母をたずねて三千里
昭和51年1月4日〜12月26日放送
| 話 | 題 名 | 話 | 題 名 |
| 1 | いかないでおかあさん | 27 | フィオリーナの涙 |
| 2 | ジェノバの少年マルコ | 28 | バルボーサ大牧場 |
| 3 | 日曜日の港町 | 29 | 雪が降る |
| 4 | お父さんなんか大きらい | 30 | 老ガウチョ カルロス |
| 5 | なかよしエミリオ | 31 | ながい夜 |
| 6 | マルコの月給日 | 32 | さようならといえたら |
| 7 | 屋根の上の小さな海 | 33 | かあさんがいない |
| 8 | ゆかいなペッピーノ一座 | 34 | ジェノバへ帰りたい |
| 9 | ごめんなさいお父さん | 35 | かあさんのなつかしい文字 |
| 10 | かあさんのブエノスアイレス | 36 | さようならバイアブランカ |
| 11 | かあさんの手紙 | 37 | はてしない旅へ |
| 12 | ひこう船のとぶ日 | 38 | かあさんだってつらいのに |
| 13 | さよならフィオリーナ | 39 | バラ色のよあけロサリオ |
| 14 | マルコの決意 | 40 | かがやくイタリアの星一つ |
| 15 | すすめフォルゴーレ号 | 41 | かあさんと帰れたら・・・ |
| 16 | ちいさなコック長 | 42 | 新しい友達パブロ |
| 17 | 赤道まつり | 43 | この街のどこかに |
| 18 | リオの移民船 | 44 | ファナをたすけたい |
| 19 | かがやく南十時星 | 45 | はるかな北へ |
| 20 | おおあらしの夜 | 46 | 牛車の旅 |
| 21 | ラプラタ川は銀の川 | 47 | あの山の麓にかあさんが |
| 22 | かあさんのいる街 | 48 | ロバよ 死なないで |
| 23 | もうひとりのおかあさん | 49 | かあさんが呼んでいる |
| 24 | 待っててくれたフィオリーナ | 50 | 走れマルコ! |
| 25 | ペッピーノ一座大あたり | 51 | とうとうかあさんに |
| 26 | 草原へ | 52 | かあさんとジェノバへ |
マルコがたどった道
| 海 路 ジェノバ〜ブエノスアイレス フォルゴーレ号と移民船での旅路 |
陸 路 アルゼンチン国内 ブエノスアイレスからトゥクマンまで |
![]() |
![]() |
| 1 | ジェノバ | 6 | リオデジャネイロ | 11 | グランデス塩地 |
| 2 | マルセイユ | 7 | ブエノスアイレス | 12 | サンティアゴデルエステロ |
| 3 | バルセロナ | 8 | バイアブランカ | 13 | トゥクマン |
| 4 | マラガ | 9 | ロサリオ | ||
| 5 | ダカール | 10 | コルドバ |
地名の詳細はこちらへ
| 話 | 舞 台 | 交通手段・距離 | 主な登場人物 | 主な出来事(名場面) |
| 1〜14 | ジェノバ (イタリア) |
ピエトロ(マルコの父) トニオ(マルコの兄) アンナ(マルコの母) エミリオ(マルコの友人) ペッピーノ(人形劇一座) フィオリーナ(ペッピーノの次女) ジーナ(船会社勤務) |
ジェノバの桟橋でマルコと母の別れ(1話) ペッピーノ一座とフィオリーナとの出会い(8話) アルゼンチンへ旅立つフィオリーナとの別れ(13話) フォルゴーレ号でジェノバを旅立つ(15話) |
|
| 15〜21 | 大西洋横断 (寄港地) マルセイユ(フランス) バルセロナ(スペイン) マラガ(スペイン) ダカール(セネガル) リオデジャネイロ (ブラジル リオデジャネイロ (ブラジル)〜 ブエノスアイレス (アルゼンチン) |
フォルゴーレ号 (ジェノバ〜リオデジャネイロ) 約10500q 移民船 (リオデジャネイロ〜ブエノスアイレス) 約2300q 合計約12800q 合計約8000里(mile) |
ロッキー (フォルゴーレ号乗組員) レオナルド (フォルゴーレ号コック長) フェデリコ (移民船で出会ったじいさん) ニーノ (フェデリコじいさんの知り合いの子供) |
フォルゴーレ号赤道まつりでうみぼうず!?(17話) 移民船に乗るまでのドタバタ(18話) 大嵐で移民船沈没寸前の危機(20話) マルコのこわーい夢(21話) |
| 22〜25 | ブエノスアイレス (ボーカ街など) |
シプリアーノ (シスターで慈善病院の看護婦) フォスコ(ボーカの料理店の店長) |
フィオリーナとの再会・ペッピーノ一座と合流 (24話) |
|
| 26〜33 | パンパ(平原地帯) ブエノスアイレス〜 バイアブランカ |
ペッピーノ一座の馬車 (ブエノスアイレス〜バイアブランカ) 約600q 合計約13400q 合計約8375里 |
サルバドール (バルボーサ大牧場の経営者の息子) カルロス(老ガウチョ 正義の味方) |
バルボーサ牧場での人形”悲”劇(28話) ペッピーノ一座を救った老ガウチョカルロス (29・30話) 人を襲わないピューマとの戦い?(31話) |
| 34〜36 | バイアブランカ | メレッディ(マルコの親戚) モレッティ(バイアブランカの議員) |
またも母に再会できず。メレッディおじさんに会う (33話) 正体のばれたメレッディをペッピーノがぶん殴る (36話) |
|
| 37〜40 | ロサリオまで バイアブランカ〜 ブエノスアイレス〜 ロサリオ |
鉄道(ブエノスまで) アンドレアドーリア号 (船 ロサリオまで) 約900q 合計約14300q 合計約8937里 |
ファドバーニ(イタリア系のお金持ち) 船長とマリオ (アンドレアドーリア号の乗組員) ジョバンニ(フェデリコじいさんの息子) |
アンドレアドーリア号での旅立ち(39話) フェデリコじいさんとの再会(40話) 「イタリアの星」での感動の一夜(40話) |
| 41〜45 | コルドバ | 鉄道でコルドバまで 約400q 合計約14700q 合計約9187里(mile) |
パブロ(インディオの少年) フアナ(パブロの妹) |
マルコ、病気のフアナを助ける(44話) |
| 46〜52 | コルドバから トゥクマンまで |
貨物列車(無賃乗車) 牛車 ロバ(ばあさま) 徒歩 馬車(旅人の) 約500q 合計約15200q 合計約9500里(mile) |
統領(牛車隊の親分) マヌエル(牛車隊のマルコの世話役) 旅人(行き倒れのマルコを助ける) ラモン・メキーネス(母の雇用主) ロドリゲス (母の手術をしてくれた医師) |
牛車隊と旅を伴に(46話) ばあさま(ロバ)との旅そして死(47・48話) 足のけがと寒さでマルコ行き倒れ(49話) とうとう母と再会(51話) ジェノバへ帰る(52話) |
1マイル=約1.6キロメートル
フォルゴーレ号の概要(第14話)
第14話でのロッキーの説明によれば、快速商船フォルゴーレ号・排水量1200トン・クリッパー型鉄船・蒸気機関・1875年建造・船籍イタリア・速力16ノット(約時速30q)
ラプラタ川(第21話)
海のように大きなラプラタ川見て驚くマルコ。(21話) 川幅が河口で幅約230kmとなりマルコが川と信じられないのも無理はない。パラナ川とウルグアイ川が合流し、ラプラタ川となり大西洋にそそぐ。北岸にウルグアイ南岸にアルゼンチンがある。スペイン語に「銀の川」を意味する。アルゼンチンもラテン語で「銀の国」を意味する。
当時のアルゼンチン
19世紀後半からの農畜産業の発展はヨーロッパ(特にスペイン・イタリア)からの大量の移民が支えた。20世紀初頭には世界有数の農畜産物の輸出国となって当時最も繁栄した国の一つとなった。しかし1929年の世界大恐慌により経済的に深刻な不況を招き、以後も政治・経済的混乱が続くことになる。
イタリア語とスペイン語
前から不思議に思っていましたがイタリア人のマルコがなぜアルゼンチンでも言葉が通じるのでしょうか。イタリア語とスペイン語はそんなに似ているのでしょうか。たしかに同じラテン系の言語ですが(言語学上の分類でも同じで共通点が多いと言われています。)イタリアの子供がスペイン語をそんなに理解出来るのでしょうか。両言語に詳しくないのでなんとも言えませんけど・・・
ちなみに「こんにちは」はイタリア語で「ブォン ジョルノ」・スペイン語で「ブエノス・ディアス」です。
世界名作劇場で言語的矛盾は「母をたずねて三千里」に限ったことではありません。「ペリーヌ物語」でもクロアチアやイタリアなどではどうしたのでしょう。ナゾです。
上記の疑問に対してご意見をいただきました。
19世紀後半から、アルゼンチンではイタリア系の移民が増大します。現在では、人口の36%がイタリア系で、スペイン系の29%より多いくらいです。特に、マルコも行ったバイアブランカはイアタリア人の都市といってよいでしょう。当時イタリアからの移民は、(当然)労働者が多くマルコの接する人々そのものです。世代を重ねて現在では、スペイン語のみが公用語になっていますが、当時はイアタリア系移民1世の時代ですから結構通じたのでは・・。じゃ、イタリア語はどうなったって?まあ、アメリカ合衆国だってドイツ系がもっとも多いのに、同系統の英語の国ですから。
なるほど!疑問が解けました。貴重なお答えありがとうございました。
エンディング「かあさんおはよう」について
この歌の歌詞には地理に関する重大なヒントが隠されています。
「朝ぼくを起こしたお日様がほらもう真上 今かあさんを起こしてるんだ・・・♪」
イタリアが昼になった頃にアルゼンチンは朝を迎えると言う意味であり、イタリアとアルゼンチンの時差を表しているのである。
ちなみにイタリアとアルゼンチンの時差は4時間(19世紀末当時は5時間と思われる)です。
パスタの謎(第2話)
イタリア人の主食パスタ。第2話でマルコが父のためにパスタを茹でる場面がある。普通に見ていると何の疑問もないが、変だ!これに気づいた人はもっと変だ。何が・・・?
パスタ・スパゲティの茹でる時間だ。少し料理をした経験のある方ならご存じだと思うが、麺類を茹でるにはある程度の時間がかかる。スパゲティの場合だと10〜6分程度、比較的茹だるのが早い、生の日本そばでも1〜2分はかかる。マルコの茹でたスパゲティ、よく見ているとせいぜい1分程度と、とても茹だるとは思えない。硬くて食べられた物ではないだろう。しかも、それを父ピエトロはちょうどよい茹で加減と誉める始末。そんな物を食べると腹をこわすぞ、ピエトロ・ロッシ。イタリア人ならスパゲティの茹で加減ぐらい教えてやれ。と、また重箱の隅を突っついてしまった。
「母をたずねて三千里」の年代はいつ
物語本編にははっきり年代を特定できる場面はありませんでした。よって時代背景や乗り物などから推定するしかありません。まず時代背景については、当時イタリアからアルゼンチン(アメリカ合衆国へも)への移民が多かったのですが、1850年頃〜1940年頃までと年代に幅があり決め手にはなりません。乗り物については、ガソリン自動車は登場しません。船に関してまだ帆船が主流のようですから、おそらく19世紀だと言うことが言えます。更に第14話で登場したフォルゴーレ号が1875年建造と言うことを考えれば、その数年後1880年頃だと言えます。
仮に、第1話開始時点で1880年としたら2話で翌年1881年、最終回イタリアジェノバ帰郷時点で1882〜1883年頃ではないかと思います。よってマルコは1872年頃の生まれと推定されます。
◇そのころの世界の出来事 フランス、パストゥール狂犬病予防法発見(1881)・日本、琉球王国を廃し沖縄県とする(1879)
◇主人公と同年代の有名人 ウィンストン・チャーチル(英国の元首相 1874〜1965)
| ジェノバ | リグリア海に面したイタリア最大の港湾都市。人口74万人。 |
| ナポリ | イタリア南部の主要都市。人口106万 |
| ミラノ | イタリア北部に位置する。現在はイタリア経済の中心地。人口143万。 |
| マルセイユ | フランス第2の都市、地中海に面した港湾都市人口81万人 16話でフォルゴーレ号が寄港 |
| バルセロナ | スペイン北東部のカタルニャ自治州の州都。人口161万。 フォルゴーレ号の寄港地 |
| マラガ | スペイン南部ジブラルタル海峡に近い港湾都市。 フォルゴーレ号の寄港地 |
| ジブラルタル海峡 | 欧州・アフリカ両大陸を隔て大西洋と地中海を結ぶ狭い(13q)海峡。 |
| ダカール | アフリカ大陸の最西端ベルデ岬にある町セネガル共和国の首都。当時はフランス領。 フォルゴーレ号が寄港 |
| リオデジャネイロ | ブラジル大西洋岸の大都市。人口560万人。フォルゴーレ号の目的地 |
| ラプラタ川 | スペイン語で銀の川という意味らしい。河口部でアルゼンチンとウルグアイの国境となす。 |
| ブエノスアイレス | アルゼンチンの首都 ラ・プラタ川南西岸に位置す人口約290万 |
| バイアブランカ | アルゼンチン、ブエノスアイレス南西約600キロ。 |
| ロサリオ | アルゼンチン中東部パラナ川西岸の港湾都市。 |
| ボーカ | ブエノスアイレス市内にあるイタリア(特にジェノバ)移民街。24〜25話 |
| ロンバルディア | イタリア北部の平原地帯。中心都市はミラノ。30話でのイタリア料理店店主の出身地 |
| コルドバ | アルゼンチン中部の町。人口118万人 41〜45話 |
| サンティアゴデルエステロ | アルゼンチン北西部の町。牛車隊の目的地、マルコは途中まで同行。46話 |
| 塩の海 | アルゼンチン北西部コルドバとトゥクマンの間にあるグランデス塩地のこと。47話 |
| トゥクマン (サンミゲルデトゥクマン) |
アルゼンチン北部の町。マルコの母のいる街。50話 |
| アンデス山脈 | 南米大陸を南北にはしる世界最長(約6000q)の山脈。 |
「母をたずねて三千里」の動物たち
いろんな動物が登場する世界名作劇場シリーズ。
一説にはキャラクターグッズの売上をのばすためとも言われる。
| アメデオ | マルコと一緒に旅をした芸達者な白い猿。あくびをするときが可愛い。 |
| トビウオ | 16話冒頭でマルコはトビウオに乗って空を飛ぶ。(ただし夢の中) |
| ピューマ | 南北米大陸に生息する大型肉食獣だが主に小型のほ乳類を捕食するのでやはり人間を襲うことはないようである。31話 |
| ばあさま | 牛車隊の統領からもらったロバ。20歳以上の高齢でマルコとの旅の途中で天寿を全うする。 |
「母をたずねて三千里」の登場人物にちょっと一言
母をたずねて三千里の登場人物にちょっと一言。おおっ!こんな人もいたのか。
普通にみていたら見落としてしまいそうな脇役などを紹介、今度ビデオか再放送で見る機会があれば彼らに注目してみましょう。
| マルコ | この物語の主人公。思い立ったら直ぐ行動にうつし感情を表に出すタイプ。劇場版では颯爽と車に乗って現れるが、たぶん医師になったのであろう。 |
| ペッピーノ | 極端なほどのお調子者で陽気で大声でほらを吹く男。それでも三女の父親である。もちろん頼りないがあの楽天的性格は見習うべきものでもある。 |
| フィオリーナ | ペッピーノ家の次女、ちょっと陰を感じさせる少女。旅から旅への生活がそうさせたのであろう。マルコと過ごすことで少しずつ心が開かれることになる。 |
| エミリオ | 坊主頭でちょっと粋な感じのする少年。建設現場やアイスクリーム売りなどよく働いている。マルコの親友。 |
| ルチア | マルコが通う学友の少女。お金持ちでマルコに気があるらく誘惑する。 |
| サンドロ | 父ピエトロの親友でドイツ帰りの医師。ジェノバ港での立ち小便の場面はホッとさせてくれる。 |
| ニーノの母 | リオからの移民船に乗っていた幼児の母親。あまり体が丈夫そうではない。19〜22話 |
| ドン・カルロス | ガウチョ(米国で言うカウボーイ)の老人。凍えるマルコたち助けたり、オルデガとの喧嘩では一ひねり。かっこいいぞ!29〜30話 |
| オルデガ | ガウチョだがカルロスとは大違いの下品な悪党。最後は実にみっともない。 |
| バリエントス家執事 | コルドバの町のバリエントス家で、「乞食をするならイタリアでやれ」と今なら放送禁止用語?を吐きマルコを追い返す。後の劇場版では別の言葉に代えてました。 |
上に紹介したキャラはごく一部。母をたずねて三千里は登場人物の数では世界名作劇場No.1ではないでしょうか。
全て網羅するのは相当大変。声優さんをあつめるだけでも大仕事だったのでは・・・。
「母をたずねて三千里」について
「母をたずねて三千里」の感想
20年以上前の作品ではあるが不思議なほど色あせて見えない。物語の深み、登場人物の個性、背景のこまかい描写などはっきり言って現在のテレビアニメよりもはるかに質が高いと思う。(最近アニメは全然見てないけど) アニメとしての技術的な質だけではなく時代背景のなどの描写にも興味深い物があります。機械によって職を失う者、職を求めて新天地に移民する人々、フォルゴーレ号の構造や南米各地の地勢などずいぶん手間暇かけたロケハンや資料研究をしたのだなと、改めて感心しました。この作品のみどころは感動的な名場面だけではなく、このようなきめの細かい描写も見どころです。一度だけではなく何度も見たくなる作品です。おそらく私は本放送を見ていたはずですが、当時まだ3歳位でしたから記憶に残っているのは再放送のはずです。おそらく再放送が最も多い作品でしょう。
今日、大人になって見てみるとマルコは強烈なマザコンのように見えてしまいましたが、7〜8歳位の子供なら誰だってそうだったでしょう。ただ普通の子供、私などにはなかった勇気と行動力を持っていました。なにせ一人でアルゼンチンまで行ってしまった。この話しから学んだのは地理だけではなく勇気と行動力です。ちなみに番組のタイトルは「母をたずねて三千里」ですが、私はずっと「マルコ」と呼んでいました。番組タイトルがやや長すぎたのと、主人公マルコの個性が強かったことが影響していたのかもしれません。(後の劇場版はズバリ「MARCO」ですから)他に個性の強いキャラと言えばやはりペッピーノさんでしょう。存在感の強いキャラですが意外にも登場話数は少なく全体の半分にもなりません。個人的にはとても印象深いキャラでペッピーノ一座と旅をしていた間(26〜33話)がこの物語の中で一番好きです。(基本的に旅系が好きですから)
劇場版「MARCO」について
劇場版「MARCO」も見ましたが、テレビ版をビデオで見た直後だけに率直に言って物足りなく感じた。キャラの雰囲気も今風に変わっていてやたら格好良すぎるし、声優さんの声もちょっとイメージが違うような・・・・(マルコの声も個性と違う感じがするしペッピーノの声がなべおさみと言うのはどーにかならないのか)更にマルコの旅のルートも短縮されていたし(バイアブランカに行かなかった)キャラもずいぶん減っていました。やはり全52話を2時間程度にまとめるには無理があり(特に旅型)、テレビアニメや映画のリメイク版を成功させるのがオリジナルを越えるのが難しいことを痛感した。その前年の「フランダースの犬」の劇場版はテレビ版を完全に見ていないせいか、比較的良くできているように感じた。話しを無理にまとめたような忙しさが無く、さほど違和感がなかっただけに、「MARCO」ちょっと残念であった。
「母をたずねて三千里」の印象に残った話し
| いかないでおかあさん (1話) |
桟橋での別れの場面はあまりにも有名。マルコが転ける場面は目を覆いたくなるほど痛々しい。 |
| 飛行船の飛ぶ日 (12話) |
この話で印象に残ったのはエミリオといっしょに作ったアイスクリーム。あれと同じような方法でアイスクリーム作ってみましたが上手くいきませんでした。 |
| おおあらしの夜 (20話) |
船旅と言えば大嵐が付き物。嵐がなければ船旅などつまらないものです・・・? |
| バルボーサ大牧場 (28話) |
ペッピーノ一座の人形劇、あの人形劇だけでも面白かったが、「バケツに3杯泣かせる」との迷言を言ったペッピーノさんが勝手に話を替えてしまった。 |
| かがやくイタリアの星一つ (40話) |
イタリア移民同胞の熱い友情に感動。オープニングにもある場面。 |
「母をたずねて三千里」総合評価
5段階評価です
| 不幸度 | ☆☆☆☆ | 行く先々ですれ違いの連続でした。 |
| ハラハラ度 | ☆☆☆☆ | 移民船の嵐とガウチョカルロスの活躍、後半のマルコの一人旅など |
| 地理お勉強度 | ☆☆☆☆☆ | 旅行型世界名作劇場の真骨頂。 |
| 乗り物ただ乗り度 | ☆☆☆☆☆ | 密航に無銭乗車に貨物列車にまで忍び込み・・・良い子はマネしちゃだめだよ |
| おすすめ度 | ☆☆☆☆ | 面白い。見れば見るほど味が出る。宮崎駿ファンなら必見、そうでなくても一度は見ておくべき。 |