バーニング整備工場

第10話 SJ30とSJ10の足回り組み込み

SJ30編

ウマをかけたところ今回は十門君のSJ30の足回りをアフターパーツで総入れ替えすることになり、k-don宅ピット?にドック入りした。
写真はバラす前にオーラを注入しているところ(笑)
ウマをフレームリヤ寄りに入れ車輪を外す。ウマの架け場所はキックアップしたところよりややフロント寄り、メンバーのすぐ前あたりとなる。
わからない場合は経験者に必ず見てもらうこと。
リヤのリーフを組み替えている所リヤのリーフを組み替えている所。
幌車ということもありリヤが若干硬そうな印象だったので、4枚組みのうち親バネから数えて3番目の板を1枚抜いてみた。
試走してみて軟らかすぎるようなら戻すか、または4番目だけを抜いてみてもいいかもしれない。
今回リーフはホールショット製の物を選択、あまり深い意味は無いがクロカン向きと歌われているものの中から、ますおの「これいいんじゃない」の一言で決定。
これに前後ともアイブッシュを圧入した。
他にショックはIMPS製のロングストロークタイプを前後に、それにあわせてリーフマウントはk-don手持ちのロングショック対応のものに取り替えた。
また増大したサスストロークのため、長さが足りなくなる恐れのあるブレーキホースは、タニグチのノーマルタイプロングホースに前後とも交換。ドラム車ディスク車の区別の他に、車台番号によってホースの形状が違うので注文の際はよく確認すること。
リーフの組み込みバラす時はホーシングが落ちないようにジャッキで軽く支えて、リーフが伸びきった状態からほんの少し上げておくと良い。
リーフマウントプレートのショック取り付け部分を外し(取り替えるなら外した方が邪魔にならない)、Uボルトを外してからピポット部を緩め(まだ外さない)シャックルをバラす。
Uボルトは岩などに引っ掛けて痛めやすいので、状態が悪そうならあらかじめ新品パーツを用意しておく。
ノーマルのピポット部は中に入っている金属のカラーが錆付いてボルトが抜けにくい事もあるので、バラすのが大変かもしれない。怪しい場合はこれも事前に新品のボルトなどを用意しておいた方がいいだろう。
今回は外したものも組み込む方もピポット部はアイブッシュだったので分解は楽だった。
アイブッシュの圧入はリーフによってはかなりキツイものもあるので、ハンマーで打ち込む場合はソケット駒などで当てモノをし無理しすぎないこと。
万力(150ミリ位開くもの)、またはプレスがあれば楽。
なお、JA11や1300モデルではノーマルでリヤのみアイブッシュが組み込んである。
1300用は550系リーフに流用できる外径40ミリのもの、JA11用は外径50ミリである。さらに11用はシャックルブッシュが従来より大きくなり(40ミリ)シャックルピンもリーフ側が1ミリ太くなっている。
よって11用リーフを550系に組む時は・・・・
  • 11リヤ用アイブッシュ
  • 11リヤ用シャックルブッシュ
  • 11リヤ用シャックル(ピンの取替えだけでも一応対応可能、但し要加工)
これらが必要となるので事前に用意しておかなければならない。k-donも話には聞いていたが詳細がわからずちょっと悩んだ(笑)
まっ、せっかく新しい足を組むんだったらブッシュ類はどっちみち全部新品にするのがベストですけどね。
またアイブッシュはショップに依頼すれば圧入してくれると思います。
アイブッシュの組み込み向きにはk-donなりのこだわりがあり、よりリーフのねじれを柔軟にする意味でブッシュの肉抜きしてある部分が上下方向になるようにしている。
その他ゴムブッシュを組み込む時は摺動部にグリスを塗っておくと良いが、ゴム類を傷めやすく相性の良くないものもあるので注意する。シリコングリス、またはラバーグリスと言われている物ならOK。
リヤ左側を組んだ所リヤ左側を組んだ所。左側が下がっている分ストロークが増したことになる訳だ。右と比べて1インチ程だろうか。
左右とも組み終わるまでピポット部とUボルトは本締めしないでおき、左右組んだ状態でUボルトを本締めする。
車輪を装着してジャッキを下ろし(ウマも外して)車体を揺らしたりしてリーフを落ち着かせた後ピポット部を本締めする。
この方が1G状態でアイブッシュに余計な力が加わらないので良いのでは?とk-don自身は考えている。
新旧のリーフ以前に組んでいたリヤリーフ(ノーマルベース改)写真上と新たに組み込んだもの写真下。
これだけそりが違うので車高もそれなりに上がると思われる。
フロント側フロントも作業手順はほぼ同じだがステアリングロッドが写真のような分割タイプの場合、リーフ交換などによって車高が大幅に変わるとトー調整が必要になる。車高が上がった場合トーインが強くなるのでそのままでは直進安定性が悪くなる、タイヤ外側が早く磨耗するなどの原因となる。
左右のナックルがリレーロッドで直接つながっているタイプの場合(SJ30-2型以降)はそのようなことはないが、ステアリングのセンターは大抵ずれるので補正が必要となる。
また極端なリフトアップの場合はタイロッドエンドの角度が付き過ぎてしまうので、いわゆるドラッグリンクへの交換が必須となる。まぁ、トライアル向けのセッティングではそこまですることはまず無いと思いますが・・・・・。
なお、見ての通りシャックルは前後ともノーマルでロングタイプではありません。車体はほぼ水平なのでこのまましばらく乗ってみてリヤが落ちるようならロングタイプを入れれば・・・・・と考えています。
ブレーキホースの作業は別の日になったため写真はありませんがご容赦ください。
完成した所見にくい写真で申し訳ないですが完成した所です。
車高も程よく上がり、精悍な感じになったかな?
乗り味は柔らかめでオンロードではロールが大きいですがオフでは動きがよさそうで期待できます。
これで十門君がどんな走りを見せてくれるのか楽しみです。

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