全曲松本 隆の作詞になるもので、彼が松田聖子以来、一人の歌手をプロデュースしたと言われたアルバムである(実はその間大竹しのぶもいた)。
筒美京平作曲の「情熱」は斉藤由貴のヒット曲だが、クミコが唄うと紡ぎ出される世界が見事に変貌する。「鳥の歌」はハブロ・カザルスのチェロ演奏で有名になったスペイン・カタロニア民謡で、大竹しのぶがクラシックの名曲を歌ったアルバム「天国への階段」のために松本が作詞したものだが、クミコの表現力ははるかに素晴らしい。
シングル盤も発売されライヴでのリクエストも多い「接吻」をはじめ、他の曲はクミコのために松本が詞を書き下ろした。
「鳥の歌」とリムスキー=コルサコフ作曲の「千とひとつの夜」以外は、作曲陣に細野晴臣(1)、筒美京平(2,7)、植野慶子(3,6)、あがた森魚(4)、鈴木慶一(5)、coba(9)、鈴木博文(11)を動員して作られた。
クミコならではの大人の世界、妖しい万華鏡が展開されている。
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