[私家版 エレメンタル・アデプト簡易運用ルール]

 こちらでは英語サプリメント『GRIMOIRE(2nd)』のエレメンタル・アデプト(Elemental Adept)のルールを、日本語版で用いる際の簡易運用ルール案を掲載・説明致します。

 この項のルールは『GRIMOIRE(2nd)』に掲載されている厳密なルールとは明らかに異なっております
 日本語版ルールブックに掲載されている呪文のみを使用する事を前程に、"Elemental Efect"等の本来重要な――そして人によっては見解が分かれる不明瞭な部分の――説明を端折っております。
 当項のルールを導入される場合は、その点に留意しておいて下さい。
(もしGMの方(或いはプレイヤーの方々)が導入に納得・同意されない場合は、使用を差し控えて下さい。)

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 ■エレメンタル・アデプト

 その名の通り、元素精霊を扱うアデプト――シャーマニック・アデプトの錬金術師版です。

 エレメンタル・アデプトは一種類の元素精霊(火・水・土・空気)とだけ提携し、その種類の元素精霊をメイジと同様の手順で召喚する事が出来ます。
 また同時に、その精霊が呪文補助に対応できる分野の呪文のみを習得し、それを行使する事ができます。
(但しこの場合、極端に他の元素精霊の要素に類する効果を持つ呪文は除かれます。)

 各元素精霊に対応する呪文分野は以下の通りです。
  • の精霊のエレメンタル・アデプトは戦闘呪文を、
  • の精霊のエレメンタル・アデプトは幻影呪文を、
  • の精霊のエレメンタル・アデプトは操作呪文(但し物理呪文に限る)を、
  • 空気の精霊のエレメンタル・アデプトは探知呪文を、
    それぞれ習得する事が可能です。
     なお、“身体呪文”を補佐する元素精霊はいませんので、身体呪文分野を扱えるエレメンタル・アデプトは存在しない、という事になります。

     「土」の“操作呪文”については、他のエレメンタル・アデプトとは異なり、習得可能な呪文は“物理呪文”に限られ、かつ「火」の要素が強い《火炎爆破》《火炎噴射》及び《発火》も習得する事が出来ません。
    (《氷膜》《電撃》については、セーフ……のようです。少なくとも、私(大森)はそう判断しています。)

     またエレメンタル・アデプトはシャーマニック・アデプト同様、“アストラル知覚”並びに“アストラル投射”を何の問題もなく行う事ができます。
    (少なくとも、日本語版(二版)で導入する限りにおいては、です。)

     また当然の事ながら(シャーマニック・アデプトとシャーマンの関係のように)メイジや錬金術師系タリスモンガーに師事を乞う事で、自分が習得可能な範囲で呪文を増やす(習い憶える)事が出来ます。
     なお通常のメイジ同様、呪文の習得や召喚にも“錬金術書”や“魔方陣”は必要となります。
    (勿論、これらの錬金術書はメイジが扱う物と同じであり、他のメイジと共有する事も可能です。)



     前文に明記してある通り、この“簡易運用ルール”は厳密に『GRIMOIRE(2nd)』を適用する場合のルールとは異なっており、日本語版ルール環境下での使用を前程に、筆者自身が独自の観点で(翻訳によって英語版オリジナルの価値が損なわれないように)一部内容を故意に改訂して書かれております。

     正式に『GRIMOIRE』のルールを(部分的であれ)採用する場合――特に、呪文を追加する場合や呪文を自作する場合――には、関連ルールを読み直して独自の認識・見解を確立し、ご自身の責任で運用するようにして下さい。

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    文:大森篤志 画:鶉衣 (Data and documents written by "0mori", all illustrated by "uzura-goromo".)
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