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第31回近畿ブロック
高校生国際交流セミナー

〜 近畿ブロック高等学校国際教育研究協議会高校生夏季宿泊研修会 〜


期 間:
2006年8月8日(火)〜10日(木)
会 場:
天理教本島詰所
天理市指柳270-1
目 的:
これからの国際社会に生きようとする高校生に、国際協力・国際協調について正しい視点を養い、平和で豊かな国際社会に貢献できる地球市民としての資質や能力の育成を図ることを目的とする。
大会テーマ:
21世紀に羽ばたく地球市民をめざして 集お、違いを楽しもう
"Let’come and talk,enjoy the differences"

 第31回近畿ブロック高校生国際交流セミナー・奈良大会は、「21世紀に羽ばたく地球市民をめざして集おう、話そう、違いを楽しもう“Let’s come and talk, enjoy the differences.”」のテーマのもと、8月8日(火)〜10日(木)の2泊3日の日程で行われた。日本人生徒18名、留学生7名という少人数ではあったが、そうであったがゆえに、ほとんどの活動において各生徒がきわめて密に交流することができた。最終日のグループ別発表に向けて、各グループは議論から仕上げまで4時間以上準備に当てることになったが、かけた時間の長さだけではなくグループ間の壁を越えた仲間意識が確かにそこにはあった。そして、最終発表にいたるまでに全体活動や、講演会、花火レクレーションなどの交流を経たことによって更にお互いの信頼関係が生まれ、結果として感動的な「グループ別発表」につながった。
  2泊3日ではあったが25名の生徒にとっては熱く、忘れ難い大会になったのではないか。彼らにとっては、未来に活躍する地球市民となるための貴重な集いになったように思われた。

研修部  康乗栄二(大阪府立大正高等学校)

 



実施内容

a) 8月8日(火)14:00〜:講堂

 開会式

  (1) 開会の挨拶
     山田勝康 奈良県高等学校国際教育研究協議会長(県立斑鳩・法隆寺国際高等学校長)
  (2) 来賓挨拶
     高橋嘉行 独立行政法人国際協力機構大阪国際センター所長
     山田 均 奈良県教育委員会奈良県教育研究所 教科指導部長
  (3) 諸注意 事務局


b) 8月8日(火)14:30〜:講堂

  ◎レクレーション「はじめまして」(参加者全員で出会いのゲームを楽しむ)
  6グループに分かれ、限られた材料で「塔」作り大会。塔の高さと出来栄えを競うゲーム。
  最後に各グループから1〜2分のアピールをする。表彰し、賞品を贈る。

c) 8月8日(火)16:30〜:講堂

  
◎グループ活動@:食堂にてバーベキュー準備、自己紹介など。

d) 8月8日(火)19:00〜20:00:講堂

  ◎全体活動:協力隊OG 首藤順子さん
    「青年海外協力隊員が見たボリビア女性の世界」とチャランゴ弾き語り


e) 8月8日(火)20:15〜21:30:A,B,Cの部屋に分かれて


  ◎グループ活動A:グループ別発表(最終日)に向けての議論(他府県の先生が入る)


f) 8月9日(水)9:00〜10:30:講堂

  ◎各府県別発表
   ・奈良県立五條高等学校 生徒会による
      「ネパールに学校建設を」(創立100周年記念事業として)
   ・京都教育大学付属高等学校 北川あゆさん
      「エッセイコンテストに応募して」その他


g) 8月9日(水)10:50〜11:50:講堂

 
◎講演 青年海外協力隊員の話 岩崎素子さん
      「ニカラグアの子供たち」―マンゴーの木の下で―


h) 8月9日(水)13:30〜15:30:講堂
  ◎全体活動:民族楽器奏者ロビン・ロイドさん

     「世界民族楽器の旅」

i) 8月9日(水)16:00〜17:00:A,B,Cの部屋に分かれて
  ◎グループ活動B:グループ別発表のための準備

j) 8月9日(水)19:00〜21:00:A,B,Cの部屋に分かれて

  ◎グループ活動C:グループ別発表のための仕上げ

k) 8月10日(木)9:00〜11:00:講堂
  ◎全体活動:グループ別発表
    グループA:タイ語、ブラジル語、ドイツ語、日本語の各語により早口言葉にチャレンジ
    グループB:「生活の違い」をテーマにアピール 奈良県五條高校の発表
   
グループC:日本語・タイ語・ポルトガル語によるオリジナルの歌詞(オレンジレンジの「花」のメロディで替え歌)による歌を発表
 
  ◎参加生徒全員による感想


l) 8月10日(木)11:00〜:講堂

  閉会式
 
   (1)閉会の挨拶  山田勝康 奈良県高等学校国際教育研究協議会長
   (2)次期開催県大阪府代表の挨拶
   (3)諸連絡


国際交流セミナーに参加して

「国際交流セミナーに参加して」

     奈良県立法隆寺国際高等学校  2学年 寧山N.

 先生に誘われて行った国際交流セミナー。はじめは他の学校から来る子や留学生の子達と3日間過ごせるかなという不安と、留学生の子達といっぱい話してみたいなという楽しみでいっぱいでした。 
  1日目、みんなと顔合わせをした時は、緊張でいっぱいいっぱいで全く喋ることができませんでした。はじめのグループ活動の時、私の班にはドイツとブラジルの留学生の子がいました。『英語で話した方がいいのかな?』と思って、思い切って英語で話しかけてみると、ドイツの子には通じたけど、ブラジルの子は全く英語が分からないという事で、結局は全員が日本語で喋っていました。ここで感じた事が、留学生の子が全員が全員、英語は話せないんだ。という事です。私は留学生と聞いただけで英語はできるのだと勝手に思い込んでいたようです。そこで初めて、自分は世界の人々について何も理解できていないと言う事を悟りました。また、バーベキューの時はドイツ・ブラジルの子に加えてタイの子も参加しました。みんなで自己紹介をして、食べているとタイの子が、日本についていろいろ質問してきました。私はできる限り答えてあげました。すっごく熱心に聞いてくれていた姿は今でも忘れられません。私もタイの国について訪ねてみようと思いましたが、よく考えてみるとタイの国がどんな国なのかすら分からない上、どこにあるかも分からないでいました。この時思い出したのが世界史の先生が言っていた事です。『どんなに英語を勉強し理解できても、世界にはどんな国があって、どんな歴史があるかを理解しておかないと、立派な国際人にはなれない。』この言葉を何度も思い出しました。それがどんなに大切な事だったのかを、よく理解する事ができました。
  2日目の府県別発表でも、1日目と同じ思いをしました。どの子も世界の人々や国の事をよく理解しているなと思いました。特に北川さんの発表は心に響くものがありました。小4で国の子供たちのために募金して、鉛筆など送った。と聞いた時は、自分はいったい、小4の時何をしていたんだろうか。など、いっぱい考えました。小4の時なんて何も考えずに毎日を過ごしていたのかと思うと少し恥ずかしくなりました。 
  1日目に来られた首藤さんや2日目に来られた、青年海外協力隊員の岩崎さん・ロビン・ロイドさん達を見ていても、やっぱり自分のしている事がちっぽけに思えてなりませんでした。異文化理解という授業で、オーストラリアについて学んでいるけれど、オーストラリアの国についての知識ばかり得ていても意味ないんじゃないかもしれない・・・。と一瞬思いました。ロビン・ロイドさんが紹介してくれた楽器を、学校の皆に、クラスの皆に見てもらい、演奏したいなぁと思いました。あんなに素敵な楽器がアフリカにあるなんて思ってもみなかったので、アフリカについての知識として1つ得たような気がします。 
  そして、留学生の子たちの故郷である、ドイツ・ブラジル・タイについても、もっともっと知りたいと思い始めました。もちろん、アフリカや、ボリビア・ニカラグアがどんな国でどういう歴史があるのかも学んでいきたいと思いました。 
  この3日間で、英語が話せるだけでは世界には通用しないことや、自分の世界の国々についての知識の無さを実感することができて、良い経験ができたと思います。 もし、夏休み前に先生がこのセミナーに誘ってくれなかったら、こんな事も考えなかったと思うし、世界の国々について知りたいとも思わなかったと思います。ありがとうございました。 
  また機会があれば、このセミナーに参加したいです。そして、その時までには、たくさんの知識を持って参加したいです。

「違いを楽しんだ3日間」

        奈良県立法隆寺国際高等学校  2年 M.N.

 この3日間の感想は“楽しかった!!”それしかありません。具体的に言うと、まずは“人”です。私は今までアメリカやオーストラリアなどの英語を使う国の人としか交流をもったことがありませんでした。でもここに来ていた留学生の人達はタイやブラジル、ドイツで今までと違う雰囲気に私はとても新鮮な気持ちになりました。
  そして次に“言葉”。「あれ、英語使う国ないやん!!」って思って心配になったけどみんな日本語がうまくて、しかも“3〜5ヶ国語話せる”と言っていたのでかなりおどろいたし、自分と比べてちょっと情けなく思いました。
  1日目は緊張と人見知りも会って遠慮ぎみに過ごしていました。夕方、チャランゴの弾き語りを生で見て、聴いて、何を言っているのかはまったくわからなかったけど音のリズム、チャランゴの音色がきれいで良かったです。民族衣装もすごく個性的で忘れられません。
  その後にグループ活動でみんなそれぞれチャランゴについての意見を交わしました。1人1人の感じ方が違っていて聞いていて楽しかったです。
  次の日朝から府県別発表を聞きました。各府県の学校で色んな取り組みをしていて、勉強になりました。ここで私は今まで考えたこともない現実を知った。私が興味を持っていた“外国”は都会の発展している所でその裏側については目をそらしていました。
  「貧しい国がある、人がいる...でも私には何もできない。」そう思っていたから。しかし、発表している人達は学校の行事で生徒達と力を合わせて外国に学校を建てたり、寄付をしている。実際やろう!と決意しても出来なかったりするのに形に出来てすごい。そして私にも何か出来るんじゃないのか?!と考えさせられました。
  お昼からは世界民族楽器の旅をしているロビン・ロイドさんの話や楽器演奏を聞いた。ロイドさんの話の中で「どんな物でも楽器になるし音楽が作れる」と言っていた。あたり前の事だけどそんな事考えもしなかったし「たたみの部屋にピアノは変」なんて言われるまで絶対疑問に思う事なく生きていたと思う。演奏は何かの民謡かな?って思って聞いていたけど違っていて全てロイドさんの即興音楽だった。でも聴いていてすごく落ちつくし不思議な気持ちでした。最後みんなで色んな楽器を持って演奏した曲はあの大人数が1つになった感じで良かった。2度と同じ曲は出来ない、世界に1つだけの曲。
  次のグループ活動でまたそれぞれ意見を交した。1人の男の子フォックスは日本語がまだ良くわからないので身ぶり手ぶり、片言の英語で通訳をしたりした。その時私は彼の言っていることは頭で理解できているのに周りに伝えることができなかったし反対に彼に英語で話すことも出来ずにただボーっとしているだけだった。「私が今まで勉強していた英語は何だったんやろ。もう5年も英語にふれているのに・・・」ととても情けなく恥かしくなった。でもこのままじゃだめだ。と思いこの体験を機会にただなんとなくやってきた英語をちゃんと学んで話せるようになりたい!!と決意した。
  夜のグループ活動はリーダーが誰もが考え付かないような事を言い出し、半ば強制的に“この3日間のまとめ”を歌にすることになった。初めはみんな「いや、ムリでしょ」って雰囲気だったけど曲が決まりだんだんと形になっていった。ある程度出来た所で花火をすることになり、メンバー全員で花火をした。これがすごく楽しくて良かった。終わった後も部屋に集まり、ブラジルのトランプゲームをやったり...怖い話をしたり、恋の話をしたり...英語を交えながらのコミュニケーションはかなりの良い体験になったと思った。
  結局寝ることもなく次の日を向かえてしまった。発表はどの班もちゃんとまとまってあって、ゲームもあったりと楽しかった。自分の班は歌が不安だったけどタイ語版、ブラジル版、そして日本語版、どれもうまくいった。1人ずつ感想を言っている時みんな良いこと言うし、このメンバーと今日でお別れかと思って泣きそうになりました。自分の番は緊張して何を言ったか全く覚えていません。
  私はこの3日間でちょっと成長したと思います。外国のことはもちろん、考え方やこれからの事など色々変わってきました。そして今まで人前に出て自分の意見を相手に伝える。ということがニガテだってけど精一杯に自分の思ってる事を伝える事が出来てうれしかったです。これが一番の成長かと思います。本当に良い経験でした。このメンバーが大好きです。また集まって色んな事勉強したいと思いました。ありがとうございました。

「人と交流するということ」

         京都府立東舞鶴高等学校  2学年 U.K.

 「ありがとう。一緒の班になれて楽しかった。」この言葉を言われたとき、私はこのセミナーに参加して良かったと思いました。
  2年の夏、私は知らない人たちの中で自分を試したいと思い2泊3日の高校生国際交流セミナーに参加することにしました。たった3日間のセミナーは、あっという間に過ぎたけど、とても充実した3日間でした。
  1日目、最も楽しかった時間は、夕食でした。学年、国を問わず、いろいろな話をしながらのバーベキューは初めての体験で、交流することの楽しさを学びました。
  2日目、この日私は、多くのことを知り、多くの刺激を受けました。1つは、北川あゆさんの話です。インドネシアでの体験、日本のことについて、それらは納得させられることばかりで、私が今まで知らなかった面も知ることが出来ました。そして、国際協力のために今私ができることは何かと考えさせられました。もう1つは、班発表をするためにみんなで意見を出し合ったときです。とても刺激を受けました。私の班は6人で,みんなで色々な意見を出し合うことから始まりました。話すのが上手く、自分の意見をしっかり持っている人もいれば、話すのがあまり得意でないという人もいました。私の班には2人の留学生もいて、日本語が伝わりにくいときもあったけど、伝えたいという気持ちさえあれば、どんなに英語が下手でも関係なく楽しい時間を過すことが出来ると思いました。私は上手く意見を言えなくて何度も詰まったけど、自分の思いを聞こうとしてくれる人がいると、何とかしてして伝えたいと思って頑張りました。そして、他の人たちの意見も楽しく聞くことができました。
  3日目、昼まででこのセミナーは終わりました。「もっとこうすれば良かった。」と思うことはたくさんありましたが、このセミナーに参加できて良かったと思いました。

「近畿ブロック国際セミナーに参加して」 

  京都府立東舞鶴高等学校  2学年 K.R.

 1日目、施設に着いたときは不安でいっぱいでした。同じ学校の子と部屋が違ったので、3日間ちゃんとやっていくことが出来るかどうか心配でしたが、同じ部屋の子達も隣の部屋の子達もみんな優しくておもしろい子達ばかりだったので自然と不安な気持ちがやわらいでいきました。
  2日目は良い話がたくさん聞けた1日だったと思います。各府県別発表の北村さんの話では、小さい頃インドネシアに住んでいたと聞いて驚きました。自分で鉛筆を集めて自分でインドネシアに持っていったと聞いて、私と同じ歳なのに自分から行動を起こして、世界の為に何かしたのでこれこそが国際協力だと思いました。ロビンさんの楽器演奏はとても楽しめたし、楽器を買わなくても身近にある物だけで楽器を作ることができるし、人を楽しませることが出来るんだと思いました。3日目の発表では、早口ゲームや歌など、とても楽しい時間を過せました。早口言葉で国際交流ができるなんて思いもしなかったし、みんなとても楽しんで交流できたと思います。
  今回、セミナーに参加して良い刺激をたくさん受けることが出来ました。参加したことによって、より国際交流の大切さがわかったし、小さなボランティアでもみんなでやることによってより大きなボランティアになると思いました。ほんの小さなことでもやってみる、そうすればきっと世界のどこかの誰かのためになることが出来ると思いました。そのためにも、今自分に何ができるのかを考えることが大切だと思いました。





第30回近畿ブロック
高校生国際交流セミナー

〜 近畿ブロック高等学校国際教育研究協議会高校生夏季宿泊研修会 〜


期 間:
2005年8月10日(水)〜12日(金)
会 場:
和歌山県立 紀北青年の家
〒649-7112 和歌山県伊都郡かつらぎ町中飯降1317-3
目 的:
新しい正規の創造を担う高校生達に,グローバルな死やにたった豊かな完成と公平な価値観をはぐくむ機会を提供する。
大会テーマ:
多文化共生社会の実現をめざして
共 催:
近畿地区高等学校国際教育研究協議会
独立行政法人 国際協力機構大阪国際センター
財団法人 和歌山県国際交流協会
主 管:
和歌山県高等学校国際教育研究会
後 援:
和歌山県教育委員会
和歌山県青年海外協力協会
社団法人 青年海外協力協会近畿支部

 平成17年8月10日(水)〜12日(金)の3日間、上記セミナー和歌山大会が橋本市近郊の和歌山県立紀北青年の家で開催された。『多文化共生社会の実現をめざして』をテーマにスポーツ、ゲーム、ワークショップなど多彩な活動を通して、最終日の「ふりかえりまとめ」で個々の参加者がセミナー前と後で考えがどのように変わったかを発表。従来のグループ発表とは異なり、参加生徒一人一人の声を聞くことができ非常によかった。またプログラムの内容に応じて和歌山県国際交流協会、JICA大阪、JICA高校生スタッフが担当、違った角度の活動から『多文化共生の実現』への考察を深めるという形式であった。
  表面的な知識を与えるというよりは自ら考えることを重点に置くという点で、今後のセミナーの在り方の一つの示唆だったように感じる。92名の参加者の「笑顔」よりも「真剣な眼差し」が印象に残る大会であった。和歌山県の関係の皆様のご努力に敬意を表します。

事務局長  蔭山孝幸(府立箕面高等学校)



日程

8月10日(水)
8月11日(木)
8月12日(金)
 



12:00 
 
 



 受付、入所
6:30 
7:00 
7:45 
 9:00 
 
  
11:30 
 起床
 朝のつどい、清掃
 朝食
 全体活動A
 *体育館でスポーツ&ゲーム
 多文化を学ぶ
  海外技術研修員とともに
6:30 
7:00 
7:45 
9:00 

11:30 
12:00   
 起床
 朝のつどい、清掃 
 朝食
 全体活動B
  「ふりかえりとまとめ」
  閉会式  
  昼食
13:00 

14:00 
14:30 
  

16:00 
17:30 

 開会式
 オリエンテーション
 全体活動@
 「WIXASクイズT」
 クイズで学ぼう和歌山と世界
 野外炊飯準備
 夕食
 「カレーを作ろう、味わおう」

 

 

14:30 
 

 ランチミーティング
 (昼食休憩)
  海外技術研修員との交流
 
 班別活動A
  ワークショップ
   「キノ共和国」
13:00 
 
 解散
 

19:00 

20:00 
22:30 
22:30 

 班別活動@
 「あなたなら誰を選ぶ?」
 入浴・就寝準備
 消灯・就寝
 巡回・教員打ち合わせ・反省
19:00 
 
20:00 
22:30 
22:30 
 班別活動B

 入浴・就寝準備
 消灯・就寝
 巡回・教員打ち合わせ・反省
      
 


 ■全体活動@
   「WIXASクイズ」

司会・進行:WIXAS高校生ボランティア

 初の全体活動であるのでアイスブレーキングの意味も含めて、「WIXASクイズ」を行いました。このクイズは作成から進行まで、すべて高校生の国際交流ボランテイアのみなさんが実施してくれたものです。
  「言葉」「文化」「和歌山」「食べ物」「芸能」の5つのジャンルがあり、それぞれが10点から40点までの問題で構成されているのですが、たとえば「文化」の問題では、初めてみるラオスの弁当箱や各国のあいさつの方法などが出され、異文化を感じることができました。また、南アフリカの処刑用のロープの写真のように、かなり衝撃を受けながらも考えることの多い問題もありました。 それぞれ解答されるとき、参加者であるその国の方から直接説明していただいたので、よりリアルに感じられたのではないでしようか。また、「和歌山」の問題では県の魚や「ふわわりよ」といった和歌山弁など、和歌山に住んでいる教師であっても難しい問題が紹介されました。
  とにかく高校生ボランティアのみなさんの司会・進行ぶりがすばらしかったです。


 ■野外炊飯
   「いろいろなカレーを作ろう、味わおう」


・日本式のカレー(野菜カレー、チキンカレー、牛肉カレー)

・マレーシア式のカレー(卵カレー、チキンカレー、エビカレー)

・ネパール式のカレー(エビカレー、チキンカレー、豆カレー)

の9種類つくってそれぞれ食ベ比べをしました。




■班別活動@
   「あなたなら誰を選ぶ?」

講師:山田恭久(和歌山県国際交流協会)
亀井勝博(和歌山県国際交流協会)

 山田さんの多言語(8カ国語)での自己紹介でワークが始まる。次々と繰り出される8カ国語でのインタビューに笑いが起こりたり、戸惑ったりしながらも何とか答えようと苦労している様子がよく見えました。
  その後、亀井さんからワークシートが配られ、あなたの家の隣に様々な国籍の人が引っ越してくることになり、あなたならこの10人の中から誰に一番引っ越しをしてもらいたい、あるいは来てほしくないと思うか、リストに書かれている10人にランクをつけ理由を考えてもらうように指示がありました。その後、グループ内で話し合いをしながら、意見をまとめグループ間での違いを見つけて話を進めました。
  まとめとして、出身国でランク付けが影響していないかや、その人が自分にとって必要だったり、役立つ人でランクをつけたのではないか、などということをもう一度考えてもらうようにという宿題が出されています。
  参加者からは、このワークをすることでかえつて自分の偏見のイメージをふくらませることに繋がらないかといぅ質問が出されましたが、自分の先入観や偏見に気づくという意味では考えが深まるワークショップであったと思います。

 

■全体活動A
   「あなたなら誰を選ぶ?」

講師:ジュリアン・リチャーズ(和歌山県国際交流協会)
フランシスコ・アルカンタラ(和歌山県国際交流協会)

*ドッジボール大会

 多くのボールを使い、相手に受けられたらボールを投げた方が外に出る、持っているボールでブロックするのはOK、というようなアメリカ式のルールが最初、少しわかりにくい様子でしたが楽しんで体を動かしていたようです。また、外に出た人が二人以上になると、国際理解に関するキーワード(多文化共生や平和)の言葉を見て、黒板にそのイメージを書き、当てればコート内に戻れるというルールが特別に設定されていたので、コートの外に出ても一生懸命でした。

 

*ビー玉(小豆)レースクイズ

 クイズが出題され、輪の真ん中にいる出題者に答えを言うという形で進められました。答えを言う際に自分のチームのメンバーの箸の上に小豆をのせ、その小豆の数がポイントにつながるということで、参加者のみんなが協力し小豆を乗せている姿は非常に好ましく思いました。
  ただ、この二つの活動を通して、寝不足と熱さの影響で体調不良に陥るものが数人出たことはワークを考える上で、今後の課題であると思います。

 

多文化を学ぶ
〜海外技術研修員に聞く〜  

 国際交流セミナー、2日目の活動として、JICA大阪で学ばれている海外技術研修員とミーティングを行いました。高校生が各国別に7,8人のグループを作り、そこに各国の研修員とJICAインターンが加わり、通訳をしてもらいながらそれぞれの国についての話を聞きました。研修員は、カメルーン、ジンバブエ、タンザニア、ジブチ、東ティモールなど主としてアジア・アフリカの10カ国の方々でした。
  それぞれのグループでは、たとえば1回目にタイからお越しになったトンさんから話を聞き、続いて2回目はエチオピアのグッチャムさんからお話を聞く、というように各参加者は2つの国の研修員と話ができるように進めました。
  この2回の交流会で、私たちは今まで地図の上でしか見たことがなかった国、テレビでしか知らなかつた文化を、その国の人から実際に教えていただける機会に恵まれました。説明を受けながら一生懸命メモをとる人、どんどん質問をする人が多く、とても刺激を受けている様子でした。
  それぞれの国の独自の文化を知る反面、たとえばエチオピアでは挨拶をするとき、日本と同じような礼をする、といったような、違う国の違う文化の中に意外な共通点を見つけることもでき、それによって、純粋な驚きと共に、その共通点から親しみを感じる気持ちを持てたということは、多文化を学び、お互いを理解し合ぅという点で大きな意味があったのではないでしょうか。
  研修員の皆さんは、高校生が興味を持ちやすいように教材や身近な話題を用意してくれており、高校生は、交流会の前にその国について少し勉強をしていたようでした。そのお互いの歩み寄りの姿勢こそが、今回の「多文化を学ぶ」上での大きな一歩であり、研修員、高校生の両方にとって意味のある場になったのではないかと思います。

 


班別活動A
ワークショップ「キノ協和国」 

コメンテーター:出口勝美(元和歌山県国際交流協会専務理事)
玉城美佳(在住外国人支援コーディネーター)
寺杣祝男(和歌山青年海外協力協会)
横出加津彦(和歌山県立大成高等学校教諭)
  2日日に今回の近畿高校生セミナーのメインプログラムとしてワークショップ「キノ共和国」を実施しました。この教材は初日に行った「WIXASクイズ」同様、企画・立案から司会・進行まですべて高校生ボランティアによるものであることをまず記しておきます。
  まじめに、仮想国であるキノ共和国の説明をパワーポイントなどを駆使しながら、参加者にわかりやすく説明。さらにその住民「クリス」からの手紙を紹介し、キノ共和国を発展させるために私たちができることとして、いろいろな提案を考えていこうとワークの説明が行われました。
  それを受けてグループごとにキノ共和国に「何が足りないのか」「住民は何を求めているのか」「発展するために何が必要か」などを論議していき、模造紙に大きくその提案の中身を図示しました。最後にその模造紙をもとに、各グループごとに発表していきました。
  4人のコメンテーターの辛口の批評にあいながらも、各グループともになかなか高校生らしいおもしろい中身を披露しました。色々な視点で、町づくりについて考えあうということは、全体のテーマである「多文化共生社会」を考える上でも重要であり、興味深いワークになったと思いました。


全体活動B
ふりかえりとまとめ

 最終日、2日間をふりかえるまとめのワークを行いました。おおよそ参加者を県別・地域別のグループに分かれて、
 
  (1)まずそれぞれがこの研修を通して感じたことをキーワードにして、どんどん書いていく。
  (2)それを理由とともにグループで発表し合い、共感できるものを自分のワークシートに書いていく。
  (3)そして、グループ全員が共感できたものをまとめる。という作業を順に行いました。

  全体のまとめということで、最初はまとめづらいグループもあったようですが、“友だち”“語学”“文化の違い”“コミュニケーション”“達成感”などのキーワードが発表されていくうちに、何か漠然とみんなが感じてきたことを、すっきりまとめられたように思います。
  そして、最後はこのセミナーのテーマである。「多文化共生」についで考えました。セミナーが始まったときにタッグシールに書いたものをカテゴリー化してあって、それも参考にしながら、グループの話し合いを進めました。グループからは“互いの意見・発想を知り合うこと”“平和”“互いを大切にする態度”などの意見が発表されました。
  もちろん、答えのない大きいテーマですが、みんなから実感のある具体的な意見が集まったのも、このセミナー自身が学校や県、そして国の違う人たちが集まったまさに「多文化共生」している集団だったからではないかと思いました。



 国際交流セミナーに参加して

=和歌山・1年=

私はまずここに来て思ったのは、まったく違う地域の高校生や留学生と本当に2泊3日もやっていけるのだろうかということでした。でも、実際に関わってみると、みんな親切で、言葉が通じなくてもお互いに理解し合おうと努力(身振り・手振り)をすることで完全にではないけど伝わることが分かりました。それに、それでお互いに理解できると楽しいし、すごくうれしくなりました。
  このセミナーで本当にいろいろな人の意見を聞くことができたし、お互いにまっすぐに意見をぶつけ合うことができてとても勉強になりました。私は、さらにこういうことに興味が湧きました。またこういう企画があればどんどん参加したいと思います。
  このセミナーで私は、外国の文化や言葉にすごく興味を持てました。

=奈良・3年=

 このセミナーを通して友だちも増え、いろんな考え方に触れることができたのがよかつた。自分は頑固なところがあるから、ちょっとビックリした意見もあったけど、そこはそんな考え方もあるんだって思うようにした。人に意見はいろいろあって当然だが、同じだったらつまらない。いろんな考え方をもっている人たちが参加しているこのセミナーはとてもよかった。
  一つのテーマについて考えることは、深いところまで考えることができてよかった。本当に有意義な3日間を過ごせた。
  もっと英語を勉強する。人と話すことの積極性はものすごく大事なことだと思った。いろんな文化のことを知れておもしろかった。
  ちょっとハードスケジュール(?)だったけど。ほんまにここに来てよかったと思う。このセミナーで学んだこと、話した友だち、講師のみなさんのことを忘れない。そしてこのセミナーをずっと続けてください。
  ありがとう。そして自らも頑張ります。
=京都・2年=
 このセミナーに参加していろんな国のことや、和歌山県やいろんな地方のことを知ることができました。多文化共生社会とは何かを考えるのは難しくてなかなか意見が出なかったけど、話し合いをしていくうちに、文化の違いや考え方の違いがたくさんあるのが分かりました。食べ物ではイスラム教などの宗教では食べてはいけないものがあるのがわかりました。言葉も全然わからなかったりしました。いろんな国の人と同じ社会で暮らすのはとっても大変だけど、いろんなことを学ぶことができて楽しいと思います。考え方が違うからささいなことでケンともあると思うけど、お互いの国や文化のことを理解していけば、よりよい共生社会になると思います。私はこれからの生活でたくさんの外国人に出会うと思います。その人たちのことを理解してコミュニケーションを大切に暮らして生きたいと思いました。
=滋賀・1年=
 このセミナーに参加するまで、多文化共生をするためには何をしたら良いのかなど、そんなに深く考えていませんでした。ただ、学校の授業で習う「アフガニスタンにはイスラム教の人が多くて、その人々は豚肉を食べません。」とか「アメリカの小学校は日本と違って5年です。」というようなことを学んでいけば、いつか日本も多文化共生社会になるのではないかと、とてもあいまいな考えしかありませんでした。
  しかし、このセミナーに参加したことで、ただ人が言うことを聞き学ぶだけでは「これでちゃんと理解した」と思いこむだけで、実際にはきちんと理解できておらず、多文化共生などできるわけがない!! ということに気がつきました。
  ではここで何か大切なのか。それは“学ぼうとする心、理解しようとする心”だと思いました。受け身的に異文化を学ぶのではなく、自ら自文化と違う文化をもつ人に話しかけ、「あなたの国では、これはどうなの?」「どうしてこうこうするの?」など、自分が納得するまで相手に問いかけそして最終的に「ああ、あるほどな。」と思うことが大切だと思いました。今回のセミナー中にも私は留学生の人にしつこいほど相手の国の風習などについて質問しました。そのおかげで、相手の国のことがわかり、相手のこと自身もより理解することができ、今まで以上に仲良くなれた気がします。そして何よりもその人とその人の国のことをきちんと理解できたことで、自分の視野が広がった気がしたことがとても気持ちよく感じました。何事にも興味を持ち、怖れずに挑戦する姿勢がまず私たちには必要であると感じました。
=兵庫・1年=
 私はこのセミナーに参加して、参加する前の国際交流の考え方と、した後の考え方が少し変わったような気がします。外国の方と交流するには、必ず言語が必要だと思っていました。でも、今回いろいろな国の方々と接する中で、大事なのは完璧な言語ではなく、「伝えようとする姿勢」だと分かりました。どんなにいい考えを持っていても、伝えようとしなければ何も動き出さない。そんなふうに思いました。そしてその「気持ち」を持つのは言語を勉強する以前にできる簡単なことだと思います。そして、徐々に「伝えようとする気持ち」だけでは足りない部分を言葉を勉強して埋めていければいいと思います。
  このセミナーを通じてまず初めに私たちができること、それは「伝えようとする気持ち」だと知ることができました。本当に良かったです。
<留学生>

I live in Melbourne (Australia) so this is a perfect example of multi-cultural society. There has been many changes made to help everybody understand the different cultures in Melbourne. In Melbourne, many new shops are now selling different types of food, clothes, costumes etc. and many people are now willing to share their culture with everybody.

Everybody should learn to respect others as they are !

I think we should start to respect that everyone is a human being, whatever is skin, his hair or his opinion is like. Everybody is the same worth.There are no better peoples. Everyone has weak and strong sides.

What would the world be like if everybody looks the same?






第29回近畿ブロック
高校生国際交流セミナー

〜 近畿ブロック高等学校国際教育研究協議会高校生夏季宿泊研修会 〜


期 間:
2004年8月3日(火)〜5日(木)
会 場:
兵庫県高等学校野外活動センター・あさぎり寮
目 的:
新しい正規の創造を担う高校生達に,グローバルな死やにたった豊かな完成と公平な価値観をはぐくむ機会を提供する。
大会テーマ:
What is multiculturalism?
  〜多分か共生社会を目指して2004〜
内 容:
神戸とつながりの深い国々についてのワークショップと神戸市内でのフィールドワークを通じて、参加者の交流を深める。
参加者:
近畿各府県の高校生、留学生、ALT、教職員
主 催:
近畿地区高等学校国際教育研究協議会
共 催:
独立行政法人 国際協力機構大阪国際センター
主 管:
兵庫県高等学校教育研究会国際理解教育部会
後 援:
兵庫県教育委員会


 Kiss・FMの元DJ、神戸育ちのインド人、シーナ・ダスワニ氏による講演で『多文化共生社会を目指して』をテーマにした2泊3日の大会が始まった。圧巻は2日目で、神戸とつながりの深いインド・イラン・中国・韓国について午前中にワークショップをした後、午後にはその四カ国の人たちの案内で神戸市内の中華同文学校やモスクなどをフィールドワーク。最終日には実際に体験し疑問に思ったことや感じたことを、グループ毎に紙に書いての説明方式、ロールプレイなど様々な形で発表。実りの多い大会だった。

事務局長 蔭山 孝幸 (府立箕面高等学校)





プログラム
8月3日(火)
午前
午後  ○アトラクション

 ○講演会
  (シーナ・ダスワニ氏)
 ○リクレーション
8月4日(水)
午前  ○ワークショップ
  (Guest Teacherを囲んで)
  ◆中国・インド・韓国・イランについて
午後  ○Kobe Fieldwork(班別活動)
  ◆A班(中国)・B班(インド)→中華同文学校、関帝廟、ジャイナ教寺院など
  ◆C班(韓国)・D班(イラン)→神戸韓国総合学院、モスクなど
 ○班別活動(翌日の発表準備)
8月5日(木)
午前  ○班別活動〜班別発表


【講演会講師 Sheena Daswani(シーナ・ダスワニ)氏の略歴】

  インド国籍、神戸市出身。英語、日本語とインド語源シンディ語の3つの言葉を母語とする。インターナショナルスクール卒業後、米トリニティー大学でジャーナリズムを専攻。

1990年から1998年までKiss FMで「GOOD MORNING KOBE」を担当(月〜金曜 AM 7:00〜10:00)、バイリンガルトークで様々な情報をグローバルな視点で伝える。また関西テレビの「エンドレスナイト」、サンテレビの音楽番組「BTT」等に出演。最近ではスカイパーフェクトTV「OKIDOKI生テレビ」の司会を努め、視聴者から絶大な支持を受ける。’95年の震災を皮切りに講演活動が始まる。兵庫県教育委員会、神戸市、兵庫県、社員研修を行なう企業などからの依頼が多い。主なテーマは国際化、人権、教育など。

 3月末日、Kiss FM「Sheena’s S’scene」(毎週日曜7:00 am〜)とFM COCOLO「Cocolo World Alive」(毎週月〜水曜 AM 6:00〜)を無事終えた。向こう半年は、去年始めた音楽活動に力を入れたいそうだ。




 国際交流セミナーに参加して

大阪府立箕面高等学校 2年  H.M..

  私は夏休みに近畿ブロック国際交流セミナーに参加して、外国の人や他府県の高校生と交流し、とても良い経験が出来たと思います。インドのシーナ・ダスワニさんの講演会やフィールドワークなどで、中国・韓国・インド・イランの国々の文化や宗教の話を聞きました。その中には、インドの人の挨拶の仕方などとても興味深いものもありました。そして、話を聞いていくうちに、それぞれの国の文化の違いを認め合うことが国際交流をしていく上で一番大切だと思いました。また、このような国際交流セミナーに参加したいです。

大阪府立箕面高等学校 2年 W.K. 

 私が一番心に残っているのは、シーナ・ダスワニさんの講演会です。食文化、宗教、また国によるタクシーの乗り方など、違うことの面白さを聞くことができました。中でもmulticulturalismを“サラダボール”にたとえた話は分かりやすく興味深かったです。
  サラダボールにはいろんな野菜が入っています。例えば、自分はトマトであり、またサラダでもある。サラダはいろんな野菜が混ざった、トマトにとってもう一つの世界なのです。そしてどうやったら良いサラダになれるか、それは“自分から”変え、興味を持つことが大事だそうです。シーナさんの素適なお話を聞くことができて本当に良かったです。

大阪府立箕面高等学校 2年 H.N.. 

 この3日間で私の印象に残っているのはワークショップです。4カ国のゲストティーチャーの方々の話がとても興味深く思え、インド・中国・韓国・イランの国に対する見方が以前と少し変わったように思います。特に今まで知らないことだらけだったイランと、修学旅行で行く予定の中国に対する私の中にあった前のイメージと実際との違いに驚きました。
 他にもシーナさんの講演、フィールドワーク、学校のAETの先生の友達との遭遇(?)など、いろいろ楽しいことがたくさんありました。私にとって大切な3日間でした。そして、どんな小さなことでも興味を持つことが国際交流への第一歩になるのかなと思いました。





第28回近畿ブロック
高校生国際交流セミナー

〜 近畿ブロック高等学校国際教育研究協議会高校生夏季宿泊研修会 〜


期 間:
2003年12月25日(木)〜26日(金)
会 場:
独立行政法人 国際協力機構(JICA大阪)



 今年度のセミナーは滋賀県主宰である。しかし事情により「IN OSAKA」と称し、上記場所、日程で実施された。例年の夏休み期間中かつ2泊3日と違い、クリスマスの時期でもあり、生徒の参加が危ぶまれたが、最終的に日本人高校生50名、留学生10名に加え、日本の大学への留学生3名、JICAの研修技術員5名の参加協力を得た。大阪からは6名の高校生が参加した。
  冒頭は、Ice Breaking『みんなを知ろう』でスタート。今回はIce Breakingを含む全ての活動がポイント制になっており、その合計得点が最後の「最優秀グループ賞」にまで影響するとあって、初顔合わせの生徒や留学生達が懸命にゲームに取り組む姿勢は、実に若々しく微笑ましいものであった。
  『Workshop1』では、「日本 内から外から」と題し、日本が世界に誇れる点や日本が抱える問題点を、日本人高校生及び留学生の視点から意見交換を行った。「もし私が日本を動かすことが出来たら」と言う項目では、日本人生徒達の政治や社会への不信感が垣間見られ興味深いものであった。
  『Workshop2』では、申し込みと同時に宿題として各自に与えられたテーマを元に、討議がなされた。テーマは、「食べ物」「買い物」「交際〜Dating〜」「社会問題」「流行」「学校」の6つ。私は「社会問題」の班を受け持ったが、新聞から多くの切抜きを持参している生徒が多く、このセミナーの取り組みへの真摯な姿勢が見受けられた。ただこの班での話題の多くが、問題教師とセクハラ教師であったのには苦笑せざるを得なかったが。
  立食パーティーでは、Workshop2の内容を他の班の参加者に対してResearchする場にも設定されていたが、参加生徒は、留学生と一緒に写真を取ったりお喋りに夢中になっていたりと、その後のレクリエーション『Dance Dance Dance』と合わせて楽しい時間を過ごしたようである。
  2日目は協力隊(JICA)の活動内容をビデオで学習した後、アジア、アフリカ、メキシコ、ボリビアで活躍した海外青年協力隊OB/OGからの体験談を聞いた。落ちたら捜索不可能な大きな沼地の上空をセスナで飛び、地図にも載っていない様な街での日常生活の話など、聞いているだけで心躍る内容が多かったが、如何せん談話が日本語のみで行われたので、留学生には難しく時折お喋りの時間と化し、講師に注意されていたのは残念であった。
  最後の活動では、日本でもベストセラーになった「世界がもし100人の村だったら」を教材に、人口密度、貧富の格差、言葉の分布など世界の状況をシミュレーションで体験した。フロアに全員が集合し、一人一人が異なったカードを受け取る。そこには国名や、母国語、家族数、人口密度等の色々な情報が書き込まれている。そこではその人になりきり、決められたエリアに集合しその密度の濃淡を測ってみるのである。文章や統計表で見るのと違い、体験学習的な構成になっており、地球上に存在する格差への理解を深め、私達がどのような未来を描いてゆくべきかを考えるヒントになるような、賑やかで楽しい活動であった。
  午後の報告会では、各班からの報告がなされた。この報告自体もポイント制になっており、報告の時間、内容、工夫の度合いなどがチェックされていたのも、今回の特徴である。これらを全て集計し、最優秀グループの発表がなされセミナーは閉会となった。
  大阪からの高校生達も、1泊2日のセミナーでは物足りない様子で、機会があれば是非にまた参加したいと感想を述べていた。
  来年度は、兵庫県の主宰である。時期は戻して夏休み中の2泊3日。どのような内容になるか今から楽しみである。

箕面高等学校 大崎年章



    






第27回近畿ブロック
高校生国際交流セミナー

〜 近畿ブロック高等学校国際教育研究協議会高校生夏季宿泊研修会 〜


期 間:
2002年8月5日(月)〜7日(水)
会 場:
京都府立ゼミナールハウス


 

 緑の風が吹き抜ける山の手の京都府立ゼミナールハウスを舞台に、京都府高等学校国際教育研究協議会主催「第27回近畿ブロック高校生国際交流セミナー」が、8月5日から3日間に渡り開催された。
  当初は、AFSの行事日と重なっていることから留学生の参加が少ないとの情報が流れ、日本人高校生の参加状況を危惧したこともあった。しかし、そんなことは単なる杞憂であった。生徒達は遥かにたくましく、国籍など問わず、同じ世代同士の触れ合いや連帯を求めての参加者が多くいた。
  初日、京都駅から山道を縫うように専用バスにて会場に運ばれた生徒達は、旅装を解くと、グループ分けの活動を経て、涼風の中、清涼な空気とBBQに夕食の舌鼓を打った。
  その後、『ワークショップT』では、青年海外協力隊OBが講師となり、まず、協力隊の理念や活動についての説明、国際ボランティア活動に対する考え方や実態などが紹介された。それを背景に、生徒達は、自分たちの希望する将来の職業や分野の設定を行った。
  続いて、少女「ナブ」が抱えている生活の問題(これは、実際にセネガルの村で活動した協力隊員の体験に基づく)が提示された。これに対して生徒達は、自分達の選んだ職業や知識をどう活用すればナブに支援協力できるか、またそれを通して、広くは国際協力への関わり方、異文化社会への関わり方をどう捉えればよいのかという内容にまで話し合いは発展した。最初はまごついていた生徒達も、OB達から少しヒントを貰う事で、生き生きとした発想が沸いてくる様子であった。最後は各グループの発表で締めくくられた。
  2日目はタイからの留学生による『ワークショップU』が、午前中に開催された。タイに関する簡単で興味深い質問で会場を沸かせたり感心させたりした後、タイ国の紹介や、日本に関して思っている印象が述べられた。その中で彼は、日本は外国人に対してはハードの面での整備を徐々に進めているようであるが、ソフトの面では全く遅れを取っていること、こうした障害を少しでも少なくしていくのがこの会場に来ている若者達の心の持ち方であることを力説した。
  午後には、テレビのCMでお馴染みのジェフ・バーグランド氏による、『ジェフ流異文化コミュニケーション』と銘打った講演会が催された。会場の生徒達は、最初は、何故か緊張しており静かであったが、ジェフさんは前列に座っていた留学生を相手に笑いを取り始め、15分も経つと会場は和やかなムードが醸し出されていたのは流石であった。ジェフさんは、彼の故郷では雨が降らないことや、「蚊」がいないことを日本での体験と絡めて面白おかしく話された上で、自分が日本に惹かれた理由や、日本から来た不思議な留学生の話などをされた。最後に16の基本文化(性、年令、宗教など)を如何に知り、如何に客観的に対応出来るかで、異文化コミュニケーションの成果が分かれるとの話で締めくくられた。身近な分りやすい話から、高尚な異文化理解の話へと、生徒達は知らぬ間に聞き入っていた様子であった。
  その後、『キャンプファイアー』が実施された。それは昔懐かしい火の神様から始まり、歌とフォークダンスで締めくくるもので、山中の薮蚊に刺されながらも楽しい一時となった。
  最終日には、今回のワークショップや講演会を基にした各『グループの発表』が行われ、今回の「交流セミナー」は締めくくられた。今回の発表では例年主流のスタンツ的なものが影をひそめ、各グループに参加している留学生と日本人生徒達の意識の違いや文化の違いをまとめ発表したものが目立った。
  今回は、会場の周辺には何も無いが、それだけ自然の懐に抱かれる素敵な場所であった。惜しむらくは、各施設が遠い為に、生徒達がグループに分かれて充分な話し合いをする場所の確保が困難であった事である。それにも増して、プログラムの流れは上手く構成されており、留学生や日本人生徒達にとって充実したものになった。京都の役員の先生方はご苦労様でした。
  9・11から始まり、イラク戦争まで、昨今の世相は正に混沌としている。周りの人々に将来の世界像を尋ねても、返ってくるのは暗いものばかりである。将来の日本を、いや世界を形作るのは、年老いた政治家ではなく、若者であることを肝に銘じ、若人達はしっかりと手を繋ぎ、前を向いて歩んで欲しいものである。

大阪府立箕面高等学校  大崎 年章



日 程

8月5日(月)
8月6日(火)
8月7日(水)
 



11:30 
 
 



 京都駅集合 ・ 点呼
  (予約者)
7:30 
8:00 
 9:00 
 
10:00 
  
11:30 
 起床
 朝食
 グループ活動(40分)
 (復習と発表準備)
 ワークショップB(1.5h)
   講師:B-cause
7:00 
8:00 
8:30 
9:30 

11:00 
11:30   
 起床
 朝食
 グループ発表準備
 グループ発表会(1.5h)
  (学んだことの発表)
 
  閉会式  
12:00 
13:00 

14:00 
14:30 
  
16:00 
16:30 

 京都駅出発
 受付開始
 (バス13:30着)
  開会式
 グループ活動(1.5h)
 "Let's Know Each Other!"

 BBQ用意
 (雨天決行)

12:00 
13:00 
 
14:30 
15:30 
 
17:00 

 昼食
 グループ活動(1.5h)
  (ワークショップを受け発 表準備)
 
 講演会
 講師:ジェフ・バークランド氏
12:00 

13:00 

14:30 
 昼食
 解散
 バス乗車

 京都駅着

17:00 
 
19:00 
20:00 

21:30 
22:30 
23:00 

 BBQ開始
 
  (含:後片付け)
  ワークショップA(1.5h)
  講師(社)青年海外協力協会

 入浴・就寝準備
 消灯・就寝
 巡回・教員打ち合わせ・反省
18:00 
19:30 

 
21:30 
22:30 
23:00 
 夕食
 キャンプファイヤー
 "Lets's Enjoy Dances,Tunes&Fire Works"
 入浴・就寝準備
 消灯・就寝
 巡回・教員打ち合わせ・反省
      
 

2.プログラム内容

(1)グループ活動について

  a.グループ活動T(8月5日〔月〕14:30〜15:45)

   @班員探し A班内での自己紹介 B班長・副班長決定 C京都クイズ(京都府立南陽高等学校生徒による)

  b.グループ活動U(8月6日〔火〕 9:00〜 9:40)

   @日程・課題等説明

   このセミナーで学んだこと、考えたことをまとめ、セミナーの最後に英語でプレゼンテーションを行うことを説明する。

   Aグループ活動

   全体に話はあまり進まない様子である。

   課題のイメージがわきにくく、堅苦しく考えすぎているようでもある。

  c.グループ活動V(8月6日〔火〕13:00〜14:30)

    グループ間で進捗状況が著しく異なる。なかなか進展しないグループもあれば、補助の先生が大きくかかわっているグループもある。

    何かと経験の薄い1年生にとっては方向性がよくわからない様子である。

    英語でのプレゼンテーションというのも生徒へのプレッシャーとなっているようである。

  d.発表準備(8月7日〔水〕 8:30〜 9:30)

    部屋の移動に手間取り、実質30分程度しかできなかった。

  e.グループ発表(8月7日〔水〕 9:30〜11:00)

    各グループの発表は正味5〜10分程度。発表終了後の全体コメントを含めてほぼ時間通りであった。

    各グループの発表内容の概要は以下のとおり。

     グループ1:
          ワークショップA・Bのミニドラマ化

     グループ2:
          グループメンバー中の留学生の出身国である南アフリカ及びワークショップBで学んだタイについてのクイズ5問

     グループ3:
          Global Village の長所と短所

     グループ4:
          南アフリカと日本との違い〔遊び・食べ物・人口について〕

     グループ5:
          オーストラリアと日本との違い〔生活・食べ物・全体〕

     グループ6:
          国の貧富の差はなぜ生じるか

     グループ7:
          ワークショップAでの「ナブ」の生活の改善について

     グループ8:
          「ナブ」の生活及びタイについてのクイズ9問

(2)ワークショップについて(担当者に執筆していただきました)

  a.ワークショップA(8月5日〔月〕 19:30〜21:00)   

     国際協力シミュレーション「ナブの生活」

     香月 龍太郎 氏((社)青年海外協力協会近畿支部長)

     新見 康之 氏 ((財)京都府国際センター)


 今回のワークショップは、シミュレーションを用い青年海外協力隊の活動から国際協力への関わり方、 異文化社会への関わり方を生徒自身に考えてもらうという内容であった。

 最初に、青年海外協力隊の理念、活動についての説明を行い国際ボランティア活動に対する考え方、実態などを理解してもらった。青年海外協力隊の名前は全国的にも知られるようになったが、漠然とした国際ボランティアのイメージしか浮かばないのが実情であるからである。特に、日本ではボランティアの概念についてしっかりと整理されていないので、協力隊を通したボランティア概念を少しでも感じてもらい次の作業へ続けるのが目的でもあった。ただし、協力隊の資料は配ったものの言葉、文字を通しての説明であったので、時間があればビデオなどを使って実際の活動の様子などを観てもらうとさらに実感として理解が深まるであろう。

 次にグループに分かれて実際のワークショップを実施した。まず始めに今回のシミュレーションに関係する国はアフリカのセネガル共和国であるため、セネガルについての予備知識を口頭で伝えた。実際には、セネガルに派遣された協力隊OBから直接話を聞くのが最良の方法であるが、今回は時間の都合上、簡単な現地の紹介にとどめた。

 続いて、生徒各自が将来就きたいと思っている職業あるいは得意な分野、関心のある分野について予め用意しておいた協力隊職種表の中から選んでもらった。生徒たちは職種の選択を楽しんでいるように見て取れたが、特にスポーツ系の職種を選んだ生徒が多かったのが印象的である。これは、どこの学校で実施しても同様の現象が起こるのだが、まさに現代の学生にとっては将来の進路についての明確なヴィジョンが見えにくく、現在のクラブ活動か好きなスポーツくらいしか思い浮かばないという現状を物語っているようにも思えた。

 続いて「ナブの生活」という1枚のプリントを配布し、課題を確認してもらった。課題は自分が青年海外協力隊に今回選んだ職種で派遣されたと仮定し、セネガルに住むナブという名の少女が抱えている生活の問題に対してどのような支援協力が考えられるかというものであった。このナブの生活の話しは、実際にセネガルの村で活動した協力隊員の体験に基づくものであり、現実の問題を反映している内容である。作業としては、ナブの抱えている生活問題の原因をグループで話し合い、それぞれの専門職種を活かした具体的な取り組み計画をまとめるということことであった。そして、最後に各グループごとに発表してもらい振り返りを行うという内容であった。

 作業の進み具合は、どんどん意見が出て具体的な支援内容が膨らんでいるグループもあれば、なかなか自分の専門職種と問題解決の関係を捉えきれず立ち止まっているグループもあったが、職種の内容をどのように広げて技術協力に結びつけるかのポイントを少しアドバイスすることにより少しずつ作業が進んでいった。まとめ方は、グループごとに配った模造紙に全体計画を書くことであったが、書き方については自由形式としたので、図や絵を使ったいろいろな工夫が見られ、グループ発表もがんばってくれたと思う。

 今回のワークショップのねらいは、「世界には日本と違って様々な負担を強いられている子供達の生活環境があることを具体的に知ってもらうこと」、「彼らの生活改善に協力できる方法を考えること」、「自分が得意とする分野で具体的にできることは何かを考えること」という国際協力への関わり方をヴァーチャル体験から感じてもらうというものであったが、生徒たちは集中して参加してくれたと思う。また、国際協力というテーマに対して、生徒たちが少しでも身近なものとして感じてくれたなら有意義であったと思う。

 しかし、今後、国際協力や国際交流に関する理解教育の推進は、「知ること」、「関わること」と平行して「知る意味」、「関わる意味」をもっと掘り下げないと浅い取り組みで留まってしまう懸念があるので、そのためのワークショップの開発や体験教育の方法を探っていくことが大切であるともあらためて感じさせられた。また、個人や民族、地域など多様な生活交流が全世界的に広がっているグローバル社会化の中では、国際理解、国際交流、国際協力という国家間をベースにした従来の基本概念では捉えきれない現状が生み出されているので、これまでの国際教育の概念そのものの再吟味を含めた教育への取り組みと手法が期待されるところであると思われる。

 b.ワークショップB(8月6日〔火〕10:00〜11:30)

      「知りタイ・行きタイ・遊びタイ」

プラー・ポンキワラシン 氏 ((株)ビーコス登録スタッフ)


 現在、世界規模のグローバル化社会、日本では少子化による労働力の低下を受け、在日外国人の数が増加している。これに伴い、様々な取り組みが行われている。行政では外国人を受け入れる条件の規制緩和を実施したり、外国人に対してこれまでにないほどの様々な法律の改正を行っていたりする。民間活動では、市民レベルが外国との交流会を行っているなどの活動がある。

 しかし、日本は外国人に対し、軽蔑と排除の傾向がある。これでは本当の交流である“心の交流”がいつまでも実現できない。特に、日本は欧米の諸外国に対しては非常にあこがれをもっているが、一方、それ以外のアジアやアフリカなどの国に対して軽蔑・差別をする。

 これを改善するためには、もう一度、お互いを見つめなおし、理解することが最も重要な課題である。外国について知ることによって、違いから共通のものを発見できたり、違いを認め合うことも実現できたりすることにつながる。

 選抜された高校生がこの問題を真剣に考え、自分の問題として捉えられること、またその成果を各自の高校に持ち帰り、更に多くの高校生に伝えることがこのワークショップの大きな目標であった。

   
   タイムテーブルは以下のようになっている。

10:00〜10:20   タイの紹介

10:20〜10:40   日本とタイの関係

10:40〜11:10   グループディスカッション  

11:10〜11:25   Q & A

11:25〜11:30   まとめ


ワークショップを始める前に、タイという国がどのようなところかを皆に知ってもらおうと最初はクイズという形で入った。クイズの内容は以下のようになっている。

1) タイ語で「タイ」の意味は

      @魚の鯛  A自由  B天使  C市民    (答)A

2) タイで最も尊敬される人は

      @お坊さん A王様 B父親 C母親   (答)A

3) タイに一年間に訪れる日本人の数は

      @10,600人 A106,000人 B1,060,000人 C10,600,000人  (答)B

4) タイの首都では、ゴミの分別を何種類に分けているのか

      @1種類  A2種類  B3種類  C4種類   (答)@


 次に、タイの紹介では、タイの文化、季節、伝統スポーツ、タイの環境問題について話した。なかでもきっと学生たちの中で残っているものの一つはタイの首都であるバンコクの正式名称の長さだと思う。世界で一番長い都市名である。また、タイで有名な象の役割の歴史的変化やタイの伝統的なスポーツであるタイボクシングとタクロー(木から作ったボール蹴り)などについて、最後に皆と同じ年頃であるタイ高校生の1日の生活について紹介した。

 日本とタイの関係については、目に見えるものと見えないものがあることを説明した。身近なものでも外国の製品であることを知らずに使用していることを気付いてもらうためだった。その媒体として、次のディスカッションでは食べ物を通じて、理解してもらうことにした。

 駅構内の立ち食いそば屋の天ぷらそば、マクドナルドのハンバーガーなどは日本に住んでいるなら誰でも一度は口にしたことがあるのだろう。しかし、これらは日本以外の国に関係があるということを知っている人はあまり多くない。ここで、身近な食べ物について考えることによって、日本と外国との関係について考える。

 このように、食べ物をはじめ、今後、日本は海外との付き合いを続けていくことが明確であるが、このようなセミナーでは時間的な制限がある。そのため今回のセミナーでは、今後の日本は国際社会の中でうまく付き合うことを模索っていく必要があると“気づいて”もらえたらいいと思う。

 

(3)講演について(8月6日〔火〕15:30〜17:00)

   「ジェフ流異文化コミュニケーション」

   ジェフ・バーグランド 氏 (帝塚山学院大学人間文化学部教授)

 異文化交流・異文化理解について、アメリカでの経験や日本に来たときの経験などをふまえて、具体的でイメージ豊かに話された。
  異文化理解とは何か、と大上段に構えて講義をするのではなく、身近なレベルから話されたことで、参加者の集中もとぎれることなく、一方で笑いに包まれながら、異文化コミュニケーションとはどんなものかを自分なりに考えるよい機会となった。

(4)その他

   @バーベキュー(8月5日〔月〕17:00〜19:00)

    グループごとにテーブルに分かれ、自分たちで調理し、後片づけまで行った。

    開始直後はやや堅い雰囲気であったが、しだいに打ち解け、グループ内での懇親がうまくはかれた。

    ただ、量がかなり多く、残飯が多かったのが残念であった。

   Aキャンプファイアー(8月6日〔火〕19:00〜20:30)

ファイアーの点火から始めて、ゲームとフォークダンスを楽しんだ。山中であり、明かりも少ないため、美しい星空を楽しむことができた。

3.参加生徒感想文

「京都セミナーに参加して」

大阪府立箕面高等学校 1年  K. S.

 まずセミナーの初日、僕は友達と阪急の大宮駅でバスを探しました。バスに揺られること一時間、やっと京都ゼミナースクールにつきました。開会式を終えて自分の部屋に鞄を置いてすぐに違う部屋で喋りまくりました。僕はマシンガンのごとく喋りまくり、同じ学校の人はもちろん、違う学校の人も話の輪に入れて喋りました。初日の夕食では、いろんなところでボケて友達を少し作りました。初日のワークショップは、自分達が実際、青年海外協力隊になったとして、セネガルに住むナブという女の子の生活をどのように支援できるか各班で話し合い、発表するというものでした。僕は、一日に七回水汲みに行くのと、学校に教科書が一冊しかないのはかなりきついと思いました。発表もそのことについての発表が多かったです。二日目の朝に、同じ班の留学生と話しました日本語がうまいのと、関西弁を普通に使っているのには驚きました。二日目のワークショップでは、イングランドの方と話しました。英語だけでアンパンマンと仮面ライダーを説明しま+した。僕はとりあえず知っている英語の知識をフル動員して30分ほど説明しました。いま思えば身振り手振りのあまりうまくない英語でほんとうにわかってくれたんだろうか。と思います。でも、確実に春から自主的にいろいろ英語の勉強をしている成果は出ていると思いました。プラー・ポンキワラシンさんのタイと日本の関係の話とジェフ・バーグランドさんの日本人とアメリカ人との異文化コミュニケーションの話は、ジョークまじりでとてもおもしろかったと思います。三日目は、とうとう最終日で、八班が三日間でやったことを、あらゆる手を使って発表しました。劇をする班があればクイズをするはんもありました。ぼくの班はクイズで、三日間でやったことを中心に問題を作りました。僕は司会役でいつも通に仕事をしているだけで、かなり会場がわきました。今回のセミナーに僕が参加した理由は「笑い」で国際交流をしたかったからです。そこで僕の望みがかないました。日本人の生徒も、留学生も先生方もみんな笑っていて、久しぶりに人を笑わしたのと自分の喋りが国境を越えたことへの感動でかなりいい気持ちになりました。僕は、このセミナーで日ごろ会うことのない他府県の方々と話したり遊んだり、異文化や笑いについての視野が広がったので、参加してよかったと思います。


「国境を超えた笑い」

大阪府立箕面高等学校 1年  O. A.

 「すごくいい話がある。」先生がそういったので私は耳を傾けました。その時に初めてこのセミナーのことを聞きました。即、私は友達と相談して参加することにしました。留学生と交流をもてるか、他の学校からくる人と友達になれるかなどたくさんの期待と不安を胸に、8月5日、会場へ向かうバスに乗り込みました。

 会場に着いたらグループと部屋割りなどが書かれた冊子をもらいました。グループのメンバーが知らない人ばかりで不安な中、最初のグループ活動が始まりました。近くにいる人に名前を聞いて、自分と同じグループの人を探し出し、お互いに自己紹介をするというものだったのですが、その時にグループの皆と打ち解けることができました。メンバーの中にアルゼンチンからの留学生がいて、彼女はとても日本語がうまかったのでこっちが戸惑ったほどでした。バーベキューの後、青年海外協力協会の方々のお話を聞きました。セネガルの一人の少女の辛く厳しい生活を聞きみんなは何とかしてあげたいという気持ちでいっぱいでした。一方、友達作りのほうはというとそれはもう大成功。同じ部屋の子以外でもたくさん友達ができました。セミナーは勉強ばかりが目的ではないので、そこが良いところです。二日目はタイの方と、ジェフ・バーグランド氏のお話を聞いて、彼の話は思わず笑ってしまうほど面白いものでした。この二日間で学んだことをまとめてグループで発表する、グループ発表の準備もし始めました。私のグループは寸劇をすることになり、皆で意見を出し合ったり、台本を書いたり、協力して取り組みました。メンバーの真剣な顔が皆のやる気を引き出すようでした。なるべく英語でするよう言われたので日本語を英語に直すのに苦戦しましたが、他のグループの留学生に手伝ってもらったのでスムーズにできました。おかげで発表は成功し、私達が言いたいことも、しっかり皆に伝えることができたと思います。他のグループのものもすばらしく、勉強になるものばかりでした。

 この三日間で私は、まだ気づいていない、とても大きく大切なものを得たような気がします。今は国際化社会といわれ、周りの皆もメキメキと英語力を身につけています。私もその社会に生きていこうとする一人ですが、果たして英語力だけが必要なのでしょうか?私はそうだとは思いません。英語力があっても話ができなければ意味がないでしょう。基本的な文や単語を並べただけの会話であっても意思は伝わるはずです。これが今を生きる私たちに必要とされているものではないでしょうか。皆さんも是非、「国際交流」について一度考えてみてください。最後に、このセミナーに協力していただいた関係者の方々、本当にありがとうございました。


 




期 間:
2001年8月16日(木)〜18日(土)
会 場:
大阪府羽衣青少年センター & 大阪国際ユースホステル
主 催:
近畿地区高等学校国際教育研究協議会
共 催:
国際協力事業団大阪国際センター
主 管:
大阪府高等学校国際教育研究会
後 援:
大阪府教育委員会
  高石市教育委員会
  YFU日本国際交流財団
  (財)エイ・エフ・エス日本協会
  国際ロータリー第2660地区&第2640地区青少年交換委員会
  ECC海外留学センター
  読売新聞大阪本社


 「第26回近畿ブロック高校生国際交流セミナー」が、羽衣青少年センター及び国際ユースホステルを会場に、8月16日(木)から2泊3日にわたって実施された。お盆の時期と重なり、参加者の確保が危惧されたが、各県の関係者のご努力の結果、予定数の120名をほぼ満たす参加となった。(内訳は、留学生10カ国から18名、高校生72名、教師27名である。)特に参加留学生の出身国は多岐に渡っており。交流する日本人生徒にとっても大きい刺激の1つになったと思う。
 夏の光と風を肌に感じる初日は、来賓に、国際協力事業団大阪国際センター所長 中井 信也氏 及び 高石市教育長 藤原 延光氏を迎えての開会式で幕を開けた。
 さて今回のワークッショップは、田村太郎氏と浜田進士氏の両講師に国境を越えた人の流れと物の流れに視点を置き、リレー方式にて展開して頂いた。各班は、その内容を踏まえて、最終日の各班の発表(未来図)の作成に取り掛かった。
 また、留学生と日本人生徒の交流の為に、飯盒炊爨や花火大会が催され、大阪恒例の『英語落語』では、ダイアン・オレットさん、桂かい枝さん達に登場を願った。
(以上の詳細については、各々の項目を御覧下さい。)  最後に反省点としては、時間的に余裕を見たつもりであったが、3日間を通じて、如何せん、可也窮屈なスケジュールの進行の結果となったことである。特に、受付でもよく協力してくれた、佐野高校の生徒が担当した、オープニングでのプログラムが中途半端になってしまったことは残念であった。
 今年の大会テーマは21世紀の幕開けへの願いを込めて『 新しい世紀への第一歩を踏み出そう』と題した。だが、アメリカで悲惨なテロ行為が勃発したのは、このセミナーの僅か1ヵ月後のことである。人間同士の結びつきは連帯感を持って為し得るのに、国家レベルになると決まってギクシャクするのは何故か。このセミナーをベースに、参加した若者達が、結び得た連帯感を忘れずに平和な未来へと繋げて行って欲しいものである。
(府立箕面高等学校 大崎 年章)

日 程

8月16日(木)
8月17日(金)
8月18日(土)
 
 
6:30 
7:30 
9:00 

11:30 
 
 起床
 朝食
 講演会
   講師:浜田進士さん
 講演会終了
6:30 
7:30 
9:00 

11:30 
 
 起床
 朝食
 グループ活動V
 グループ発表会
 閉会式

13:00 
14:00 

15:00 

17:00 
 受付
 開会式
   〜交流会の始まり〜
 ワークショップ
   講師:田村太郎さん
 グループにて野外活動
12:00 
13:00 
14:00 
15:00 
16:00 

 昼食

 グループ活動U

 英語落語
   ダイアン・コレット
   桂かい枝 他
12:00 
 昼食後解散
18:00 
20:00 
21:00 
22:30 
23:00 
 野外炊飯
 グループ活動T
 自由時間
 消灯・就寝
 教員打ち合わせ反省会
18:00 
19:00 
21:00 
22:30 
23:00 
 夕食
 羽衣の夕涼み
 自由時間
 消灯・就寝
 教員打ち合わせ反省会
    



<8月16日(木)>

ー開会前 受付風景ー




ー開会式 Opening Ceremonyー

開会挨拶
 
一色 尚 Isshiki Takashi
大阪府高等学校国際教育研究会会長
(大阪府立佐野高等学校校長)


来賓挨拶
来賓挨拶
中井 信也 氏 Nakai Shinya
国際協力事業団大阪国際センター所長
藤原 延光 氏 Fujiwara Nobumitsu
高石市教育委員長

事務局より諸注意
留学生の挨拶


ー ワークショップT ー

講師:田村 太郎 氏

テーマ:今地球で起こっていること


講師紹介:多文化共生センター代表。高校卒業後、バックパッカーとしてアフリカや中南米を旅行。帰国後在日フィリピン人向けレンタルビデオ店などに勤務し、1995年阪神大震災で被災した外国人市民に情報提供する「外国人地震情報センター」設立。同10月「多文化共生センター」設立に関わる。他にも、NPOや街作りの分野で積極的に提言を行っている。

  この講演とワークショップの狙いは、ここ10年で急速に進んだ地域国際化の現状を知り、多文化共生社会に生きる私たちの役割を考えることである。
日本で暮らす外国人は、現在200万いる。阪神大震災のとき、7言語のホットラインを設けて、日本語が分からない外国人にボランティア活動をしたのが、始まりの多文化共生センターも、現在、東京、名古屋、京都、大阪、広島に広がり、ボランティアも1,500人登録している。
 グループワーク1では、座っている高校生の背中に、1回目は、同数の5色のシールを貼り、高校生に言葉を使わないで、同じ色の人を見つけて集まらせる。参加した生徒たちから、「言葉が使えないと大変だ。」「自分がどの色かわかるまで不安。しかし、自分の色がわかると安心する。」「自分の色を探すのに気を取られてしまって、他の人を助けてあげる心の余裕が持てない。」などという感想があった。外国人として異文化社会に初めて身を置いたときの気持ちを、少なからず理解できたようである。2回目は赤(多数)・青(少数)・白(例外2枚)の3色のシールを貼り、グループを作らせる。これは、多数の安心と少数の不安に、さらに、2枚しかない、極端な2人を作ることで、多文化共生社会の抱える現状を考えさせる良いきっかけとなった。
 ワーク2では、実際に義務教育の学校で起きた、いじめにより学校をやめた外国人の生徒の事件を紹介し、7グループに分かれて学校をやめた原因をたくさん考え、タッグシールに書き出し、模造紙に貼ってまとめて30分後発表する。みんなでいろんな考えを出すことで、いじめ退学から見えるものを見つけだす。
 2つのワークを通じて、私たちにできることは、何だろうかと実感を込めて考える姿勢が生まれた。今、地球と地域で起こっていることは、国境を越えて人が移動していること。その背景には、1つの国の中でも、農村から仕事を求めて都市に人口が移動している。さらに仕事を求めて、豊かな国の都市へ国境を越えて移動している現状がある。
 日本に仕事を求めて来た外国人が日本で暮らす時に3つの壁(課題)がある。1、言葉の壁。2、制度(system)の壁。3、心の壁。例えば、制度の壁では、日本の義務教育制度では、日本人の子は小・中学校はやめられない(就学保障されている)が、外国人の子は、やめられる(権利がない)。
 多文化共生社会になるためには、行政とNGOなどのボランティアと外国人のコミュニティなどのSELF HELP GROUPが担い手となって、EMPOWERMENT(力づけ)をはかり、HUMAN RIGHTS(人権)を尊重し、CO-OPERATION(協力)する事が大切である。


ー 夕食:野外炊飯風景 ー




<8月17日(金)>

ーワークショップUー

講師:浜田 進士 氏

テーマ:ハンバーガーから世界が見える

〜 なぜ外国人は日本にやってくるのか? 〜

講師紹介:国際理解教育アドバイザー。1985年〜1992年、日本ユニセフに勤務。その後1年間、バングラディシュにて調査活動に従事。「国際子ども権利センター」や「地球市民センター」の設立に関わる。現在は子どもの人権、開発教育、参加型学習の研究などを柱に活動している。  
 
  最初、自己紹介からお話を始められた浜田さんは、生徒達にとても馴染みの深いマグドナルドのハンバーガーを持って来られました。ほとんどの生徒がハンバーガー大好き、その中でも特にマグドナルドには目がなく、また、例のおまけのおもちゃにも、並々ならぬ熱意を抱いているので、関心はとても高く、いったいどのようなお話になるのだろうと、興味津々でスタートしました。
 なぜ、みんなこんなにファーストフード、特にマグドナルドのハンバーガーが好きなのか、こんなに世界に広がっていくのか、考えました。 ハンバーガーという名前は古くはタタール人の食べていた肉から由来していて、大航海時代にハンブルグを経由し、アメリカにやって来て、パンにはさんで食べるようになったそうです。そして、マグドナルド兄弟が機械を使って、早く安く焼く方法を発明したところから、今のマグドナルドハンバーガーの基が産声を上げたそうです。
 また、原価はいくらくらいか、については、さまざまな予測が出ましたが、2000年時点では、130円のハンバーガーの原価がおよそ30円と知って驚きの声があがりました。その30円の原価を可能にするために、材料が世界各国から実に巧みに集められていることも生徒達には新しい発見と驚きだったようです。30円の原価の影には、アルバイトの階級性などの工夫で、質が高く安い労働力の確保も忘れる事はできません。このアルバイトをうまく使う工夫は、高校生にとっては自分達のことなので、特に興味をひいたようでした。
 しかし、何よりも生徒達に問題を提起したのは、ハッピーセットのおまけのおもちゃや、人気のぬいぐるみシリーズがどうやって先進国の消費者のもとに届くのかというお話でした。浜田さんが用意された、朝日新聞の記事を読んで、アジアの発展途上国の児童や女性が劣悪な環境の中で、安い賃金で働いており、その劣悪な環境が多くの悲惨な事故を起こしていることを知り、衝撃を与えたようでした。「先進国の子供が喜ぶおもちゃは、途上国のいたいけな労働者の犠牲の上で作られていることを知ってほしい」という言葉に、日頃なにげなく、あまり深くも考えずに享受している大好きなハンバーガーの影にこれだけのストーリーがあるのだと、深く考えさせられていました。また、このような児童労働の多い国では大学を出ても仕事がないという状況の国が多く、仕事を求めて、頭脳が海外へと流出し、ますます、問題を大きくしている側面があるということです。「グローバリズム」という言葉を最近よく耳にするけれども、経済のグローバリズムは一方でこのような悲劇を生んでいるという現実を学ぶきっかけになったようです。
 しかしながら、このような状況の中でも、例えば、チキンタツタのパッケージがプラスティックからケナフを原料にしたものに変わるなど、環境にやさしい方向へと、転換している面もあるので、「未来は変えられる」と信じて、何かにチャレンジしてほしいと、高校生へのメッセージでお話を終えられました。

(府立門真西高等学校 藤井 千恵子)




ーグループ活動風景ー

〜 グループ発表会にむけて 〜



ー英語落語:羽衣英語寄席ー

〜 演者紹介 〜

山本 正明 さん
桂 かい枝 さん
 HOEインターナショナル代表。18年前、桂枝雀さんの英語落語誕生の仕掛人である。その後、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス等、枝雀さんと公演旅行をして廻り、枝雀さんが亡くなられた後も英語落語の普及に努めている。
 市立高崎経済大学を卒業後、桂文枝師匠の弟子となる。昨年は大阪五輪招致活動として、オリンピック期間中、シドニーで英語落語を公演。大いに大阪の笑いをアピールした。吉本興業もその活動を認め、今年春からNGK(なんばグランド花月)にも出演するようになった。6月には初めて独演会をするなど、今後益々ビッグになる桂かい枝さんです。
ダイアン・オレット さん
桂 あさ吉 さん
 英国リバプール出身。ロンドンでグラフィックデザイナーとして働いていたが、外国のデザインに興味を持ち、世界中を回った後、来日。茶道や華道を学び、現在みさき流の師範となる。最近NHK「ハロー日本」で彼女の事が紹介され、テレビや新聞雑誌等でも多く取り上げられている。  93年阪南大学を卒業後、桂吉朝師匠の一番弟子となる。人間国宝、桂米朝師匠宅で3年間内弟子を経験。「NHK新人演芸大賞」で最優秀賞を受賞。三味線もでき、また笛においては卓越したものがある。
 

  今大会プログラム最終日のグループ発表に至るまでの流れの中で英気を養う清涼飲料水的な役割であり、しかも国際交流という内容にふさわしいものと考え、前回の大阪大会と同様英語落語に決定、とにかく大いに笑えるようにと計画を進めました。前回の反省から一人の落語家で30分ほどの出し物では、盛り上がりに欠けると思い、故桂枝雀氏へ英語落語を勧め自らも海外公演を企画し共演されたHOEインターナショナル代表者の山本正昭氏に無理をお願いし、山本氏を含む4名(桂かい枝氏、桂あさ吉氏、ダイアン・オレットさん)の方々に来て頂けることになりました。そこで次に問題になったのは費用面です。準備段階より参加費との兼ね合いでかなりの緊縮財政であることは明白で公演者を増やすこととのジレンマがありました。幸いHOEでは、いわゆる "出張英語落語"という企画も持っておられ、今回は特に近畿大会ということでもあるのでその宣伝効果を期待しながら何とか費用を抑えて頂き、予定通り実施出来たことを本当にうれしく思うと同時に格段のご配慮を頂いた山本氏に心から感謝したいと思います。
 さて当日会場設定に約1時間必要ということで、グループ活動場所の変更という突然の事態になり、迷惑をおかけしました。打合せ不足の点反省しています。公演自体は山本氏と桂かい枝さんによる "This is Rakugo" (落語についての解説)に始まり、桂あさ吉さんの "Momotaro" 、ダイアンオレットさんの "Samurai" (原題:宿屋仇)、最後に桂かい枝さんによる "Hurried Man" (原題:いらち車)と1時間30分をフルに使い、まさに会場全体を笑いの渦に巻き込んで本当に素晴らしいものでした。プロの実力を実感したのは私だけではなかったでしょう。終了後多くの参加者が公演者の方々を囲みいろいろと質問をしている姿がその素晴らしさを物語っていました。また、桂かい枝、ダイアン・オレット両氏がとてもいい観客で非常にやりやすく自分たちも楽しかったと帰り際に笑顔で話して下さった時、この公演の成功を実感しました。
そして最後になりましたが、事務局長大崎先生のお口添えで「めくり台」(公演者の名前と演題を貼る台)、「毛氈」(赤い敷物)などをお借りした、大阪大学落語研究会の皆様に心よりお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
(府立山田高等学校 蔭山 孝幸


ー羽衣の夕涼みー




<8月18日(土)>

ーグループ発表会ー

 セミナーのプログラム進行として、最後にグループ発表会を行い参加者の総括にするのが定着してきた。初対面の生徒達が実質二日間で10分間の持ち時間を、どの様にこなしていくか毎回楽しみにしている。結論から言えば、今回もクイズ形式、テーマについての発表、ロールプレイ等々、各グループそれぞれに工夫の跡がみられ楽しかった。しかし、これらは単に結果であって、重要なのはこの発表に至る過程にあると考える。
 主催者として最も留意したのは、セミーナー参加者へ提供する講演会等のプログラムにつながりを持たせることであった。発表に向かって生徒達のアイデアが出し易いように、担当する教員スタッフがグループの主体性を育て易いようにするためである。幸いお願いした講師お二人が懇意であり、主催者の意図をご理解頂き講演内容のすり合わせをしていただけた。併せて、スタッフも全員大阪の教員が担当し共通理解を図った。
 新しい試みとして、他府県より参加頂いた先生で教員グループを構成し、生徒グループと同様の活動をお願いした。最後の発表会では、見事なエンタテイナーぶりを発揮していただいた。ご協力有り難うございました。
(府立農芸高等学校(定) 小島 光男)


ー参加生徒感想文ー


「高校生国際交流セミナーに参加して」

大阪府立生野高等学校1年 S.T さん

 私がこのセミナーに参加したきっかけは、学校のクラブの合宿としていこうということでした。このセミナーでは、各国からの留学生が20名ほどと、近畿ブロックの各県から来た日本人80名ほどが集まりました。そして、野外炊さんのときは、グループごとに分かれ、2〜3人の留学生を交えて活動をしました。また、ワークショップでは、講師の人たちの話を聞き、最後にそれをグループで話し合い、まとめて発表しました。発表では劇やクイズ、ゲームなどで日本と各国の文化の違いを発表しました。
 このセミナーに参加した留学生たちは皆、日本語がとても上手で勉強家でした。私たち日本人は、中学生の頃から英語を習っているのに、少しも上達せず、留学生たちは1年という短い期間であれほど上達するなんて、やっぱり努力したら違うんだなと思いました。
 また、このセミナーを通して講師の方たちの話を聞き、発展途上国の子供たちのつらい現実や留学生へのいじめについて、いろんなことを知りました。文化の違いだけでなく、言葉の壁や制度の差など多くの問題点があることに気がつきました。私と余り年齢の違わない子たちががんばっている姿を見て、私もがんばろうという気持ちになりました。来年は京都あたりであるそうなので、是非参加したいです。


「高校生国際交流セミナーに参加して」

大阪府立生野高等学校1年 K.M さん

 私がこのセミナーに参加したのは、ESS部の合宿のかわりだということだったからです。行く日まで英語が話せないのに、二泊三日ちゃんと過ごせるのかどうかとても不安でした。でも行ってみると言葉の壁はぜんぜんといっていいほどありませんでした。留学生の人たちもみんな、ある程度の日本語は理解してくれて、とてもいい経験をしました。
  一日目のバーベキューは、まだ慣れていない班のメンバーと、結構話すことができて、交流できたなあと思いました。同じ班のオーストラリア人の子に、オーストラリアの大きなコインを見せてもらったりして楽しかったです。夜は昼間話せなかった分、ルームメイトのみんなとたくさんおしゃべりをしました。イギリス人の子とは、イギリスの文化や、アメリカ英語とイギリス英語の違いの話などもして、発見することがたくさんあり、面白かったです。
  二日目は、ワークショップ、英語落語、花火大会と盛りだくさんでした。ワークショップではマクドナルドのハンバーガーの話を聞きました。ハンバーガーの材料すべてが輸入もので、フィレオフィッシュの魚はすり身にされた状態で輸入されてくるなど、ふだん何げなく食べているハンバーガーの裏話を聞かせてもらって、驚く点もけっこうありました。
  英語落語はすべて英語だったけれど、生の落語を聞いたことがない私でも理解できました。思っていた以上に面白かったです。
  三日目は班の発表でした。私の班はジェスチャーゲームをすることに決まり、二日目の夜にいろいろな国の留学生から、国特有のジェスチャーを教えてもらいました。国がちがっても同じジェスチャーをするところもあったり、全くちがう反対の意味になるようなところもありました。
  他の班の発表で、「日本に来て驚いたこと」について、劇をしていたのが印象に残っています。日本人は外国人を見ると騒いだというような内容で、日本人はもっと国際的にならないといけないと考えさせられました。
  この三日間で、英語圏だけでなく、アジアの子たちとも交流できてとてもよかったです。今まで私の知らなかった国の文化もたくさん知ることができました。たった三日だけれど、大勢の人と仲良くなれました。知り合った留学生とは、セミナー後会って遊んだり、手紙を書いたりもしています。とてもいい経験をしました。来年も是非行きたいです。


「第26回近畿ブロック高校生国際交流セミナーに参加して」

大阪府立佐野高等学校2年 S.T さん

 8月16日から18日まで羽衣にあるユースホステルで国際交流セミナーに参加した。私たち佐野高生はこのセミナーのホストとして参加させてもらった。最初の仕事は"アイスブレーキング"。当初の予定より大幅に遅れるというハプニングもあったが、次の日に時間を取ってくれると言うことでこの日は次のワークショップへと移った。
  そのワークショップのテーマは"今地球と地域で起こっていること"で、私たちは各班に分かれ、感じた事、今自分に出来る事などを話し合った。最初はなかなか意見が出ず、不安になったりもしたが、その時間の最後には意見も出ていろいろと考えることができた。それが終わり、その日の晩ご飯として野外炊飯をした。メニューは焼き肉と焼きそば!しかしながら時間がほとんどなく、あまり楽しめなかった・・・(-_-;)。その後はまた各班に分かれ、すこしだけ発表のための準備をした。その日は部屋の人たちと夜中までしゃべった。一番楽しい時間になった。
  二日目、個人的に一番印象に残ったワークショップ"ハンバーグから世界が見える"をした。先進国と途上国の子どもたちの生活水準の違い、世界の児童労働の現状など、ハンバーガーや有名企業の話などで学んだ。そして、それをまとめ、発表するためにみんなで話し合い、討論をした。留学生の考え方と私たち日本の高校生の考え方の違いにビックリしたり、私の知らなかった事などを調べたりしているうちにだんだんと真剣になることができた。そしてその日の午後、最大のイベント"英語落語"になった。私たち佐野高生の中から一人、アシスタントとして参加することになり、私が浴衣を着て手伝いをした。簡単なことだったが、かなり緊張した。ゲストの桂かい枝さん、ダイアン・オレットさん、桂あさ吉さんも優しく接してくれ、とても良い経験になった。機会があればもう一度見たいと思うようなすてきな寄席だった。
  その日の夜はみんなで花火をし、とても楽しい一時をすごした。その日はすぐにみんな寝てしまった。
  最終日、朝から発表のための準備をした。みんな必死になって練習をしていた。そしてついに発表の時がきた。各班趣向を凝らし、とても良い発表ばかりだった。クイズや劇、各班なりの考えや結論を知ることができ、とても楽しむことができた。
  このセミナーに参加し、世界の現状を知り、私たちができる事をなにか見つけることができたように思った。また、私たち日本人の生活の良い点、悪い点などもわかった。将来、世界中が幸せになり、平和な地球ができるように多くの高校生に参加してほしいセミナーだと思う。とても良い思い出の一つになった。


「国際交流セミナーに参加して」

大阪府立柴島高等学校2年 M.Y さん

 私達は普段、何気なくファーストフードを利用している。安くて手軽に食べられるファーストフードだが、その裏に途上国の子ども達が安い賃金で働かされ人権も守られず、多くの子ども達が命を落としている事実がある。今、世界中に15歳未満で働いている子どもは2億5千万人もいる。今回のセミナーに参加して、その事実を改めて痛切に考えさせられ、そのことについていろいろな国の人や近畿のいろいろな高校の生徒と話し合った。セミナー2目目のことだ。
  みんながその事実を知れば、何も思わずにハンバーガーを買ったりすることがなくなるのではないか。もし、その会杜が潰れたら、子ども達は働かされなくて済むのではないか。しかし、その後、生活していくためのお金はどうして手に入れるのか。たくさん話し合い、今私達ができることを考え、児童労働条件を作ってみた。
  ベトナムでは女性の時給は9円だと知って驚いたが、それがベトナムでは高いのか安いのか、私達の金銭感覚ではわからなかったので、最低負金を決めるのをどうしようかなど、問題点がたくさん出てきて大変だった。だからできあがった時はとても嬉しかった。私達が考えた労働条件のように、子どものための規制が少しでも早く世界的に制定されることを願った。
  また、外国の人が日本の学校でいじめにあったりしている事実についても、一日目に話し合った。日本人が外国の人に対する接し方に戸惑っているのもあるだろうが、それによって外国の人の心は不安定になり、学校に行くのが嫌になったり、孤独を感じて帰国したくなるのだと思う。
  セミナー期間中、バーベキューや花火をしたり、部屋でいろいろ話したことも、本当に楽しかった。
  この国際交流セミナーに参加して感じたことは、自分と言語が違っても理解し合うことができ、お互いに教え合い、知らない人同士でもいろいろ協カして、仲良くなっていけるということだ。生まれた地が違い、言語も文化も違うが、協力し合ったり、理解し合うことができると思った。外国の人との交流の機会を増やしていくことで、現在の世界についての考え方や、多様な世界の人々との接し方も変わっていくと思う。


「高校生国際交流セミナーに参加して」

大阪府立箕面高等学校 S.Y 君

 今回の国際交流セミナーはとってもよい思い出になった。経験と言うにはちょっと短すぎたけど、それぞれ別の文化の中で育ってきた留学生との交流はとても勉強になったと思う。
  留学生もさすがは日本語を勉強しに来ているだけあって、学習意欲というか、日本語を学ぼう、という姿勢がすごかった。僕が難しいことを説明する時英語で話しても、ほとんどの留学生は日本語で返してくれた。当たり前なのかも知れないけど、意外と相手が自分の母国語を話すとわかるとその言葉で話してしまいたくなるようなものなのに、と思った。みんなとってもfriendlyというか、carefreeというか、気さくで、どんどん話し掛けてきてくれた。特にはじめのオープニングイベントの自己紹介ゲームは良かったと思う。
  一番思い出に残ったのは英語落語。何回か聞いたことがあったけど、ここまでおもしろく聞けたのは初めてだった。特におもしろかったのは落語の説明。落語を客観的に見られておもしろかった。
  今回のセミナーは日本文化の勉強にもなったと思う。日本語を学ぶ留学生と交流して、日本語を客観的に見たり、日本の文化と他の国の文化との違いなども分かってとても勉強になった。それに、日本語の文法の質問をされて満足に答えてあげれなかったので日本語をもっと勉強しなきゃいけないな、とも思った。
  来年も是非参加したい。


  大阪府立箕面高等学校1年 E.H さん
 八月十六日からの三日間、開かれた“国際交流セミナー”。 たった三日間のことだったけれど、一日一日がとても充実したものだった。
  たとえば、英語落語!私は英語落語があると聞いて、「英語で落語をするってことは、話についていけないと笑えないのでは!?」と不安になっていたが、いざ始まってみると、演者さんたちのオーバーなジェスチャーやゆっくりな英語だったので、そんな不安はどこかに飛んでいて、終わった後には、笑いすぎておなかがいたいことに気付いた。
  他にも、国際理解アドバイザーの人などから、外国と日本のつながりのような話を聞いたり、ハンバーガーから世界とのつながりを聞いたり(話だけでハンバーガーが食べられなかったのは残念だったが…..)していろいろ考えさせられたりもした。
  そして、何よりも良かったのは、言語の違いに関係なくたくさんの人と友達になれたことだ。それもたった三日間しかなかったのに。これは、はじめから皆が仲良くしていたのではなく、(初めはやっぱり、日本人は日本人同士、留学生は留学生同士だったが)皆と協力して取り組んだ野外炊事やグループ発表の準備をしていくうちに徐々に会話するようになり、二日目には、皆同じ仲間になっていた。
  私は、この国際交流セミナーに、また来年も出て、このような経験をもう一度したいと思う。


「平成13年度近畿ブロックセミナーの感想文」

京都府立嵯峨野高校1年 K.Y さん

 
 1番心に残っているのはやはり、留学生との交流です。普段接することのない留学生と3日間というとても短い期間でしたが、一緒に居れたことが、本当に楽しかったです。他の国の文化や言葉を教えてもらったり、たわいもないおしゃべりが、今でもすごく新鮮なままです。留学生とのdiscussionは日本人の生徒だけでやるものとは大違いでした。やっぱり、考えもぜんぜん違ったし、何でもはっきりと言うところなどはとても尊敬します。あと、私が心に残っていることは、浜田進士さんのマクドナルドのハンバーガーについてのお話でした。京都に帰って、家の近くのマクドナルドが見えた瞬間に、あの児童労働のことが頭をよぎりました。今までそんなことを全然知らなかったし、知ることができて考えも変わったし、本当に来てよかったの思っています。来年も参加したいと思っていますが、来年はもっと英語でコミュニケーションをとりたいです。


「田村太郎さんの話を聞いて」

奈良県立奈良高等学校 K.A さん

  高校生国際セミナーの中で私が1番心に残っているのが、田村さんの話です。
  田村さんは外国人ならみんな英語が話せると日本人は思い込んでいるということ、在日外国人の人が、言葉が通じないことで生活に困っているということ、外国人であるために差別を受けているということなどを話されました。
  その中で具体例として出された、ブラジル人の男子生徒の話はとても考えさせられるものでした。日本人には中学校退学は認められません。しかしその男の子は、苛めと先生の差別的な対応によって退学したのです。
  日本の制度、そして日本人の心、どちらも変えて行かなければならないと思いました。


My impressions on the summer seminar at Hagoromo

Tezukayama Gakuin High School  L. M.

Firstly I would like to thank you for a great time! It gave me the opportunity to meet and make so many good friends, of whom I am still in contact with.
  I thought it was a great idea that you dispersed the foreign students in different rooms & groups. This gave us the opportunity to become good friends with as many Japanese students as possible. Also I gained a lot of Japanese practice.
  I also felt the various workshops were extremely interesting, like "McDonald's" etc. They gave me the opportunity to hear Japanese opinions on global issues. Maybe it's because I never hear them in Japanese classrooms that I found it so interesting.
  Though it wasn't all study, there were also many enjoyable activities. One which was particularly enjoyable was the "yakiniku" party on the first night, giving an opportunity to break the ice. But by far the most enjoyable performance was the English "rakugo". For once I could understand everything! I think it showed how positive foreigners roles in Japan have become.
  Another thing I felt was exellent was the exchange students were from so many various countries. That was so good for me not only did I get to meet so many other Japanese people but other foreigners from all over the world.
  The only advice I could give you in the aim of improving the seminar in future years is as follows;
  Firstly, I felt and so did other students that it could have been a little longer. After making friends with so many people it was hard to leave after only 3 days.
  Secondly, I could only hope that in future years it could be bigger and better. By inviting more exchange students and more Japanese students.
  It was a very beneficial experience for me and I can't thank you enough for the opportunity to participate in it. I also wish to apologize for this late response.
  I wish you all the best in continuing on with such a great seminar!


Summer International Seminar

Kobe Jogakuin High School C. D. 

 I really enjoyed the seminar in the summer holidays, although now it feels like a very long time ago. My favorite activity would have to have been watching the "Eigo Rakugo", it was hilarious and I would love to see it again. As well as that I think the seminar was a fabulous opportunity to make new friends and I am still in touch with several of my roommates. Separating the exchange students into different rooms and groups was also a good idea, I think, because exchange students have a tendency to group together and so the Japanese students might have felt left out. I also found the subject matter of the discussions very moving, especially the hamburger debate.
  I think if there was one thing that could be improved about the camp, and there is only one thing, it would be the group work during the discussion times. At the seminar we were given information and then simply asked to express our opinion rather than a more active role. I think if after we had been given the information we had used it in a game it might have been even more interesting. Generally speaking though the seminar was fabulous.
 In the beginning, I thought it was going to be really tiring but as the time started passing by, I realized that I had only three days which is not enough to learn everything I want to. But much more than I expected.


滋賀県からの参加生徒の感想

今回のセミナーでは、同質の留学生やグループの留学生達に国の文化や習慣をを教えてもらったことがとても印象に残っています。本で調べたりするよりも、その国の人に直接話を聞けてとても楽しかったです。もっと外国人の人と触れ合う機会を多く持たなくてはならないと思いました。
  今回自分の国の文化なのに、よくわからなくて説明できないことが何度かありました。話を聞くだけではなくてこちらからも日本のことを伝えるには自分の国のことをもっと知らなければならないと思いました。
  今回のセミナーでいつも思っていたことは、もっと上手に英語で留学生達と話をしたいということでした。普段学校で勉強するときは、これほどそういう思いはありませんが、こういう環境の中にいると強く感じました。もっと他の国について知りたいと思います。又こういうセミナーに参加したいです。今回来て良かったと思っています。良い体験ができました。
  3日間のセミナーを通して色々な事を学んだり、考えさせられることがたくさんあった。私達が普段何気なく食べているファストフードのハンバーガーの裏には、私達と同じ年頃の人達が一生懸命働いていると知りビックリしました。そんなことは何にも考えないで食べ残しをしてしまう自分の姿をすごく情けないように思った。今の私達にはファストフードを食べない生活はなかなか難しいが、食べる時には、しっかりとそれらのことを心に留めながら食べるようにしたいと思った。またグループ活動の時に、留学生の人と協力しながら発表の準備をしている時、留学生の人が私達が日本語から英語に直せなかったら快く、「僕の日本語の勉強になりますから日本語から英語に直して来ます。」と引き受けてくれた。夜遅くまで頑張ってくれたそうだ。私はこのセミナーに参加している留学生は日本語が上手なのに私は英語があまり・・・と思っていたが、この留学生のように積極的に自分から学ぼうとしていくことが1番英語、国際社会を理解していく上で大切で、外国語を話せるための近道のように感じた。
  この3日間、留学生や他の県の人々とお互いに協力しながら過ごせて本当に楽しかった。この良い経験をまた生かしていきたいと思う。