牧場の少女カトリ

昭和59年1月8日〜12月23日放送

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 話     題        名 題       名
別れ 26 助けてくれた人
友達 27 都会育ち
春のあらし 28 新しい生活
決意 29 夢を見ていた
出発 30 美しい白鳥のように
主人 31 本が送られて来た
奥様 32 魔法と本と悪魔
災難 33 喜びと悲しみ
愛情 34 ヘルシンキ行き
10 約束 35 父と娘
11 喧嘩 36 奥様の決意
12 手紙 37 迷子のアベル
13 素敵な贈物 38 それぞれの道
14 はじめての招待 39 ハルマ屋敷のパーティ
15 おもいがけないお給料 40 道づれ
16 迷子になった羊 41 トゥルクの人々
17 狼を退治する日 42 絵のない絵本
18 二つの火事 43 自動車に乗った!
19 隣どおし 44 にくらしい娘
20 来た人と去る人 45 疲れた一日
21 アベルが狙われた 46 美しいもの
22 春を待ちながら 47 お土産のランドセル
23 熊と牛はどちらが強いか 48 ああ入学
24 出会いと別れ 49 お母さんの帰国
25 島での出来事

フィンランドについて

フィンランド地図

フィンランド地図
1.トゥルク
2.サロ
3.ヘルシンキ
4.サンクトペテルブルク
   (ペトログラード)
5.タンペレ
6.ストックホルム
◇トゥルクからストックホルムまでは現在鉄道連絡船がある。
◇フィンランドとロシアの国境付近にはカレリヤ地方があるが現在はロシア領。(第2次大戦までフィンランド領)
◇ラップランドは「ニルスの不思議な旅」の舞台。
◇フィンランドはムーミンの故郷だったりします。
フィンランド
地図中の国境・国名は2001年現在のものです。当時とは異なります。
フィンランド共和国の基本データ(1997年) フィンランドの主な歴史
1世紀頃 フィン人移住。
1155年 スウェーデンの支配始まる。このころキリスト教広がる。
1711年 ロシアに占領される。
1809年 自治権を有する大公国としてロシア帝国の一部となる。
19世紀末 ロシア化政策強まる
1904年 日露戦争後ロシア化緩和される。自治権が拡大され、独立機運が高まる。
1914年 第1次大戦始まる。ロシア軍フィンランド進駐。
1917年 ロシア革命起こる。フィンランド独立宣言。
1918年 政府勢力と革命勢力との内戦起こる。
1920年 ソ連と講和条約結ぶ。
1939年 第2次大戦勃発 ソ連軍フィンランド侵攻(冬戦争)
1941年 独ソ開戦 フィンランド ドイツ側に立ちしぶしぶ参戦。おかげで米英ソを敵にまわすことに。
1944年 ソ連と休戦。しかし敗戦国扱いに
1947年 ソ連と講和条約を結ぶが莫大な賠償金を支払わせられることになる。
面 積 33万8130Km
(日本の約0.9倍)
人 口 512.3万人(人口密度17人)
  大部分が南部都市部に集中
首 都 ヘルシンキ(人口50万・1812年より首都)
民 族
言 語
フィン人(90%)・スウェーデン人(9%)・サーミ人
フィンランド語・スウェーデン語・先住民言語
宗 教 プロテスタント89%・東方正教会など
政 体 共和制 1917年独立

 フィンランドという国名はフィン人の国を意味する。ただフィンランド人は自国のことをスオミ(Suomi)と言う。(このことは地理検定試験に出ました) カトリを機会にフィンランドの歴史を調べてみましたが、隣国によって振り回されたあげく戦後は敗戦国扱いで踏んだり蹴ったりの苦難の歴史を歩んできたことが分かった。フィンランドにとって隣国ロシア(ソビエト連邦)の存在ががそうとう災いとなったようである。(これは日本も同じ)
 「牧場の少女カトリ」当時フィンランドはロシア帝国の支配下にあったが(牧場の少女カトリでの通貨もロシアの通貨ルーブル)、ある程度自治は認められていたようである。独自の議会を持ち、フィンランド語の使用も認められていた。ロシア革命の混乱に乗じ独立を果たす(48話)が政府勢力と革命勢力(共産主義者)との間で内戦が起きる。(49話のナレーション)
 現在のフィンランドは戦後の重工業の発展と80年代以降のハイテク産業の発展が経済を支え、小国ながら高い生活水準を維持している。世界有数の携帯電話メーカーの「ノキア」(日本では知名度は低いが欧米ではトップシェア)もフィンランドの会社である。
 フィンランド人は日本人からすれば変な名前が多いです。ニーラネンとかカトリ・ウコンネミと言う名もずいぶん呼びにくく他のヨーロッパ諸民族の名前とはずいぶん違います。これはフィン人がかつてウラル地方などアジアなどから移り住んできた民族であることが影響していると思います。他のヨーロッパ系民族(ラテン族・ゲルマン族・スラブ族など)とは民族系統が違いフィン・ウゴル語派(フィンランド人・エストニア人・ハンガリー人など)です。(たしか以前のフィンランド共和国の首相はアホさんでした) 
 ちなみにフィンランドと日本は隣国である。フィンランドの隣はロシア、その隣は日本であるため。事実ヨーロッパで一番日本に近い国はフィンランドです。普通の地図では分かりにくいのですが地球儀や北極を中心とした地図などで見るとわかりやすいです。

フィンランドの気候

 カトリたちが生活していたフィンランド南部の気候は、冷帯に属し湿潤大陸性気候(Dfb・日本で言えば北海道)になる。ただ高緯度のわりには温暖である。この気候の特徴は1年の温度差が大きく、夏は短く冬は長い。しかもフィンランドのような高緯度の地域は冬の昼はわずか3時間程度(夏はその逆)になる。冬は−20℃くらいになることもありかなり寒い。カトリたちは平気な顔でソリ遊びをしていましたが、かなり寒かったに違いない。(ふだんとあまり変わらないような服装で・・・)

ヘルシンキの気温 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 −3 −4 14 19 22 20 15 −1
平均最低気温 −9 −9 −7 −1 13 12 −1 −5

フィンランドには山がない?

第41話の汽車の中で、カトリとエミリアとの会話で

エミリア「いくら見ていても湖と森ばかりでしょフィンランドには・・山がないのよ」
カトリ「どうしてフィンランドには山がないのかしら」
エミリア「そんなこと考えたことも無かったけど」  

フィンランドには本当に山がないのか?調べてみました。
 たしかに詳細な地形図で見ても山らしい山は見あたりません。せいぜい丘程度です。ただ、フィンランドの北部には山岳地帯はあります。しかし切り立ったアルプスのような山ではなくもっとも高い山でも最北部のハルティ山(1328m)です。ではなぜフィンランドには山がないのでしょうか。これは氷河による作用と考えられます。1万年以上前の氷河時代、フィンランド全域が氷河に覆われ高い山などは氷河に削られ運ばれた土砂は堆石となり丘や大きな岩のような地形となる。カトリが牧場で昼食をとるとき岩の上で食事をしていましたが、あの岩も氷河によって運ばれたものである。更にフィンランドに多い湖も氷河によって作られた地形である。その数はフィンランド全土で6万を超え、国土の10%を占める。

カトリは強運

カトリはとにかく運が良い。世界名作劇場史上最強の幸運の持ち主である?ライッコラ屋敷やクウセラ屋敷はいい人ばかりだし、熊に襲われれば牛が助けてくれるし(23話)、暴漢に襲われればアッキさんが駆けつけるし(26話)雇い人でありながら学校にも通わしてくれる(これは努力の賜物)例を挙げればきりがない。翌年放送された「小公女セーラ」のセーラとは対照的です。以下はカトリの幸運さ表したちょっとしたエピソードです。

第17話 カトリの羊シロがオオカミの囮にされたが、幸い助かった時のビヒトリとの会話

ビヒトリ「おとりになっても殺されなかったのはそうとう運の強いヤツだ。こういう羊は大切にしなければ カトリにもあの羊の運の強さが乗り移ったら良いのにね」

第40話 トゥルク行きの汽車内での会話で、カトリが学校に通えることについてエミリアは

エミリア「運のいい子ねあなたは、だけどその幸運はどうやらあなた自身の努力でつかみ取ったようね」
カトリ「そうでしょうか・・」
エミリア「そうよ、幸運はそう簡単には転がり込んでこないものよ、これからも今まで以上に努力すればもっとすばらしい運命が開けるわ」

「牧場の少女カトリ」の年代はいつ

 第1話、カトリ6歳の時点で1912年と思われる。第1話中盤で一気に3年が過ぎた頃に、「母から1年間手紙が来なかったのは1914年に戦争が始まったから」、とあるため1915年の3年前と推定される。その後ライッコラ屋敷で冬を越し、翌年1916年クウセラ屋敷でも冬を越す。翌年1917年パルキ村に戻りその後トゥルクで暮らす。最終回母と再会した頃には1918年になっていました。もうカトリは12歳になっていました。この1912〜18年の6年間は第1次大戦やロシア革命、フィンランド独立、フィンランド内戦などフィンランドにとっても激動の時代であったようだ。
 世界名作劇場の中では比較的年代が新しいが、フィンランドの田舎とあって前半だけでは、他の作品と変わらないほど古い時代のように感じられる。中盤以降ヘルシンキやトゥルクの生活でガソリン自動車や電灯・水道・飛行機の話しなど20世紀を感じさせられるものも出てくる。
 ちなみにカトリの生まれた年は逆算すれば1906年になる。

  ◇そのころの世界の出来事 タイタニック号沈没(1912)・第1次世界大戦(1914〜18)・ロシア革命(1917)・パナマ運河開通(1914)
  ◇主人公と同年代の有名人 湯川秀樹(1907〜1981)

「牧場の少女カトリ」地名辞典

トゥルク かつてのフィンランドの首都、日本で言えば京都にあたる。人口16万
ヘルシンキ フィンランド共和国の首都。人口50万。34話
パルキ村 カトリが祖父母たちと住んでいた村。場所は確認出来ませんでした。サロ周辺と思われる。
タンペレ カトリの生まれた町。幼少時代をすごした。
サ ロ フィンランド南西部の町。物語の舞台のパルキ村やクォウレリシ村もこの周囲にあると思われる。
フランクフルト ドイツ中西部、ヘッセン州。工業・金融・商業の中心地。人口65万人。カトリの母が出稼ぎに行っている。
ペトログラード 1917年にロシア革命起こる。1924年レーニン死去後レニングラードに改称、現在はサンクトペテルブルク(1991年〜)

「牧場の少女カトリ」の動物たち

いろんな動物が登場する世界名作劇場シリーズ。
一説にはキャラクターグッズの売上をのばすためとも言われる。

アベル ちんちくりんで短足と第一印象では皆から酷評されるが、とても賢い家畜番も出来るダックスフンド。カトリのためには果敢に戦いを挑む頼りがいのあるヤツ。
ユーラ カトリの家で飼っていた牛。
ビークナー ライッコラ屋敷の家畜のトラブルメーカー。とにかく手を焼かせる。8話では他の牛を崖に誘い込んでしまう。
シ ロ カトリが手に入れた羊。オオカミのエサにされかけだがカトリ同様運良く助かる。シロの羊毛でセーターを作る。
ミッキー カトリがソフィアさんから貰った猫。クウセラ屋敷で飼われる。
オオカミ 世界名作劇場といえばオオカミの襲来。ライッコラ屋敷周辺に出没。テームらに退治される。
オオカミよりも恐ろしい。カトリのじいさんもカトリも襲われる。でも牛の方が強かったりする。

牧場の少女カトリ」の登場人物にちょっと一言

牧場の少女カトリの登場人物にちょっと一言。おおっ!こんな人もいたのか。
普通にみていたら見落としてしまいそうな脇役なども紹介、今度ビデオか再放送で見る機会があれば彼らに注目してみましょう。

カトリ 真面目で誠実、働きもので頭が良くおまけに強運の持ち主。(ベタホメ)自己主張もしっかりやる。学校に行っても頭巾は忘れない。(似合ってますけど)
サラ・ウコンネミ カトリの母親。ドイツへ出稼ぎに行ってしまう。ドイツを発つときチフスに倒れ、治りきらないままスウェーデンを経由し帰国するがトゥルクの病院に入院することとなった。登場回数は少ない。
ペッカ ライッコラ屋敷の隣のペンティラ屋敷で家畜番をしている。カトリが好きでライバルはマルティ。でもカトリにとってはただのお友達。
マルティ ハルマ屋敷のお坊ちゃま。カトリとは遠戚になる。カトリが好きでライバルはペッカ。でもカトリにとってはただのお友達。
ウッラ ライッコラ屋敷の奥様。子供を亡くしたことから心を病むがカトリと接することにより快方へ向かう。おいしそうなクレープを焼く。私はずっとあれをホットケーキと思っていた。
テーム ライッコラ屋敷の旦那。最初はカトリを鞭で打つこともあったが、徐々にカトリの良き理解者になる。彼もカトリの影響を受けた一人。
ヘレナ マルティのいとこ。嫉妬深くマルティがカトリに惹かれるのが気に入らず、カトリに意地悪をする。「牧場の少女カトリ」では数少ない悪役。
ソフィア カトリが尊敬する女医。無謀運転、幸い交通事故にはならなかったが・・さすがのカトリも腰を抜かす。
アッキ フィンランド独立運動をしている学生。逮捕されたこともあったが、後に新聞記者に。エミリアさんと結婚することに。カトリが泥棒たちに襲われたときには「只今参上!」とばかりに登場。
ハンナ ライッコラ屋敷に雇われることとなるが、あやしい雰囲気。羊毛泥棒の一味。グニンラとアベルは胡散臭さを感じ取っていた。
エミリア パルキ村へ帰途、偶然出会う。(24話)看護婦をしている彼女にカトリはあこがれる。
グニンラ 冬の間だけライッコラ屋敷に雇われるばあさん。糸の紡ぎ方などをカトリに教える。後に他界。
イーネス トゥルクのリラク邸の大奥様。カトリにつらく当たるが、やはりカトリに影響され誉めるようになる。
セルマ リラク邸の雇い人。最初はイーネス同様カトリを嫌っていたが、徐々にカトリに影響されていき味方になってくれる。
レ オ トゥルクの自由学院の同級生。カトリのことを本気で星の国の王女様と思っている。星の国なんて国はありません。
悪 魔 おとぎ話しに出てくる。人間に騙されるドジな悪魔。32話
オーレルメインおじさん 眠りの精、空を飛んでくる。世界で一番話しを知っている。子供たちは見ることが出来ないそうである。29話
レーニン 48話で登場。実際トゥルクに立ち寄ったかは謎。ただ当時レーニンら社会主義指導者たちはよくフィンランドを訪れていたようである。1905年にはタンペレでレーニンとスターリンが会談。
鶴の恩返しの少女 22話でのおとぎ話しで登場。正直で誠実だったため魔女に騙されなかった。王子様とハッピーエンド。

「牧場の少女カトリ」について

放送当時カトリと言えば・・

 放送当時カトリと言えば世間では当時読売ジャイアンツのリリーフエース鹿取義隆が圧倒的に知名度が高かったようです。(毎日のように王監督はピッチャー鹿取でした)あと学校ではカトリのことをふざけて蚊取り線香と言っていました。(なんて罰当たりな・・今なら香取慎吾か)
 この「牧場の少女カトリ」は視聴率が低かったようで、のちに読んだ本によれば放送打ち切り寸前だと言うことで驚きました。最近ビデオを見ましたが大まかな話しの流れを憶えていたことから、私は当時ほぼ完全に見ていたようです。しかし私の周囲ではやはり知名度はあまり高くありません。(フローネやセーラは皆知っていますが)今こうしてみてみるととても良い物語です。当時より物語の背景などが理解できたし感動しました。

同じ別れでもカトリの場合は・・

 カトリの第1話「別れ」。そう言えば以前の世界名作劇場にも似たような第1話がありました。あの「母をたずねて三千里」です。母をたずねて三千里のマルコも外国への出稼ぎで母と別れてしまいますが、そこからの両主人公の行動は対照的です。マルコは文字どおり母をたずねてアルゼンチンまで行って母を連れて帰って来ました。方やカトリはフィンランドに居たままであるが努力をし幸運を掴み見違える立派な姿で母と再会します。どちらが良いかなどを考えるのは無駄ですけど、もしマルコだったら母をたずねて戦乱渦巻くドイツまで行っていたかもしれませんね。それはそれで面白い話しになるかも・・・

牧場の少女カトリの感想

 この「牧場の少女カトリ」は世界名作劇場の中でも比較的年代が新しく、第1次世界大戦やロシア革命など史実に基づいた事件が背景にあります。更にこの物語自体が原作者自身の生い立ちを描いており、多少の脚色は加えているとは思いますが、物語にリアリティを与え主人公に対して感慨深い気持ちにさせられます。
 カトリの仕事や勉強に対して大変な努力をする姿勢に感心させられます。ただ競争相手がいたから努力した訳ではないようです。ライッコラ屋敷などでいた頃はカトリにとって競争相手などいませんでした。では何がカトリの向学心を支えたのでしょうか、周囲の人の支えやエミリアさんやソフィアさんのようなあこがれの人物が居たこともありますが、あえて言えばカトリ自身の純粋な知的好奇心だと思います。知らないことを知りたいと言う誰にでもあるものです。でもそのことがあれだけの努力に結びつく点がカトリの立派なところです。学問に打ち込む身としては決して恵まれているとは言えないにもかかわらず、あれだけ努力するとは感心します。現代の恵まれた環境に育った私としては少し耳が痛い話しでもあります。上の項でも触れましたがカトリの強運はこれらの努力によって掴むことが出来たのだと思います。
 最終回ではカトリにとってもフィンランドにとっても素晴らしい春がきました。実話なのでこの物語は本当はまだまだ続くはずでしよう。最後もこのまま続きがありそうな終わり方です。でも最終回はもう少し時間をかけて欲しいと思いました。他の作品でもそうですけど主人公のその後、パルキ村に帰ったカトリのその後もちょっとのぞいて見たい気持ちです。(その後のカトリは作家になってこの物語を書いたそうです)
 あと余談ですがカトリのBGM音楽がすごく好きです。本放送以来、物語の詳細は忘れていたのにこの音楽はなぜか憶えていました。この作品を見て私はフィンランドに行きたくなってしまいました。(休みがな〜い!) 

「牧場の少女カトリ」の印象に残った話し

災難(8話) 牛が崖から滑落し災難。カトリがテームに鞭で打たれる。でもカトリには非はない。
はじめての招待(14話) アッキさんのフィンランド独立への理想はカトリもペッカも日本人である私も共感。
春を待ちながら(22話) 鶴と王子様の話が面白い。フィンランドの長い冬の長い夜。風土も伝わります。
助けてくれた人(26話) ハンナたち一味との格闘は手に汗握る場面です。そこにアッキさんが駆けつけるあたりカトリの強運たる所以です。
ああ入学(48話) このタイトルが好き。向学心のあるカトリには本当に「ああ入学」ですね。
お母さんの帰国(49話) 母との思いがけない感動の再会。カトリだけではなくフィンランドにもすばらしい春が来ました。

「牧場の少女カトリ」総合評価

5段階評価です

不幸度 ☆☆ 不幸な生い立ちのようで不幸さを感じさせない。
ハラハラ度 ☆☆☆ 全体的にはほのぼのしていますが、23話の牛と熊との格闘、26話での泥棒たちとの格闘が手に汗握る!
地理お勉強度 ☆☆☆ 名劇では唯一の北欧が舞台。よく見ればいろいろ発見が・・
強運度 ☆☆☆☆☆ カトリは強運の持ち主。その運を少しでも分けてくれ〜・・ん!運も実力のうち!?
おすすめ度 ☆☆☆☆ 牧場の少女カトリに地味な印象しか持っていない人は、見れば必ず印象が変わるはず。

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