中国地方トラブルトラベルツアー日記

12月3日(金)晴れ 鳥取市《アフターアワーズ》
午前中に鳥取について賀露港で竿を出すも釣れるのはぬるっとした名前も知らない魚で
後で米子で聞いたら美味しい魚だった。がこれといった釣果は無し。
こんな事ははじめてだった。
5時頃にアフターアワーズに入る。パンチョさんは大病をしてからか痩せていた。
今日はパーティの延長でお客は多かった。
いつも来てくれるおぐらさんから春木峠という所の歌を作りたいということで作曲を依頼される。
来年その歌をきっかけに春木峠でイベントをやりたいとのこと。
ライブはパーティのお客なので騒がしいかと思ったが以外に聞いてくれた。
打ち上げは例によってカニ。今年はセイコガニであったがやはり日本海のカニはうまい。
いい気分でホテルに帰り着くのであった。
12月4日(土)曇り後雨
この日は休み。去年59cmのセイゴを釣った赤碕に向かう。
ここは道の駅もあり、港は直ぐ。いい環境だ。
ところが午後からすごい雨になり、さすがに納竿せざるを得なくなる。
地元の人に温泉がないか聞くとなかやま温泉が15分くらいの所にあるというので行くことにする。
なかやま温泉は温泉旅館が並ぶようなところではなく一軒だけの温泉施設であった。
先月まで東北の温泉に浸かってきただけにこちらの温泉はさらっとしすぎていてもの足らない感じがした。
道の駅赤碕泊。
12月5日(日)曇り後雨 米子市《Jazz in いまず屋》
昨日の赤碕では思った釣果もなく、それならと皆生港に向かう。
風の強い日で午後からは猛烈な雨になってやむなく納竿。
冷え切った体を温めようと車に戻りエンジンをかけて走り出したらボンネットから白い煙。
慌てて水温計を見ると振り切っていた。やばい!オーバーヒートだ。
ジャフに電話して来てもらったが水を入れるとなんとか走りそうだった。
大したこと無ければいいがと祈るような気持ちで米子の三菱まで案内してもらう。
ところが点検の結果、ラジエターから水が噴き出すことが判明。
交換しなければ走れない。新品に交換すると7万以上かかる。
なんとか中古を探してもらうことにした。
今の三菱はディーラーもサービスがいい。三菱の方にいまず屋まで機材を乗せて送ってもらう。
いまず屋でマチケンさんがいろいろと修理関係の友達に聞いてもらったが
中古を見つけるならやっぱりネットで見つけることでそれなら三菱も同じだろうという事だった。
しかしこの車はほんまに故障が多い。10月にパワーウインドが上がらなくなり直したばったりだ。
ともかく結果を待つしかない。でも次のライブが3日後で良かった。
ライブはいい感じで出来た。アンコールの後、
打ち上げの席でケンちゃんリクエストの「唄で綴る近代日本史」をやることに・・・。
若者は歴史を知らない。特に現代史は知らない。そういうことで以前に打ち上げでやったらえらい受けて
それならとやってみようとぶっつけでやってみた。
「そもそも近代のニッポンの幕開けは、浦賀沖に現れたたった四盃の蒸気船」なんて歌い出しで始まる。
でもこの唄は一曲に30分以上もかかるのでやはり打ち上げ向きだな。
なんせ終戦まで続くんだから。
そんなこんなでマチケンさんと優子さんとで話がはずみ気が付けば4時になっていた。
でもホテルが目の前というのはいいねえ。
12月6日(月)晴れ
10時頃に亀尾さんがホテルに迎えに来てくれて、また三菱に行って今度は釣り道具を積み替える。
車は動くことが出来ないしなんか居直った気分だ。
それならと亀尾さんと美保が関方面に釣りに行くことに。天気もいいししばし忘れよう。
こちらは夢よもう一度とスズキ狙い。ところが例年ならアジぐらいは釣れるはずがまったくアタリ無し。
まわりの釣り人達も同じで山陰でこんな日は初めてだった。
亀尾さんの奥さんのノブちゃんも晩ご飯のおかずを期待してくれていたのに・・・。
残念会になってしまった。やけ温泉とばかりにうなばら荘という施設の温泉に亀尾さんと行く。亀尾家泊。
12月7日(火)晴れ後雨
この日は美保が関まで行ってみようということで初めて水道大橋を渡る。
車の方は三菱からの連絡で明日の11時には直ると言うことでまずは一安心だ。
美保が関の港で竿を出す。いきなりアジに小鯛が釣れてさい先良いと思ったらまた強風に雨。
たまらず車に避難。しかし止みそうにもなく納竿。ああなんてこったい。
こんな山陰ははじめてだ。晩のおかずに一人一匹ずつのアジとは・・・。
12月8日(水)晴れ 広島市《楽座》NEW
10時半に車は無事修理が終わり、二日もお世話になった亀尾家を後にする。
9号線で宍道湖のそばを通り、54号線で広島へ。
楽座は広島の繁華街立町にある。マスターの石澤さんが途中まで迎えに来てくれて案内してもらう。
楽座は今年3月に出来たばかりだそうで綺麗な店であった。
店内は白壁のいい雰囲気で30人はゆったり入れそうだ。
マスターの石澤さんは広島では有名な洒洛というバンドのリーダーをしている。
今日一緒にやってくれるのは春秋楽団の片割れ藤本さんとその仲間達。
春秋楽団の佐藤さんとは以前に正直村で会ったことがある。
その縁で今回楽座をセッティングしてもらったのだ。
藤本さん達はラグタイム&ブルースといったかんじでこちらがライクーダー的というので
彼らも作戦を練っているようだった。リハの後みんなと直ぐ側の食堂へ。ここで食べたラーメンはいい味だった。
本番は正直村の村長&明子さんやこうせいさんも来てくれて
和やかな中に初めてやる店というので緊張感もあった。
本番。藤本さん達はなんとライクーダーのジャズのオープニングの曲まで飛び出した。
テクニックもあり、楽しいライブであった。
こちらもそれならとダークエンドオブザストリートから荒野までやってしまう。
藤本さん達が呼んでくれたお客さんも喜んでくれたみたいだ。
泊まりは正直村の明子さん宅。
12月9日(木)晴れ 福山市《ハイダウェイ》
泊まったところが呉の近くと言うことなので港まで村長さんに案内してもらう。
村長さんとは港でまたの再会を約して別れた。
少しだけ竿を出してみたがここのサヨリは手強く、いっこうにかかってくれない。
仕方なしに納竿。福山に向かう。
馴染みのハイダウェイ。ダンさんやらいつものお客が来てくれたのだが
みんな店に入るなり、今日の魚はと聞いてくる。
いつもならいっぱいの魚を打ち上げに出すのだがこの日は坊主。
なにやら魚目当てに来てくれてるような気がする。
12月10日(金)晴れ
早めに徳さん所を後にして鞆の浦に向かう。
今日は休みでそれもめちゃくちゃいい天気。狙いはメバル。
沼隈の手前に小さな漁港があり、そこがポイント。
エサ屋で活きエビを久しぶりに仕入れ、さあ、釣り開始。
思った通り型は小さいがメバルが食いついてきた。
夕方までに25匹くらい釣って納竿。
夜釣りを思ったが止めにする。
12月11日(土)晴れ 瀬戸内市《喫茶YOU》NEW
朝少しだけまた竿を出したが昨日より食いが渋く、午前中で納竿。
瀬戸内市に向かう。
今日のライブをセッティングしてくれた
きよっさん&ちー坊と玉島のアルテファットで待ち合わせをして瀬戸内市に向かった。
瀬戸内市はこの平成大合併で出来たばかりの街。
どんなところかと付いていくとのどかな田舎だった。
喫茶YOUはそんな所にあった。
昔ながらの喫茶店だが店内は広い。
奥さんが手作りのパンを焼いていて後で食べたが美味しいパンだった。
今日の主催は原田さんという僕と同い年の人だった。
鞆の浦のメバルをお土産に渡し、セッティングをする。
もちろんきよっさんがPAをやってくれた。
リハ後にボリュームいっぱいの食事を奥さんが出してくれたがライブ前は少ししか食べる事が出来ない。
本当は腹はぺこぺこだったのに。
お客さんがボチボチ入り出す。みんな僕と同年代。原田さんが尽力してくれたのに感謝。
ほぼ満員のお客さん。ツアーの最後、力が入る。よく笑ってくれたし、しっかり聞いてくれたみたいだ。
ライブ後はCDもよく売れて原田さん宅で打ち上げ。
同い年と言うことで少年時代や青春時代の話で盛り上がる。
僕も田舎で育ったせいか、みんな同じような事をしてきてるんだなあとつくづく思った。
のどかな瀬戸内市邑久町の夜にかつての少年達がいた。

YOUでのライブの様子

左から主催してくれた喫茶YOUの奥さん、原田さん僕を挟んできよっさん&ちー坊

あとがき
今回もトラブル続き。ああ、今年は最後までトラブル連続の旅でした。
最後の最後にオーバーヒートなんてほんまに手のかかる車です。でも走る距離が半端じゃないもんなあ。
一年を振り返れば走行距離、28,000km。よく走ったもんだ。
北海道から九州まで地球半周もしたことになります。その間に五十一歳を過ぎ、
とうとう五十二歳になってしまいました。
トラブルはいろいろですがライブの方は確実に五十一ワールドが広がりつつあります。
誰かが五十一菌と言ってましたが少しづつ菌はばらまかれて来ているようです。
すこしづつの積み重ねしかないんですよね。
来年はきっとその菌達が花を咲かせるに違いないと信じて2004年を締めくくりたいと思います。
各地でお世話になった五十一菌保菌者の皆様。お体大切に。良いお年をお迎えください。
そして来年きっと会いましょう。