才的な富野さん。会話が成立しないのは、いつものこと、と妙に納得して観覧をしていました。
虫プロに入社するきっかけや、虫プロ時代の話。その時に、自分が作った作品は『僕が悪いところが出ている』と言ってかなり緊張していた富野さん。そんなに緊張している姿も初めてみましたが、一体作ったどの作品が『成功作』なのか個人的には聞いてみたいところです。
さて。やはり今、ガンダムファンと言えば『Zガンダム』ファンが多いのは周知の事実です。∀ガンダムの話の流れで、Zガンダムについても話題に取り上げられました。ロザミィを撃ち殺すカミーユのシーンとカミーユのシロッコへの特攻シーン〜大きな☆がついたり消えたり〜のシーンと二つの映像が流れ、早速Zガンダムの話になりました。
司会者の言っていた事は忘れましたが、富野さんがしきりに『Zガンダムは悪い作品です。Zを見て、ガンダムを評価しないでください。そしてZガンダムを見てガンダムファンにならないでください』と連呼していたのを憶えています。Zファンの方が多いと思われる観覧者はあっけに取られている方が多かったような気がしますが、『Zガンダム』という作品ついては始めから富野さんはこう言ってます。…しかし、このコメントの部分は放送されるのかなあ…?ちなみに、私はその時また言ってるよ〜とえいどさんと笑っていました(このシーンはえいどさんが詳細なネタバレをする予定です)
他のアニメ作品はほとんど見ていないとか、エヴァンゲリオンは、コメントを求められて映画2本見たけどコメント出せなかった(エヴァや最近結婚した庵野監督嫌らしいからなあ…)とかモネの絵を青森まで見に行った等ほのぼのした話が続きました。司会者の手作りのショートケーキが出て来た時は、子供そのものの様子でした。
天才って性格が著しく片寄るって話を思い出して見てしまいました…。「簡潔に物が言えるようになりたい…。哲学とかうんぬん〜。」とか「皆さんのおかげです」と観覧者に手を合わせて頭を下げたりする場面も多かったです。…学生時代、虫プロの入社試験からのその話し方はもうそのままなのでは?とかオーバーアクションは変わらないなあ…と思いながら富野由悠季さんは相変わらずだなあ〜とニヤついていたのは私です。ええ、富野毒におかされまくっていますとも(爆)
富野さんが珍しく真面目に発言していたのは、CGなどの最新の技術のアニメにおける使い方について。「子供が新しく知ったその技術を使って遊んでいるようなアニメが多い。その技術で何を表現したいのか伝わってこない。安易に使い過ぎる」とのこと。これは私も感じていた事なので、うなずいていました。ただ単に私がオールドタイプなのかもしれませんが、最近のアニメは技術に頼りすぎている感じはします。
あと「子供相手だからって子供を馬鹿にした内容の番組は作らないようにした」とのこと。個人的には拍手して賛成です。…しかし、そんなアニメばっかり観ていると、私みたいな立派なヲタクになるのでは?(爆)子供の将来がちょっと心配です。
富野由悠季さんへの個人的な質問コーナーもあり面白かったです。個人的には時折富野さんと目があったりして妙に緊張していたのを憶えています。フリーの質問コーナーもあって手をあげれば答えてもらう事もできるコーナーでした。観覧者希望を出す時に出した質問と同じ『ガンダム等製作されたアニメについて製作された同人誌についてどう思いますか?』…って質問をしたかったのですがやめました。だってやぶへびですから(苦笑)
収録が2時間以上かかったのですが、あの番組は番組45分。どのようにカットしてNHKらしい番組になるのか楽しみです♪
PS 次回アニメ作品を作るとしたら、富野由悠季さん的には、ロボットとキャラクター達、とロボットはとりあえずおまけにするつもりだそうです。『ブレンパワード』みたいになるのでしょうか…?尚、ガンダム新作はまだ依頼されていないらしいです。
番組を見て…。3/3追記
新聞の番組欄の説明で引いてしまって見なかった方も多かったようですが、私はしっかり見ました。いや〜無難にまとまっていてよかったのではないでしょうか?えいどさんを代表する三十代以上の方々には聞き飽きた内容だったかもしれませんが、個人的には楽しめました(笑)…私の場合、『ガンダムファン』ではなく『富野喜幸ファン』でまだ三十代でないので、楽しめたのかもしれません。
多くの方の富野由悠季氏のTRレポートを拝読しましたが、このレポートのトップにリンクさせていただいたお二方のサイトのレポートが一番面白くて分かりやすく書かれていると思います。是非、読んで見てくださいませ。
「だからZガンダムは失敗作ったら失敗作なのよ〜!」(文:えいど)
てか、もう入江が書いてるし、放送も一週間も前に終わってるんで今更なんだけど、収録観覧レポートです。
他の方のレポートを御覧いただけるとわかりますが、収録時間150分(番組45分)。製作スタッフに切るとこ無いと言わせた(らしい)ほどの超濃厚トークでした(既出ネタは多いけど、生トークはやっぱ場の空気がダイレクトに伝わってくる分インパクトありありでした)。
番組は通常、司会とゲストのやりとりで進むのですが、この回はもうゲストが一人でしゃべるわしゃべるわ…。オンエアでもかなりひとり舞台でしたが、実は司会の二人がしゃべってる部分はほとんどノーカットではないかと思えた程。収録はこんな生易しいもんじゃなかったです。その収録ではオンエア同様、Zガンダムの映像を観たあとのトークが最もヒートアップ。Zファンを中心に放送ではカットだろうなどとも言われてたものの、番組を面白くするには絶対切れない部分、どう編集されるか楽しみでしたが、案の定、ほとんど使用された感じでした。
で、カットされてたらその辺を重点的にピックアップして書く予定でしたが。これはもう書くまでもないのでこぼれ話しなど思い出せるだけ思い出してみるとしましょう。当日は集合時間の19:00ギリギリに到着。先客は60名程度。女性の希望者を優先的に招待した事は想像に難くないが、それでも2/3は男性。しかしターンA上映館の客層程「臭い」顔ぶれではなかったのはさすがテレビ屋の嗅覚といったところでしょうか?。
カントク登場シーン。TVではギガゴゴ、ガッシャーンと効果音がかぶせてあるので失笑程度で済みますが、のっけからの物凄いツカミ、しかも真剣この上ない表情で一通り場内を観察(っつーか威圧)、日頃からこのオッサンは何か違うと分かっているギャラリーはなんか変なクスリでもやってんじゃねーかと言わんばかりに引きまくり。至近距離で見たからマジでこわかったよ〜。
で、一つフォロー。TVでカントクがずっと上目づかいだったのが各所で突っ込まれてますが、別にイっちゃってるからじゃなくて、後方の客席が上の方にあったからです。単にそれだけ。
Zガンダムの話、途中から涙目になってたりTVでも結構カントクのテンションが伝わって来ますが、いやもうそれは17年間の怨念をここぞとばかりに吐き出しまくってました。鬼気迫るトークが途切れると同時に一旦水入り。個人的にはここで拍手なんだけど、場内が完全に静まり返り、圧倒的多数だろうZファンのため息が聞こえてくる。
個人的に上の部分ともうひとつ切って欲しくなかったけどカットされてたのは、ジャンルの細分化とか専門化についてどう?との質問に思いっきり反発するあたり。これは個人的にも同感。
細分化ってのは文字どおり先細りでして、後にどうにも広がりがないんですよ。質問コーナー。最初に「皆様からの質問にお答えします。『face to face』のコーナーです」とかなんとかゲストに言わせるのが定番なんですが、オッサンこれを嫌がる嫌がる。で、結局ディレクターらしき人物が無理矢理言わせるものの、放送ではあっさりカット。
同じく観覧した月森嬢曰く、あれは番組を企画したスタッフが個人的に言わせてやりたかっただけなのでは、と。で、もう、あらゆる質問がそうではないかと。特にエヴァンゲリオンについてなんて唯一赤で指示が出てたくらい、よっぽど言わせたかったと見えて、そういえばなんか納得。
で、高千穂遥先生が日記で番組の感想を述べてらっしゃいますが、それは反則。ムチャ言っちゃ行けませんてば。
…と、以上です。期待してた人もいないと思いますが、ここまで引っ張っちゃってすみませんです。最後に、感想としては、収録も大変面白かったですが、観覧者ウォッチの方が何倍も面白かったです。なお、本レポートは各方面に配慮して出力30%でお届けしましたので、本音トークが聞きたい人は酒の席ででもとっ捕まえて聞き出してくださいませ。
後日談:お土産セットに入ってた『TR』ロゴ入りタオルマフラー、さり気なくスタジアムで振り回したりと結構重宝してます。
『TR』富野由悠季出演回収録観覧レポート おわり