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すから、加熱した位置より上にしか上がれないからです。そして、そ
れより冷たい水は、下にもぐりこんできます。こういう、水や空気の
流れを対流と言います。
この実験と同じことが、お風呂でも起こりますね。
風呂のお湯がちょうどよい温度だと思って入って
みると下は水だった。という経験をしたことは
ありませんか?
最近の給湯器では起こりにくいかもしれませんが。
このときの風呂の水は、上の方ほど
温度が高く、下の方へ行くほど温度が低い
(つまり自然には対流が起こらない)
こういう状態のことを「温度成層」
というわけです。
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寺井 さあ、これまでのところをまとめてみましょう。
○ 池でも、海でも、浅いところであれば、風によって水は表面から
底の方までかき混ぜられる。
○ 急激に深くなるようなところでは、普通の風と波では、深さ1mくら
いまでしかかき混ぜられない。
○ 夏場に、表面の水が温められ、温度が上がると、温度成層(深いところは
冷たくて重い(密度が高い)水に、上へ行くほど、温かくて軽い
(密度の低い)水)になり、対流が起こらなくなる。
弐、せいぶつかがくのこと
寺井 こんなふうに、池でも海でも急激に深い場所では、夏には温度成層が
できて、水がかき混ぜられなくなります。
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