マルチスライスCTの導入いたしました。コンピューター断層撮影(CT)は、X線を体の周りを回転させながら照射することで、輪切りの断面写真を撮ることができます。画像診断の主役ですが、従来のCTでは平面画像でしかありません。
上半身全体など、広い範囲の撮影には長い息止めが必要ですが、撮影中に血圧や脈拍数が上昇するため、高齢者、重病の人には使いにくいという問題がありました。

この問題を解決したのが、これまで1列だったX線検出器を複数に配列したマルチスライスCTです。16列の機器では、従来に比べて撮影速度が16倍、装置の回転速度は2倍となります。
このため、従来より30倍以上の高速度や、より鮮明な画質を得ることが可能となりました。また、撮影速度が速くなったことにより、被爆量も約40%軽減することができます