お水取り珍道中記

平成15年3月1日、「ケセラン・パサラン」の安倍ちゃんと
「たまヒロりんりん」のたまき&響ヒロの三人の
奈良県東大寺二月堂のお水取り旅行です。


−たまき −響ヒロ


はい! やって参りました1年越しのリベンジの日!

2月も末の28日夜、ヒロりんから「バスに乗った」というメールを受け取る。ギリギリで参加が決まったケセラン・パサラン(只今サイト閉鎖中?)の安倍ちゃんも一緒。あいかわらず往復夜行バスという強行軍。若い。私にはできないかもしれない、と感心しつつ就寝。

私たちってば若いから〜vvv 皆さま敬遠されますが、なかなか良いものですよ、夜行バス。何が良いって、新幹線片道文で往復できるし、早朝から夜まで目いっぱい使えるし。
−−って、回し者のようなことは置いておいて。


3月1日。

昨年はバスを降りた途端、やっぱり奈良は寒いとこ〜っ なんて妙なところで感心なんかしたものだけど、今年の奈良は暖かかった。「暖かい奈良もあるんだね」と、やっぱり妙なところで感心する安倍ちゃん。感性が豊かってスバラシイよね。
とりあえず、毎度のことながら予定よりも早く着いた安倍ちゃんと私は、顔を洗いに目の前の奈良●際ホテルへ。フロントでお迎えしてくれたのは、昨年と同じおじさんでした。相手は覚えていないだろうけど。一言お断りして、化粧室へ。お湯がでなくて冷たいの〜(涙)そこで安倍ちゃんが持ってきた中国産の某クリームについて談義。「私も昔使ってたけど、パッケージが変わったね」「今度、無香料がでたんだよ」なんて。
そんなこんなをしていると、たまりんから携帯メールが。着信音はNOVAうさぎの曲。後に、たまりんが口ずさんで止まらなくなりましてね〜。

私の家の最寄り駅まで来てもらう計画だったが(その時点では平日決行の予定だった。)渋滞もなさそうだし、時間に余裕がありそうなので迎えに行くことに。
JR奈良駅前の駐車場に車を止めて、ヒロりんの携帯に電話。バスの陰から見知ったデコボコ・コンビが現れる。身長差があるのよ。(笑)

あぅあぅ(T_T)

私が運転する傷だらけのカローラ(ところどころに野菜が転がっている)で地元の喫茶店に向かい、モーニング。開店と同時だったと思う。つまり8時ね。
んでね、ここで思ったのは、都会の人間がモーニングする時はきちんと服を着ていくんだな〜ってこと。うちの近所じゃ、普段着(上着なし)でふら〜っと行くものなのよ。

いや、私の地元でも、ご近所に喫茶店があるって人は気楽な格好で行くと思うけど、あの喫茶店ってお洒落だし、結構大きい道に面してたから・・・

オジサンがセーター姿で入っていくのを「従業員なんじゃ・・・」と訝る関東からの二人。いやいや、あれこそ地元のスタイルなのだ。私も上着を着ずに入ったし。朝ご飯を作ってもらえないのか(笑)、煩わしい家から脱出して優雅な朝食をと考えているのか、一人で入店するオジサンは比較的多い。車で来て、新聞を読みながらモーニングするのだ。その後パチンコに行くか、打ちっぱなしに行くかは定かではない。(爆)

優雅というべきか、単に放っておかれているというべきか・・・( ̄〜 ̄;)

この喫茶店は地元でも流行っている。国道沿いで車も停めやすい。カントリー調のお店で、テーブルも大きく、配置もゆったりしているのがお気に入り。でも椅子も木製だから長時間はちょっとツライ。とか言いながら、去年の猛暑をこの中で読書して過ごした私。(笑)

普段からこんなところで優雅に過ごしているのね。ええい、羨ましいぞ。

モーニングは二種類あって、ヒロりんはトースト、私達はフランスパンの盛り合わせを注文。そしたら水と一緒に野菜ジュースが。新たに始まったサービスらしい。フランスパンは4種類もついていて、卵、ハム、生野菜まであったから、安倍ちゃんが思わず「これ、いくら?」と値段を聞く。税込み480円。「安ぅ〜い!」と雄たけびをあげる安倍ちゃんだった。
そうなのか?安いの??

っていうか、毎度思うことだけど、朝から(って8時だけど)なんでそんなに食欲旺盛なの、2人とも?

そして、この食事中に雨は降り始めた。

雨だ雨だ雨だ〜(((T.T )( T.T) ))
最近、雨降らないで過ごせてたけど、そういえば私たちの旅行って、雨に好かれてたんだっけね・・・

雨の中、車を飛鳥方面に走らせます。「国道をまっすぐ行けば着く「という主人のアドバイスを元にハンドルを握る私。でも本当の事を言えば、私の運転は地元市内に限られているんです。不安でいっぱい。しかも雨だし。見通しよくないし。後ろの二人はまるで土地カンないし。おまけに明日香ってば細い道やカープが多いんだよ〜。

乗ってる方も、不安でいっぱい(^_^;) 
う〜ん、心も胃袋が満たされて、専属運転手付きで快い揺れに身を任せ・・・と思っていたんだけどな〜。世の中そんなに甘くなかった!

途中道がわからなくなって、二度ほど近場のお店の駐車場で地図をチェック。

はい、なんて地図が差し出されれたって、私たちの方が全然分からないんだってばさ〜っ
とりあえず、どこら辺を走って来たかを聞いて、曲がった道の角度で現在位置を確認。
よっしゃ、目的地はあっちだ。GOGOたまりん!

不案内な上に雨なもんで、赤信号に気づかず、急停止したことも・・・。ううう。ごめんよ〜。

あの朱色ツアーを思い出させてくれるよね、たまりん?
今日も見極めは上げませんっ

それでも、なんとかヒロりんが希望していた万葉文化館に到着。

わーいわーいヽ(*^。^*)ノ
友人のお勧めのところなので、一度は行ってみようと思って他の。それに、平日の予定を土曜日に変更したからね。昨年みたいにお水取を遠目でしか見られなかったら哀しいし。こっちを第一目的にしておけば、見られなくても諦めがつくもん。心の保険(笑)

今回の目的地はここだけ。あとはお水取りまでたっぷり時間がある。ほとんど開館と同時に入ったので、人が少ない。まだ新しいので建物も綺麗だし、ゆったりとしている。ボランティアガイドのおじさんに富本銭が出土した跡などを説明してもらいつつ展示会場へ。

すすすすっとおじさんが近寄ってきて、薀蓄垂れられた時は驚いたよね。左腕の腕章を見て納得したけど。でも、どうせなら、もっといろいろなところでガイドしてくれると面白いのにね。逆に鬱陶しいかな?

万葉劇場というのがあって、そこでは額田王や柿本人麻呂、山部赤人など、万葉歌人達をモチーフにした人形と映像による歌劇が上演される。思ったよりおもしろかった。三本とも全部見た。(笑)貸切状態で、寝転がって見ることも可能だったけど、そこは大人として、常識人として振舞ったのでありました。

でも、荷物は堂々と並べてたよね(;^_^AA

上演の合間には劇場の前にある役所(?)に設置されたコンピュータでクイズに挑戦。明日香時代の役人の給料とか、采女の仕事とか。こちらも楽しかった。

画面の中でキャラクターが話しているのに、たまりんも安倍ちゃんも、次へ次へってすぐ押しちゃうんだもん。聞いてるのに〜っっ
もー、ちゃんと人の話を聞こうよ〜

ゆっくり館内を見終わって、お腹が減ったので、館内で何か食べようという事になったんだけど、残念ながら喫茶室しかなくて、隣接する建物のレストランへ行くように案内された。でもね、高いの。(笑)田舎だからね〜。他に何もないのよ。仕方ないから安倍ちゃんの腹の虫には忍耐の苦行を命じ、私の地元に戻る事に。いや、だから。地元でないとうまく運転できないの!(笑)

妙に、肩に力入ってたもんね。これでヒトのこと、ゴールド免許持ってるなんて不思議だなんていうんだもんな〜(;¬_¬)

その車中で懐かしの歌謡曲がラジオから流れてきたんだけど、そうか、ピンクレディーもあんまり知らないのか〜とジェネレーションギャップを感じたり。

はーいはーい(‘▽‘)/ 私もピンクレディー知りませ〜んvvv
・・・・ケイベツのマナザシ。(笑)

ラジオから流れるコテコテの関西弁を関東からのお二人はどう受け止めたのかな?(笑)

え、えーとね、えーとね・・・う〜ん。ま。こんなものかな〜。

渋滞に巻き込まれつつも、なんとか到着。和食のレストランでランチにありついたのは2時近かったように思う。

安倍ちゃんがエネルギー切れ警告を発してたんだよね。

食べ物の話ばかりで恐縮です。

和食レストランは満員。でもラッキーなことに席は確保。法事か何かあったらしく、周りは黒い服を着た団体さん。田舎なもんで、レストランというのは数少ない。自然、行くところは一つと決まってくるのです。

朝食に引き続き、ここのお店もとってもお洒落。奈良にはお洒落なお店が多い!?
いつも来ているお店なの? と、たまりんに訊くと、「たまに」なんて答えてたけど。たまりんのお勧めだというセットが、また綺麗なんだもん。何回も来てるんでしょ? 

ここでお昼をゆっくり頂く。

日本のお料理って、ちょこちょこって入っていて少なそうに見えるけど、結果的に多いよね。目も楽しませてもらえるし。しっかり堪能したよ。

奈良の場合、どこでも結構ゆったりと席が取ってある。土地が安いから。(笑)なので寛ぎまくって食事。食後のデザートにおはぎが出てきてラッキー。夏場だとわらび餅だったりするんだけど、安倍ちゃんはきな粉苦手だからよかったよ。

結局、お茶も3杯くらい注いでもらった・・・よね。確か(苦笑)
こんなのどかな旅ははじめてだ〜(涙)<泣くほど・・・

雨はまだまだ止みそうにない。このままお水取りまで特に予定はないけど、去年の事もあるから早めに現地に行こうということに。最寄駅で二人を降ろして私だけ車を置いてこようとも思ったのですが、通り道だし、うちまで来てもらうことに。時間があればうちでお茶という計画もあったけど、それはまた今度ということで、車を置いてすぐに出発。

たまりんの車庫入れ以上はいろいろと話に聞いていたからね。ちょっとハラハラ(笑)
いや、無事に済んでよかったよかった。たまりん邸も外観だけでも拝見したしね。

ホントはヒロりんが掃除していってくれるはずだったんだけどね。(笑)

私がいつも行くスーパーとか、マンガを読む本屋とか、ローカルなガイドをしながら駅へ。奈良までは一駅。(しかし5分もかかる・笑)

ここで、火村先生がアリスとお出かけすることに心惹かれた北陸のカニのポスター発見!
これを手に入れずしてなんとしよう!!

火村先生に誘いの手を伸べたであろうJRのポスター。(笑)→
このような物を撮影する観光客は他にはいない!(爆)

悪かったわね。ぷん。

去年も行った最中のお店(奈良では有名店)でお土産をゲット。その時安倍ちゃんは持ち帰りとは別に、その場で食べる1ケを購入。安倍ちゃん・・・おはぎ食べたんじゃなかったっけ?(笑)

「いいんだよ、葛きり、無理に食べなくても。私たち2人で食べるから」なんて、いぢめてみちゃったりして(笑)

雨の中お土産持って歩くのは大変なので駅前のロッカーに荷物を預け、いざ出発。

傘があるせいか、人とぶつかりやすくて大変。おー、賑わってますな。この道は、そこはかとなく坂になっていて、ちょっと疲れたよ。昨年はそんなことなかったのになぁ。1年、歳とったから!? が〜ん・・・

次に目指すのは去年いけなかった葛きり屋さん。・・・食べ物屋ばかりで恐縮です。(笑)奈良の吉野葛っていったら最高級として知られております。その葛をあつかったお店で冷たい葛きりを頂く。歩いていて暑くなっちゃったの。去年とは大違い。

歩くと結構、距離があるよね。ぜぇぜぇ。
このお店もまた綺麗で可愛いかったな〜。じっくり見ていたら、絶対お土産とか買っちゃいそう。
食べたのは、きしめんみたいな形で太くて、すごく歯ごたえがありました。。これだけで、満腹。お水取が終わったら夕飯の予定だったけど、いらないかもって思ったくらい。それにしても、せっかくいろいろな種類があったのに、結局3人とも同じにしちゃったんだよね。もったいない。今度は違うのにしようね<また行く気か

ここではゆっくりする暇もなく、二月堂へ!

たまりんってば、今回は時間的にかなり余裕があるとかいって、のんびりなんだもん。そんなことないよって時計を見せたら、大慌て。ね?
わー、急がなくっちゃ。去年の二の舞はイヤだよ〜。

雨はいっこうに止む気配もみせなかったのでありました。
真っ暗な道を二月堂へ向かって歩きます。懐中電灯持ってくるのを忘れてしまった事を悔やむほどの夜道。都会の人には想像できないかも。(笑)

昨年は提灯がぶらさがっていたのに、今年はなくて足元が暗い。雨のせいでないのかなと思っていたら、道自体が違うのだそう。前回の教訓を生かして、ほとんどの人が使わないであろうルートを選んだとか。上っていくうちに、おお、昨年、あまりの混雑に退避に使ったルートだ!
なるほど、周りを歩いている人は少なくて。たまりん、賢い!!(あ〜 よいしょよいしょっと)

雨にも関わらず沢山の人出。それでも傘を差している分、密着度は低く、押し合いへしあいにはならなかった。
今年は回廊正面の場所をなんとか確保。

時間的にもまだ余裕もあったもんね。屋根付のところはしっかり取られていたけれど。

もう少し前にも行けたんだけど、足元が斜めになっていて危険と判断し、平らな地面を選んで始まるのを待つ。電灯に浮かび上がる雨は、激しくなったり持ち直したり。

雨降りだから、集まる人数も少ないのかなと思いきや、気がつくと周りは人人人! うーむ。みんな根性だね!
とりあえず、カメラは身長差でアングルの良い安倍ちゃんへvvv 暗くてちゃんと 写るかもわからないから、撮りまくれ〜
 GoGo!

7時になって、松明が現れる。

一回目の松明は、上ってきたと思ったら、下がって行ってしまって。今度こそ来たか! と思ったら、またサヨナラ。なんなんだ〜っっ
三度目の正直は、前の2つとは大きさの違う松明が。そうか。雨が激しくなってきたから、あれじゃ消えちゃうと思って変えたのだな。と納得。
昨年、遠かった炎の塊が見上げる位置にあって、もうドキドキ。どんどん激しくなる雨に、消えやしないかとハラハラ。

通常より早めに切り上げる事になったようで、次から次へと雨の中に上がる炎。いつもなら一本目が終わっても二本目が現れるまで時間がかかるのに、回廊の端と端に同時に二本の松明を見る事ができました。

やっぱり、火の勢いは奪われてしまっていたけど、修行僧のみなさんも頑張っていて、つい、頑張れ〜っと応援してしまったりして。手がふさがっていて拍手ができないのが、ものすごく残念!
それに、まだ途中だというのに、上からどんどん降りてくる人が。しかも、その人たちが傘をこちらに向けて広げたままでくるので、私は。一体何人の傘をコートで拭いたやら!(怒)

もう少しなんだから、最後まで我慢すればいいのに! と思わず3人でブーイングしてしまいました(^_^;)
けれど、最後までしっかり見られて、ご機嫌ご機嫌vvv

すべての松明を見終わって、駅まで戻る事に。
ここで運命の選択。
ああ、あの時、素直にタクシーに乗っていれば・・・。
そうすればこの旅行は穏やかに終焉を迎えるはずでした。
三人の前に待ち受ける運命やいかに。

そうよね。駅前でバスの時間まで暖かいものでも飲みながら温まろう♪
−−−なんて思っていたのに。しくしく・・・


人の流れに沿って広い道を選んで歩く。このまま駅までゆらゆら歩くのもいいな、 なんて暢気な事を考えていると、突然前も見えないくらいの大雨が。

奈良公園は広い。

奈良公園は暗い。

奈良公園は雨宿りする所がない!!!!

まったくねぇ・・・。まさに後悔、先に立たずだよね。

地面から跳ね返る雨の勢いに、靴はぐしゃぐしゃ、ズボンはベトベト、コートの袖も雨を含んで重くなっていく。

アスファルトから跳ね返る水滴が車のライトで浮かび上がる様を見たときは「ぎゃ〜っ」って思うほどの激しい雨だったよね。本当に泣きたくなったよ、私。駅までの距離を思って。

タクシーを拾えるような所もなく、立ち止まっていても濡れるだけ。それなら歩くしかない。後で聞いたところによると、この雨の様子はテレビでも放映されていたとか。とにかく、台風もかくやとばかりの(風はなかったけど)すごい雨。

私はブーツだったおかげか、靴の口からの雨の浸入はなくて、靴の中は無事だったんだけど。傘の内側から雨が降ってくる状況で(涙)コートの下まで滲みてはまずいとハンドタオルで拭き拭き歩いてたんだ。そのタオル、一体何度絞ったことか。うー。折り畳み傘は、大雨の時はダメダメ。家に帰ってから兄から「台風の中に出かけくなんて、物好きなヤツだなーと思ってたんだ」とのお言葉。こんな展開になるなんて思ってなかったんだよ〜(T_T)

遭難しそうな三人は、お互いを励ましあってなんとか町へ。
途中、ホテルのトイレで靴下やコートの雨を絞り出したけど、そんなんじゃとても追いつかない。ヒロりんと安倍ちゃんの二人は、このまま夜行バスで帰らないといけないのだ。こんなずぶ濡れ状態で夜を過ごすとなると、たとえ暖房の効いたバスの中でも風邪をひいてしまう。

「コインランドリーない?」との安倍ちゃんの言葉に困惑する私。だって、ここは奈良。都会の繁華街ではない。そんなもの、見たことがないんだもの〜っっっ!!!

しかし、しかし。

二、三年前に駅前にできたビジネス系格安ホテルならあるいは、とそこへ飛び込み、フロントのお兄さんに尋ねると、濡れ鼠な三人を気の毒そうに見ながら、「すみません。サウナもコインランドリーも、来月できるんです」

『遅ぇよ』と呟く安倍ちゃん。なら、どこか近くにコインランドリーありませんか?必死な面持ちの私に、またもや気の毒そうに(そういう顔なのか?)「あることはあるんですが・・・」と教えてくれた。 意外に近い場所にあった事にホッとする。そこは駅の向こうの銭湯(そんなところに銭湯があることも知らなかった)の一角。あまりお薦めできない、とホテルマンが言ったのは、うら若き美女が行くには、少し暗くて不気味な地理的要素の為か?

でもこんな大雨の中、不貞の輩も出没しないだろうし、なんといっても三人いるんだし。切実に乾かさねばならない事情があるし。構っちゃいられねえよ、とばかり駆け込む。 乾燥機と洗濯機が並んだそこは、三人が立っているのがやっと。 普通は洗濯しているうちに一風呂浴びてくるのだろう。ヒロりんと安倍ちゃんはジーンズとコート、それに靴下を乾燥機に放り込む。

さて、ここで問題です。

ジーンズを乾燥機に放り込んだ二人は、いったいどんな格好になったのでしょう?ヒント。着替えは持ってません。(爆)

いやはや、まったく貴重な体験をしてしまいました。もう二度とないだろうな、こんなこと。っていうか、二度とあって欲しくない(^_^;)

というような、アラレもない格好の乙女の姿をコートで外部から隠す私。(笑)誰か入ってきたらどうしよう、とスリリングな一時を過ごす。乾燥機、二度もかけたのに、あんまり乾かなかった。洗濯しちゃえばよかったかな。でも、あんまり時間もなかったし。

それにしても、1回8分100円の乾燥機は安い! と拍手喝さいだったのだけど、これがちっとも乾かなくて。こうやって儲けているんだな! と、迫り来るバスの時間に、さりげなく怒ってみたりして。

生乾きの状態で、スターバックスで暖をとり、化粧を落とす二人。

は〜・・・。まったく、慌しかったよね。ゆっくりカフェオレを飲む時間もなかったよ。
発車10分前に、バスの発着場へ移動。

あー、やれやれ。駅前のロータリーにバスが入ってきたのを確認してからそこを出て、バスに乗り込む二人を見送る。

その時、なんだかバスの運転手の様子がおかしかった。どこかへ電話してるみたいで、「何やってんだ?」と思ってたんだけど、とりあえず二人とも乗り込んで出てこないから、まあ問題ないだろうと判断し、私も帰途につく。

おかしいなぁとは思ったんだ。10分前を切ったこの時間、いつもだったら運転手さんが切符にスタンプを押すために出ていてくれるのに、電話していて、全然こっちを見てくれないし。濡れちゃうし、私たちが乗り込むまで、たまりんも雨の中で待っててくれるから、いつまでもそうしているわけにもいかないから、とりあえず乗り込んだんだけどね・・・

駅前でタクシーに乗り、帰宅。その道中でもすごい雨。
自宅に帰ると主人に「車のキイ、持ったまま出かけたやろ」と言われる。うっ。確かに、車庫入れして、そのまま出てきたから。キイがあったら、お水取りの近くまで迎えに来てくれるつもりだったらしい。そしたらあんなに濡れなかったのに!!!
私が愕然としている頃、関東組の二人には新たな試練が・・・

なんかもう、とにかく眠いから、席についてさっさと寝仕度も済ませて、あとは発車を待つのみとなったところ、電話を終えた運転手さんが。
ワイパーの故障でどうにもならず、代わりのバスを大阪から呼び寄せるので40分くらい待って欲しいとのこと。
せっかく、座席も寝やすい位置に合わせたのにぃ。準備万端整えたのにぃ(T_T)
しばらく、ぼーっとしていたのだけれど、席を立って安倍ちゃんのところへ。
って安倍ちゃん、さっきコンビニで買った朝食用のおにぎり食べてるし。幸せそうな顔だし。
結局、代わりのバスが来て出発したのは予定より1時間10分遅れ。途中、京都で乗り込むお客たちはほかのバスで帰ったらしく、その時間は浮き、東京駅に到着したのは予定通り6時10分。飛ばしてくれたのかな? 途中、いつも通りの休憩で、タイヤの異常がないかを調べる、カンカンって音を聞いたりはしたけれど。
のんびりした旅行だったけれど、それなりに疲れていたらしく、ぐっすり眠っていたみたい。
前回、早くから空くドトールを見つけたので、開店時間を待ってそこで朝食。私はこのあと、観劇の予定があったりしたので(我ながらハードだ)1時間ほどのんべんだらりとくつろいでお別れしました。

結局、今回も波乱含みのたまヒロツアーでありました。
次回、みなさまのご参加を心よりお待ちしてます!<うそうそ(^_^;)