| お寺とお布施とお墓の関係 |
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| 「ウチの菩提寺は、高いからお戒名だけ安いお寺さんにつけてもらって お寺に持っていこうとおもっています。大丈夫でしょうか?」 最近こんな質問を多くいただきます。 結論から言うと 、あんまし、大丈夫じゃありません。 「でも、同じ宗派でつけるから・・・・」 ・・・・・・・・・・・・それでも無理でしょうね。 遠方で、菩提寺のお寺さんに話して 「遠いからそっちで紹介してもらってくれ」といわれないと 無理でしょうね 厳しく話しが始まりましたが、現実から目をそらして ウソを付くのは性にあわないので しっかりとお話しさせてもらいます ちゃんとした人なら、ウソだらけの営業トークより 真実のほういいことをきっとわかってくれると思うからです。 最近不景気なのか、宗教離れなのか 菩提寺との関係を軽視して、トラブルになる人が増えているようです お坊さんだって人の子ですからね すじを違えたことをされれば やっぱり怒るときは怒ると思います 多くの人が、お寺にあっても自分の家の墓だと思っていますが 実はそうではありません。 お墓を購入するときに払うのは、墓石代とあとひとつ そう・・・ 永代使用料 あくまで、ウチの檀家さんならずっと使っていいよという権利なのです。 お寺は実は、お坊さんだけのものではありません 檀家さんがみんなで守っているものなのです だから寄付を出し合って、お寺を直したり お寺を維持しているのです お坊さんはその代表者で お寺という仏教の教会の責任者なのです。 お寺は、檀家さんのお墓を沢山預かっています だから、みんなからお布施を集めて お寺を経営していかなければいけません 借金だらけで、倒産してしまい 自分のお墓が急に人手に渡るなんてことになったら こまるのは檀家さんたちです。 実際に、宗教法人で墓地の開発に失敗して そういう目にあったお寺もあったようです。 おとと、話しがそれました えーと、つまり何がいいたいかというと お寺は檀家さんたちの寄付で成り立っています そしてその責任者が住職って人になります この責任者の住職は、お寺をつぶしてはなりません そういう責任を持っています。 そしてもうひとつ大切なことは、上でもちらっと触れましたが このお寺の檀家だから、お寺に墓を持つことが出来るということです お寺の檀家になるということは お寺を支える責任も出るし お寺の住職の弟子になるということなのです 一般の人は意識はしていませんが、たとえば他の宗教で考えれば わかりやすいかと思います ここに「一切平等教」という宗教があったとします この宗教は教会をひとつ持っていて 信者さんなら、この教会にお墓を持つことが出来ます とうぜん、教会に寄付もするし 信仰もしています。 時がたって、この宗教が二つに分かれました こっちは一切平等等教です この二つの宗教は、仲ははよいです 一切平等ということで同じ宗派ということになっています でも教会の維持は個々で独立して行って 信者さんも別々です。 さて、新しくはいってよくわからない山田さん(仮)という信者さんは 一切平等等教のほうがお布施が低いということで 葬儀や、法事はそっちでやります 一切平等教の教会のほうは、その信者さんのお墓を受け入れます それで教会が維持できるでしょうか? 出来ないんですよね だから、お寺さんは別のお寺で戒名をつけると 受け入れてくれないんです。 戒名をつけるというのは、自分の弟子として 責任を持つということでもありますし 他人に勝手につけられても、 他の人のお弟子さんになったので住職も困ると思います そのお寺のお墓は、そのお寺の檀家さんが入るべきためのもので だれでも受け入れてくれる福祉施設ではないのです。 ただ、混乱を招くのは 新しくお墓を建てるときなどは 以前のご先祖様なんかは違う宗派 違うお寺でお戒名をいただいています そのときに限っては、あたらしく檀家になってくれるのだから ということで、うるさいことを言わない お寺もあるからなのでしょう。 檀家としての勤めを果たして 初めてお寺にお墓を持つことが出来ます 厳しいようですが、それが現実です。 他のお寺で、安く戒名をつけてもらっても それはそのお寺の檀家さんではありません。 なかには、高額なお布施で この坊さんなに考えてるんだろと思うのも事実です そういうお坊さんもお坊さんとして失格だと思いますが いるのも事実です ただし、お金が払いたくないということで 檀家としての責任を果たさない ちょっとでも安く、一円でも安くと思うなら お坊さんを呼ばずに お墓も霊園に移して 自分の好きなようにしたほうがいいと思います。 お墓を移すのだって只じゃありませんが お墓を、そのお寺にもって未来永劫子孫代々 「不当だとおもうお布施」を渡すよりはずっと良いでしょう どちらにしよ、コストはかかります。 コストがかかるならどうするか 生きて行く上でこれは避けられない現実です 大事だと思えないものに払うお金は一万円だって 高いモノについてしまいます どちらにするか それを決められるのは 「アナタ」だけなんですね。 え、私ですか お前はどう考えているんだ?ってことですか? わたしゃ、皆さんと同じですよ 日本人ですからね ほどほどに大事だから ほどほどにお寺さんだって大事にしますよ(笑) ※今回は、こんな調子で書きましたが どっちの味方をしても、現実からはなれていって しまうんで、こんな感じで書かせていただきました 実際お寺のトラブルは最近増えているようです そのお寺に納骨する場合、もしくは可能性がある場合は 遠方でもそのお寺に確認をとるのがセオリーです 火葬だけの葬儀なんかでも、「きちんと通夜・葬儀やんなさい」いう お坊さんもいるので、お坊さんに確認を取るのは 菩提寺がある場合は大事なことです。 一手間惜しむことで、みんなトラブルが起こっています。 離れていても、納骨するなら菩提寺は菩提寺大事にしましょう。 ちなみに、お布施が高いからイヤという人は実際多いです これは、お寺が檀家さんの経済状況を踏まえず高額なお布施を 要求している場合と、檀家さんがもっと安いもんだと思い込んでいる 場合と両方もしくはその複合の場合があるようです もうちょっとお互い歩みよれれば 良いような気がします なんにせよ、よい葬儀 よい最後のお別れが出来ると良いですね ちなみに、どうしてもお寺とお布施で折り合いが 付かない場合は、お寺をやめたほうが良いでしょう 霊園かなにかにお墓を持つほうが気楽です 今日はそんな感じの結論でした
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