ネットで"shortwave"の音楽♪
音楽を聴く手段はCD,レコードだけではなく,インターネットからMP3などの音楽ファイルでということも,ごくアタリマエになってきました。私もネットで検索をかけて,このページのネタを探すこともあります。
問題は,検索の際のキーワードです。
「音楽」(music)+「ラジオ」(radio)というキーワードでは,まだ曖昧すぎます。この組み合わせだと,例えばラジオの音楽番組や,曲の"radio edit"の表示までかかってしまいます。A^^;
すると「音楽」+「短波」("shortwave", "short wave" or "short-wave")などの組み合わせが探しやすかったりします。
さらに,"YouTube"などに音源がアップされていれば猛烈にベンリです。
かかってくるものの傾向としては,予想どおりテクノ系が多いのですが,意外とパンク系にもあったりします。(ネット上にアップされている音楽の傾向かもしれませんが....。)
さすがに,ネット上に音楽ファイルが出ているものは,無名どころが多いです。しかし,この種のモノに限って言えば,案外センスよく仕上がっているものが多
いです。そもそも,音楽にラジオの音,コンセプトを仕込む音楽家は,それだけ耳が開けているとも言えるのかもしれません。
注.リンク先は各記事の執筆時点のものです。その後のリンク切れにつきましてはご容赦ください。
音源に「ラヂヲ」
ラジオを音源にした音楽は,ネット上でもいろいろあるものです。
Rick Reed
アメリカ・テキサス州オースチンをベースに,80年代からアンダーグラウンドの音楽活動をしているRick Reed(1957年生)は,短波ラジオを使った音楽作りで,"shortwave sculptor"(短波の彫刻家)とも評されることもあるようです。
使用機器には,短波ラジオのほか,ヴィンテージシンセや低周波発振機など,いにしえのアナログの機材を好んでいるようです。
上記"Frequency Curtain"ほか,様々な人との共演もあり,中にはAMM(別項参照)の元メンバーKeith Roweの名前も挙がっています。
芸風は,長くたなびく音がベースの,いわゆる「ドローン系」です。
全般にいかにも短波のノイズっぽかったりする音がしていますが,個々の音は緻密に加工されていて,ホントに短波のノイズかは判然としない音でもあります。
それでも,"Hidden Voices"(約40分の長い作品ですが)には,短波の音らしい箇所も聞こえます。
はっきりとわかるのは,8分目から9分目くらいにかけて,いかにもラジオっぽい変調のかかった音声(SSBの受信音か?)が聞こえるところがあります。
冒頭「カリカリ....」という音が「キーン」という高い持続音とともに聞こえますが,ラジオのノイズかどうかは,ちょっと判然としません。また,ところどころで,短波で聞こえる信号音をサンプリングしているような音もしています。
いずれにしても,短波のノイズを聞き慣れている人には,なじみやすい音ではあります(^^;)。
<参考リンク>
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Mark Rushton "How Many Years Now" (MP3, 5'07")
http://www.markrushton.com/
"Eton Grundig shortwave"から,説教の声をサンプリングしたとあります。5分間,その音を流しながら,背景に軽くエレクトロニカ風のビートを入れています。
サイトからダウンロードできる他のMP3を聞く限り,基本的にはエレクトロニカ,アンビエントを芸風にしているようです。
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Puchi "Short Wave" (MP3/Realaudio, 6'27")
http://www.ambientmusic.co.uk/puchi.html
Niroshini ThambarとNik Paget-Tomlinsonの二人のユニット。"Short
Wave"は,軽いエレクトロニカ風ビートの上に,憂いをもった単音のシンセのメロディーが流れていきます。サンプリングされたラジオの音は,ちょっとし
た味付けです。
演奏,曲構成ともしっかりしています。Niroshini Thambarという人は,セッションバイオリニストの仕事もある人のようで,そのプレイが聞ける曲もあります。(いくつかの曲で聞こえる,うねる扇情的な^^;女性の声は,この人でしょうか?)
収録アルバムは,"Soundtrack"という名のとおり,様々なフィルムやイベントに提供した曲を集めた中の一曲のようです。
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Sonic Union "Shortwave" (MP3, 5'55")
http://www.iuma.com/IUMA/Bands/Sonic_Union/
リズムもメロディーもなく,ストレートに50年代,60年代の「電子音楽」風です(^^;)。ラジオのノイズや音声をサンプリングしているようで,ところどころにそれとわかるところがあります。
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The Brian Jonestown Massacre
http://www.brianjonestownmassacre.com/
"Shortwave" (ogg vorbis, 3'22")
"Radio Schizophrenio" (ogg vorbis, 1'45")
from an album "The Diane Perry Tape"
なんとまー,すごいナマエのバンドです(^^;)。1990年結成で,リリースされているCDもあるようです。
ナマエだけでなく,ナカミもギター,ドラム,オルガン,ベース,オルガンの編成の60年代サイケデリック風。イマドキのロックのシャープさもあって,ホンモノの60年代サイケを聞き飽きた頃に聞くと,猛烈にかっこいいです。
ラヂヲ絡みの曲,"Shortwave"はごく普通(?)のサイケ。それにしても,"Radio
Schizophrenio"は,なんと韓国のラジオが音源で,曲名不明のトロット(演歌),韓国語のアナウンスが,"ひゅるるる〜"というノイズととも
にそのまま入ってます。(なんでこんなものが?^^;)
ちなみに,"We Are The Radio"てなEPも出しているようです。
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Alexei Borisov/Franz Pomassl/Andrey Kiritchenko/Kotra "Live in Jaroslavl" (MP3, 10'56")
http://www.nexsound.org/ns29.html
「テクノ」,「音響系」,なおかつ「ウクライナ」発のネタです。
ロシア・東欧はなかなかのテクノ天国でありますが,このページのネタとしてはちょっと意外なところという感じがします。
冒頭,動物の泣き声のような電子音で始まり,1分目あたりから「キーン」というラジオっぽいノイズ(いわゆるビート音)が聞こえはじめます。その後,ところどころ人の声も入ってますが,ラジオの無信号状態のノイズみたいな音ばっかです。そうした音全てがラジオという確証はありませんが,とてもラジオっぽいムードがあります。
ラジオの音を使った事例で,放送や通信の音よりノイズがメインなのは,案外珍しいかもしれません(^^;)。
しかし,4人よってたかってこの音,しかもライブかよ^^;とか思ったりもしますが,ラジオのノイズってこんなに味のある音だったかと,あらためて思います。
ふとつけたラジオの無信号の雑音に,豊潤ささえ感じられるようになったりして(耳おかしくなってないか<自分^^;)。
(thanks Mr. Largo Pantano; 2005/09/15記) トップに戻る
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All India Radio "The Inevitable"
インディーズ系CDをオンライン販売しているサイト"CD Baby" http://cdbaby.com/で発見しました。
それにしても,かのインドの放送局そのまんまの名前です。(^^;)
バンド紹介の記事によると,2000年にこのアルバムでデビュー,かのDJ,John Peelにも紹介されそこそこ売れたようです。すでに数枚のアルバムをリリースしているようです。
芸風はいわゆる「アンビエント」で,たなびくシンセ,短いフレーズを繰り返すギター,リズムマシンの音に交え,バンド名のとおりインドのラジオの音,民族音楽,サウンドスケープなどがゆったりとした流れでコラージュされています。
"All India Radio","Radio Silence"という曲名が示唆するとおり,随所で聞こえるラジオの音が特徴的です。
6曲目"Wake In Waco"では,ラジオのノイズのほか,標準電波らしきタイムシグナル,海外向け放送の放送開始前に流れる音楽(IS)も,曲本体に取り込まれています。
バンド名のごとくラジオの音がガンガン鳴っているわけではないのですが,この終始緩やかな音の流れに,ラジオが傍らにあるインドの風景が思い起こされます。「アンビエント」の分野のものとしては,傑作だと思います。
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Автограф (Avtograf / Autograph)
"Akvarium"に続くロシアネタです。(^^;)
Avtografは,1972年結成の"Bisokosnoe Leto"(Leap Year Summer)での活動を経て,1979年に結成されたロシアロックの古参バンドの一つ。
メンバーがモスクワ音楽院などの出身でバカテクを誇り,1985年にはかの"Live Aid"にモスクワのスタジオから参加して西側でも名を知られました。
"Электронные часы" (Elektronnie Chasi / Electronic Clock)
このバンドのラジオネタは,「電子時計」と題された80年代の1曲。
下記MP3では最後の方で,激しいプレイが繰り広げられる中,そのテンポに逆らうように,キーボードが「モスクワ郊外の夕べ」のメロディーの冒頭の一節を繰り返し,時報の音を模した音が入ります。
そうです,日本でも中波(AM)で聞こえる国内向け放送"Radiostantsiya Mayak"の毎正時直前の音を真似ているのでした。
http://www.avtograf.com.ru/discograf/autograph2/autograph1984.htm (ロシア語)
* MP3:↑ここから"08.Электронные часы"のところをクリック
"Реквием памяти Джона Леннона"
(Rekviem pamyati Dzhona Lennona / Requiem in memory of John Lennon)
「レクイエム―ジョン・レノンの思い出に」と題されたこの曲の冒頭では,短波ラジオのチューニング音が流れ,ロシア語でレノン暗殺を伝えるニュースが入ります。そのチューニング音のところで,一瞬"ラジオ・プラハ"のアナウンスが聞こえたりもします。
http://www.avtograf.com.ru/discograf/autograph/autograph86.htm (ロシア語)
* MP3:↑ここから"02.Реквием"のところをクリック
余談ですが,その昔"モスクワ放送"の開始時に流れていた「祖国の歌」のチャイムのメロディーは,1962年のマルレン・フツィーエフ監督の映画「私は20歳」の冒頭とラストの夜明けのモスクワの街を映すシーンで効果的に流れていたりもします。
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直江実樹(naoe-miki)
なんと実在します,「短波ラジオの演奏家」です。(^^;)
音楽の世界で,短波ラジオをインストゥルメントにしている人はかなりいますが,専門の"演奏家"はおそらくこの人だけでしょう。
音は,短波のノイズが延々流れる,そのスジで言うところの「ノイズ・ドローン系」という感じです。 ノイズはさらに加工されたりもしますが,短波のノイズとわかるくらいの原型(?)はとどめています。
メインの"楽器"はソニー CF-5950らしく,そのCF-5950のガタイといい,メカメカした操作ツマミといい,なかなかステージ映えしています。
ネットの検索で活動を調べると,ラジオ単体での演奏のほか,他のアコースティックも含めたバンドなどとの共演も多そうです。ドレミファの楽器と張り合うテンションも,なかなかステキです。
ステージでCF-5950を抱えて背中を丸め一心不乱に操作する姿は,なかなか鬼気迫るものがあります。
(直江氏が"BCL"なのかは定かではありませんが)"BCL少年"そのまんまという感じの風貌といい,"BCL大国"日本が誇る文化と言うべきかと。(^^;)
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ナマエに「短波」
バンド名,曲名に「短波」とあるだけで,音はそれほどラヂヲっぽくないものも,結構存在します。曲のタイトルそのものに「短波」が入ってくると,さすがにそれらしい音に行き当たることも多くなってきます。(^^;)
ラヂヲ的には「大当たり」ではありませんが^^;,掘り出し物もあるのでご紹介しておきます。
The Shortwave Mystery "Signals From Afar"
"The Shortwave Mystery"という,これまたなんともラジオマニアには魅惑のバンド名です。(^^;)
1983年(もしくは1984年),バンドの中心メンバー,Gregory Windrum Scogginがアメリカのセントラル・カリフォルニアで結成,1987年頃まで活動したバンドです。
現存のバンドではないため,ネット上の情報も少ないのですが,活動中はEP1枚,近年に未発表曲を含めたミニLPとCDが出されています。
音楽的には,まさに1980年代的な,シンセの音がピコピコはねるエレポップです。
バンド名どおりのラジオ絡みの曲は,表題曲1曲のみですが,アップテンポのエレポップに,ラジオの音が軽くまぶされています。
この曲はインストで,2バージョンあるようです。
オリジナルバージョンと思われる"Signals (From Afar)"(YouTube)では,曲中モールス信号と各種の信号音が随所に入っています。後半,暗号放送らしい音が入っていて,ロシア語の数字の読み上げなどが聞こえています。
"Signals From Afar (vocalize)"という,男声スキャットの入ったバージョンでは,冒頭ラジオの音(英語で男性の声)に変調のかかった音が聞こえ,曲中随所にモールス信号が聞こえ,アウトロで変調のかかった英語の男性の声と,その背後で弱くモールス信号が余韻を残しています。
現在出ているCD"Signals From Afar"は,ジャケもバンド名を意識したレトロな絵柄で,モールス信号を打つキー(パドルキーっぽい)を操作する,軍服をまといヘッドホンを着けたお姉さんをあしらっています。
バンド名の由来は,1966年に出版された,アマチュア無線が絡むストーリーの同名の少年向けミステリー小説らしく,ラジオにレトロなイメージを重ねているようです。(この小説のシリーズは,Wikipediaに項目があるあたり,当地では有名そうです。)
Shortwave
♪"Wait" (Realmedia video)
http://www.shortwave.net/
こちらの"Shortwave"さんは,テクノ風味のポップスといったところで,名前から想像するようなノイズばりばりではなかったりします。もちろん,ナカミは私たちが考える「短波」とはさっぱり関係ないのですが,案外キモチ良く聴ける音だったりします。
(2003/02/23 改訂 2006/01/30) トップに戻る
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Shortwave-Channel
♪"The_Hand_Written_Rule" (MP3,WMA)
http://www.epitonic.com/artists/theshortwavechannel.html
こちらはサンディエゴのバンドで,ドラム,ベース,オルガンの編成。これもラジオの音とは,さほど関係がありません。
いいかげん遅れてやって来たパンク・ニューウェーブという感じではあります。でも,ペラペラした音に捨てがたい風味。
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The Playmates "Short Wave"
(1995, K.O.G.A. Records K.O.G.A.-011)
"The Playmates"は日本のガレージ系バンドで,ギター,ドラム,ベースの3人で英語で歌う,ちょっととんがった60年代風ビートバンドです。そのデビューアルバムのタイトルが,まさに"Short Wave"でした。
タイトル曲は1分20秒のインストで,ラジオの音がしているわけではありません。が,リーダーの山本聖氏,デビュー作にこんなタイトルをつけるくらいで、ホントに短波ラジオが好きなようです。
実際,インタビューで音楽以外の趣味として「プロ野球観戦、ウサギやハムスターの飼育,短波ラジオで海外の番組を聴いたりすること」と答えていま
す。(「かなり暗いですね(笑)」と自らツッコんでいますが。^^;)そして,この"Short Wave"をお気に入りの1曲として挙げています。
(2004/01/02記 改訂 2005/12/27, 2006/02/18)
SERGERAM
"THE PLAYMATES"は「2005年3月20日のライブをもってしばらく活動を休止」とのアナウンスを出していました。
が,ところがどっこい,山本氏は新バンド,その名もなんと"SERGERAM"(サージラム)を立ち上げています。
音は"The Playmates"とうって変わって,キーボード,アコギターの音も心地良い,優しい日本語のロックをやっています。
バンド名は「BCL」の方ならおわかりと思いますが,1970年代に日立から発売されていた「BCLラジオ」に由来したものと,バンドのブログでも説明されています。「KH-2100」は,小学生の頃から現在まで(!)山本氏の愛機なのだそうです。
ちなみに,2005年9月リリースのデモCD"SERGERAM"のジャケットも,同機のダイヤルをイメージしたような同心円のストライプがデザインされています。(^^)
(2006/02/15記 改訂 2006/02/18)
[追記]
そのSERGERAMですが,ブログの2006年7月18日付告知によると,山本氏の転居のため7月16日神戸でのライブを最後に解散しています(T_T)。もっとも,山本氏は転居先の東京での活動を継続するとしています。私(ごた)も東京にいますので,山本氏を見る機会ができるかもしれません。
せっかくなので,またラヂヲ的にイカした名前のバンド,組んでくれないですかねぇ。(^^;)
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40 Watt Domain (MP3)
http://www.gakirecords.com/
こちらも2004年発表のデビューアルバムに"Short Wave"とつけたバンド。レーベル名だけでも,日本人的にいやな予感がします(^^;)。
"BAND PHOTOS"を見ると,見かけはジャストアタマ悪そうなパンクです。^^;"BUY"のところでMP3がダウンロードできますが,やっぱりパンクでした。^^;;
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David Sweet "Short Wave" (MP3, 3'38")
http://www.iuma.com/IUMA/Bands/David_Sweet/
見た目がヒップホップ^^;なんですが,意外にもシンセのプログレ風インストです。イントロにシンセで作ったと思われるチューニング音ぽい音が入っています。
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Nancy "Short Wave Radio (aka Communist)" (MP3, 3'13")
http://www.wheatdesign.com/nancy/
"Who's your boyfriend now?"というアルバム中の一曲。音はミッドテンポのごく普通のロック。案外メロディーが良かったりします。
歌詞にラジオが唄いこまれているようで,この曲のほか,"Long Distance Dedication"("DX"のことでしょうか?^^;)という曲の歌詞にも,"radio"が頻繁に出てきます。
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Theatre of the Mind "Short Wave" (MP3, 2'14")
http://www.iuma.com/IUMA/Bands/Theatre_of_the_Mind/
基本的にテクノ,エレクトロニカの音です。1990年頃から米東海岸を中心に活動しているようです。
"Short Wave"は,ラジオっぽい音はなく,オリエンタルな音階をもったシンセのリフを中心に組み立てられた曲です。
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Minoy "Shortwave Samba" (MP3, 2'14")
http://www.ubu.com/sound/pw/phono_03.html
"PhonoStatic"という雑誌の絡みで1985年に出されたカセットに収録されたものらしいということ以外,ほとんど情報のないナゾの1曲。
テープの回転を狂わせたように歪んだ音の断片が繰り返される電子音楽風ですが,音源がラジオの音なのかは判別がつきにくいです。ただ,ふにゃ〜とした音に,なんか妙にほんわかした味わいも。(^^;)
(2006/07/08 改訂 07/10)
Minoy "Passage Of The Migratory Bird" (1987)
同じくMinoyの1987年作品のCDRのレビュー記事。作品のダウンロードもできます。
記事によると,Minoyはカリフォルニアを基盤に,1980年代から1990年代初めにかけて活動していたようです。
Part1,Part2それぞれ30分に分かれた大作。
こちらの作品は,音源が短波のノイズや信号音とわかるものです。音はループにされ,過剰なエコーをかけられています。
Part1は,最初はノイズと信号音らしきもののみですが,10分目あたりから叫び声のような人の声が入ってきます。その声は,意味のない滅裂なもので,ラジオの音声ではなさそうです。激しい動きを感じる音です。
Part2は,金属的な中低音が静かにうねる中,様々な音色の持続音が出たり入ったりしています。20分目には,ラジオの音声らしい声も聞こえます。Part1とは対照的に,静謐な印象のトラックです。
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The Shortwave Set
http://www.theshortwaveset.com/
サウスロンドン出身の男女3人組。2005年にデビューアルバム"The Debt
Collection"を出しています。音はごくポップで,リズムトラックに60年代っぽい音のサンプリングを多用しています。ネット上のレビューを見る
限り,なかなか好評を得ているようです。
そう言えば,80年代に"Monochrome Set"てなバンドもありましたねぇ。
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Cagnet "Short Wave Radio"
「ロング・バケーション オリジナル・サウンドトラック」(東芝EMI TOCT-9454, 1996)収録
意外なところの「短波」ネタということで。 ネット上にフルで聴けるリソースはないのですが,"試聴"はここなどでできます。
言わずと知れた1996年放映の"トレンディドラマ"「ロンバケ」のサントラです。(作者ごたさん的には,さっぱり縁のない世界のものですが。^^;)
この"Short Wave Radio"は,ややアップテンポのファンキーな4分半ほどの曲。聞いた印象は,シンセやシンセベースのの音色・フレーズと言い,ほとんど「ビバリーヒルズ・コップ」です。(つーか,わざとやってますわな^^;)
どこがラジオなのかというと,ボーカルがラジオ風に歪んだ音で聞こえるという程度で,"ラジオ度"はあまりないです。
この「ロンバケ」のサントラは,演奏のCagnetを率いる日向大介氏の出世作ですが,このサントラ発表後,Cagnetは1stアルバム"Groove Radio"(1997)を発表しています。ちょこっとラジオつながりがあるところが,気になったりはします。
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