| 番号 | 地 名 | 話 |
| 1 | ベルン(スイス) | 1〜2 |
| 2 | ロッテルダム(オランダ) | 3 |
| 3 | リバプール(イギリス) | 4 |
| 4 | ダーバン(南アフリカ) | 5 |
| 5 | 無人島があると推定される場所 | 8〜48 |
| 6 | シドニー(オーストラリア) | 50 |
| 7 | メルボルン(オーストラリア) | 50 |
ふしぎな島のフローネ
昭和56年1月4日〜12月27日放送
| 話 | 題 名 | 話 | 題 名 |
| 1 | 一通の手紙 | 26 | おにいちゃんは弓の名手? |
| 2 | 旅立ち | 27 | 無人島の音楽会 |
| 3 | フローネの心変わり | 28 | ジャックの病気 |
| 4 | オーストラリアをめざして | 29 | フローネ、行方不明となる |
| 5 | フローネ船長 | 30 | きついお仕置き |
| 6 | こわい嵐 | 31 | わたしはのけもの? |
| 7 | なんでもできるおとうさん | 32 | 船ができた! |
| 8 | 島をめざして | 33 | 雨、雨ふれふれ |
| 9 | あたらしい家族 | 34 | 洞窟をさがせ |
| 10 | かなしみの再会 | 35 | 洞窟の秘密 |
| 11 | おばけの木 | 36 | 幽霊が出る! |
| 12 | おかあさんの活躍 | 37 | あらたな漂流者 |
| 13 | フランツの目 | 38 | 男の子と女の子 |
| 14 | 貝殻の歌がきこえる | 39 | ひねくれ者モートンさん |
| 15 | 木の上の家 | 40 | 少年タムタム |
| 16 | 我家の日課 | 41 | 行ってしまったモートンさん |
| 17 | おかあさんの畑 | 42 | 恐ろしい地震 |
| 18 | メルクルを助けて! | 43 | 戻ってきたモートンさん |
| 19 | フローネ、狩りに行く | 44 | もう一度船を! |
| 20 | 船が見える | 45 | 死なないでロバさん |
| 21 | 亀のあかちゃん | 46 | ヤギをすてないで |
| 22 | ジャックはコレクター | 47 | 続・ヤギをすてないで |
| 23 | 無人島の休日 | 48 | さようなら無人島 |
| 24 | フローネの家出 | 49 | 陸が見える! |
| 25 | 無人島はまっくらやみ | 50 | また会う日まで |
1.フローネたちの旅路

旅と言っても物語の大部分は無人島に滞在している。
2.「ふしぎな島のフローネ」の年代はいつ
原作が1813年に出版されたことから考えれば当然その年代になるはずである。しかし蒸気船のブラックバーンロック号はオーストラリアまで航海している。蒸気船の発明は1786年、初の大西洋横断は1819年、このことから19世紀前半とは考えにくい。もう一つの手がかりは最終回の鉄道の場面です。イギリスで世界初の旅客鉄道が運行したのが1830年のことでまたも矛盾することになる。シドニー〜メルボルン間の鉄道が完成したのは1883年頃なので「ふしぎな島のフローネ」の年代は1883年以降と推定できるがやはり、はっきりとした年代の特定はできませんでした。
◇そのころの世界の出来事 パリ万博 エッフェル塔完成(1889)・大日本帝国憲法発布(1889)
◇主人公と同年代の有名人 パブロ・ピカソ(1881〜1973)・東條英機(1884〜1948)
3.無人島はどこにあるのか
この手がかりは6話冒頭の地図でブラックバーンロック号の進路解説があった場面と、43話のモートンさんの手紙で「およそ東経155度南緯10度あたと思われる・・・」とのせりふからおよその場所は推定できる。上記の地図の「5」のあたりで、現在のパプアニューギニアのソロモン海に浮かぶダントルカストー諸島又はルイジアード諸島と思われる。しかし43話のモートンさんのせりふの続きには「周囲120マイルには陸地のない絶海の孤島・・・」と言っているが、地図で見る限り多くの島が点在するのでこれも推定の域を出ない。
フローネたちは無人島からシドニーに流れついた訳だがこれは東オーストラリア海流に乗って約3000キロも流されてきたようである。
4.「ふしぎな島のフローネ」の名言(迷言)集
第24話 「フローネみたいなブスとは違うよ・・」失言・暴言・妄言フランツ
全国1億2000万人の視聴者がもっともおそれていた発言がついにフランツの口から飛び出した。世界名作劇場史上最大の暴言とも言うべき主人公のヒロインに対する「ブス」発言である。エミリーとの比較でつい口を滑らしてしまったフランツ。それをフローネが聞いてしまって激怒、家出をしてしまった。慰めようとする父エルンスト、しかし「人間に大事なのは姿形ではなく気持ちの美しさ・・・」との発言が追い打ちをかける。
ちなみに最近発行された二千円札にフローネが描かれているのをご存じだろうか。裏面の右下からこっちをのぞいているではないか。おっと!よく見てみると紫式部だった・・失礼(^_^;)
「ふしぎな島のフローネ」地名辞典
| スイス | スイス連邦。ドイツ・フランス・イタリア系など多民族国家。フローネたちはドイツ系。 |
| ベルン | スイス連邦の首都。人口14万。市内をアーレ川が流れ、ドイツのワルツフートの近くでライン川に合流する。 |
| ライン川 | アルプスを源流としヨーロッパを縦断する川。現在でも重要な交通路に。 |
| オーストリア | オーストラリアとは一字違いでも大違い。(ドイツ語はそーじゃないだろー!?) |
| ウィーン | オーストリアの首都。音楽の都。 |
| ザルツブルク | オーストリア中部の観光・保養都市。モーツァルト生誕の地 |
| ローレライ | ライン川中流の垂直に切り立つ岩。急流で船舶の航行の難所。3話 |
| ロッテルダム | オランダ南西部のヨーロッパを代表する港湾都市。人口約60万。 |
| ロンドン | イギリスの首都、金融・保険・海運中心地。人口700万人 |
| リバプール | イングランド北西部の港湾都市。人口47万 |
| ダーバン | 南アフリカの港町。5話でブラックバーンロック号が寄港。 |
| オーストラリア | 1788年にイギリス人流刑囚らによる入植が開始。1901年に事実上の独立。 |
| シドニー | オーストラリア最大の都市。人口366万人。 |
| メルボルン | オーストラリア第2の都市、人口306万人。最終回以降フローネたちが住むことに。 |
「ふしぎな島のフローネ」の動物たち
いろんな動物が登場する世界名作劇場シリーズ。
一説にはキャラクターグッズの売上をのばすためとも言われる。
| メルクル | 有袋類のブチクスクス。メルクルの名前の由来はフランス語のメルクルディ(水曜日)から |
| ジョン | 元はブラックバーンロック号の船長の飼い犬。とても賢くロンビンソン一家の助けになる。 |
| ロ バ | ロンビンソン一家とともにしたロバ。そんなにかわいがるなら名前くらい付ければいいのに。脱出船の進水作業に力尽き絶命。 |
| エリックとベイス | 無人島で見つけたヤギ。名前の由来は既に白骨と化したエリック・ベイスさん。 |
| カワス | 猛毒の虫、黄色いガスでフランツは目をやられる。詳しいことは手元の資料にはありませんでした。 |
| ダチョウ | なぜか南太平洋の無人島にいる。本来はアフリカにのみ生息。 |
| ヤシガニ | 南洋に島々に生息。フローネたちはヤシの実を横取り。夢の中で巨大化したヤシガニに襲われる。 |
| オオカミ | 彼らが居なければ無人島暮らしなど退屈きわまりない。12話は最高のスリル。有袋類のフクロオオカミかな?(フクロオオカミは1936年に絶滅) |
| ヘ ビ | 21話で登場。カメの卵を狙う。全力疾走するフローネを異常なほどの速さで追いかけてくる。 |
「ふしぎな島のフローネ」のあまり知られていない人物
おおっ!こんな人もいたのか。普通にみていたら見落としてしまいそうなサブキャラクターたち。
主なキャラは他のホームページで紹介していると思うのでそちらの方をご参照ください。
| シュワルツ | フローネの叔父、第2話で登場、ベルンの家に住むことに。物語終盤ころにはすっかり忘れてました。 |
| マリー・アントネット | 第3話の昔話の中、スッポンポンで登場。フランス王室に嫁いだ悲劇の王妃。 |
| モーツァルト | 第3話の昔話の中で登場。まだ子供 |
| ゲルハルト | 音楽家に扮する詐欺師。美声とそそのかされたフローネは音楽家になろうとするが・・・。 |
| ルイーゼコップ | 有名なオペラ歌手。彼女の食生活を聞いてフローネはあっさり音楽家をあきらめる。 |
| サリー | 最終回でメルボルンの街角で会う。モートンさんの知り合いの女性、モテモテ |
「ふしぎな島のフローネ」について
「ふしぎな島のフローネ」を見たとき「この無人島には何でもそろっているのだなぁ・・こんな島なら住んでみたい。」と思ったものである。サトウキビはあるし、ゴム木は生えているし、ろうそくはできるし、マラリアになればキナの木は生えているし、このままいけば石油まで出るんじゃないか(冗談)と思ったが、もちろん実際は無人島生活はこんな生やさしいものではないであろう。一生このままだろうか・・病気や大けがをしたらどうしよう・・と心配性は私はここまで考えてしまう。実際「フローネ」の中でもフランツの目の事件(あの虫は気持ち悪かった。私は元々イモムシが大嫌い)や20話の無人島近海を航行した船に見捨てられたことなど、困難や絶望的なことが多くありました。それでもロビンソン一家は力強く(特に父エルンスト)、ある部分は楽天的に乗り切った。(フランツだけは最初挫けることが多くありましたが最後はたくましくなりました。)最終回で母アンナが「今にして思えば無人島暮らしも貴重な体験でした」という意味のことを言ってしましたが、困難のを乗り切った後でこのようなセリフが言えることが一番良いなと思いました。
「ふしぎな島のフローネ」総合評価
5段階評価です
| 不幸度 | ☆☆ | 無人島生活をそれなりに楽しんでましたから(何でもそろってたし) |
| ハラハラ度 | ☆☆☆☆ | やっぱりオオカミにつきます |
| 地理お勉強度 | ☆☆☆ | 無人島に着くまでの間だけ |
| サバイバル度 | ☆☆☆☆☆ | 万が一の遭難した場合を考えて一度は見ておきましょう |
| おすすめ度 | ☆☆☆☆ | 無人島での物作りが結構楽しい。スリルあり。 |