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魚の泳ぎはトカゲの歩きか?-2では、次に、海に還ったほ乳類達の 泳ぎを見てみよう。 イルカ、クジラ、シャチなど 水棲のほ乳類では、この、 「背骨をたわめて歩く」形が 基本となった泳ぎであり、 上下の動きで推進力を得るために 尾鰭が水平についている。 そして後肢は大抵の場合退化している。 いわゆるドルフィンキックをする には後肢は邪魔なのである。 さて、適応収斂(てきおう しゅうれん)の話で大抵引き合い に出されるイルカとサメ、それに 水棲ハ虫類のイクチオサウルスを 較べてみよう。 *************** *************** *************** *************** サメの仲間は今から約2億年
前、古生代に登場した軟骨魚類 である。 当然泳ぎは左右へのくねり型で ある。 では、イクチオサウルスは? 彼らは、一度陸に上がった (上がりかかった)生物が再び 海に戻ったという点ではイルカ 達と同じであるが、泳ぎの基本 となるのは、ハ虫類の歩きであ るから、やはり左右へのくねり 型、したがって左右にくねって 推進力を得るために、これら 2種の生物の尾鰭は垂直に 立ち上がっている。 形から見た場合は、サメと イクチオサウルスが、尾鰭が垂直、 陸上生物の後肢に当たる腹鰭がある、 という点で似ている。 *************** *************** *************** 一度陸に上がって(四本脚を 手に入れて)から海に還った、
という点ではイクチオサウルス とイルカが似ている。 生物の形にはその生物の 辿ってきた歴史がかいま見え たりするのである。 *************** *************** *************** *************** *************** *************** *************** *************** *************** *************** ***************
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