「バラッドな夜」 2009.12.16 SHIBUYA-AX
セットリスト
1.カウントダウン
2.逃亡者
3.Y染色体のうた
4.フェードアウトは嫌いだ
5.すべて時代のせいにして
6.野良犬
7.街角
8.あいまいな夜
9.夜と昼の顔
10.春夏秋冬
11.東西南北
12.ワーキングクラスヒーロー
13.愛しの臨死体験
14.真夏のユメ
15.春のからっ風
16.つなひき
17.愛と憎しみのバラッド
休憩
18.巨人はゆりかごで眠る
19.地下室のヒーロー
20.デトロイトポーカー
21.褐色のセールスマン
22.火の鳥
23.眠れない夜
24.国旗はためくもとへ
25.翼なき野郎ども
アンコール
26.長い友との始まりに
27.雨あがりの夜空に
28.帰って来たヨッパライ 加藤和彦バージョン
29.野性のバラッド
by tokocha
会場のライトが落ち 泉谷さんは登場してきた。続いてメンバー登場。
『バラッドな夜だからバラバラにしてやる〜。』と言うと 「カウントダウン」初っ端からつばが飛ぶ飛ぶ。気合十分。ライトにあたった噴水の如く飛び散るつばに 気をとられる。何を見てるんだって感じですね(笑)。
Aさんが この歌に非常に感動しているので、聴くと ロードオブライブの応援歌のように 思えるという。なるほど・・・・・。昨年から我が町でロードオブライブ実現のために 奔走しているAさん。やっと光が見えてくる・・・ そんな彼女の応援歌のようにも思えてきた。私達の背中を押してくれる歌だな。
次も新曲で来るに違いないと思ったら、前奏で あれ違う!!! 「逃亡者」じゃん。 1年前 展覧会60×60で聴いて ハートをぶち抜かれた曲だ。 またここで こうして聴けるとは・・・・感涙。昨年も感動したが より深いドラマが見えてくる。間奏で 足を蹴り上げ身体の前で一回りさせて アクション付だ。おーーー。調子がイイんだな。
「Y染色体のうた」ノリのいい曲に ちゃんしたポリシーのある歌詞?これ、大好き。オトコの悲哀をユーモラスに描き 応援歌であり 警告であり・・・。楽しく歌いながら未来を考える歌だ!と思っている。 泉谷さん、腰をフリフリ、手もフリフリ。 途中で指を口に突っ込みほっぺたでポンと言わせる。。。(笑) 擬音も使いながらますます楽しい曲に〜。受身で聴いていた私も歌って参加してお手振りをして テンション上がってきたぞぉ。
「フェードアウトは嫌いだ!」 身体が勝手に動き出す。バンドもノリノリだあ。この曲は やると 予想はしていたけれど 生で見れたのは やっぱり 嬉しい。。。大好きだ。振切った音の上に 声が乗っかって、 泉谷さんらしい曲だと思った。
「すべて時代のせいにして」.「野良犬」.「街角」とお馴染みの曲が続き 相変わらずの見せ場。野良犬では 舌まで出して顔芸までしている。。(笑)街角のボーカルは 聴くたびにレベルが上がっているように 思う。。
「あいまいな夜」「夜と昼の顔」 と続いた時、 あ、そうだった。。。今日はバラッドのな夜!!なのだ。それもテーマが愛。秘めたラブソングというか 静かだけど熱い オトコゴコロを垣間見るような 泉谷さんのラブソングが好きだ。
ギターをはずし、ボーカルに専念すると ますます言葉に重みを増し、この曲にココロが入ってくる。 泉谷さんが物凄くセクシーに見えた。オトコの色気というのか・・・。愛のオーラというのか・・・。多分 会場にいた多くの女性が このあたりで、やられたはず。。。(笑)
また 間奏では 板谷さんが 力強いドラムを見せてくれ、藤沼さんも相変わらず素晴らしいエレキサウンドだ。
同じみ「春夏秋冬」を心豊かに丁寧に歌い、「東西南北」。『昔は こうだったんだ〜』と生うた、PAなし。。。左側ステージのふちに腰掛け足を下ろし 歌い始めると スポットライトがそこを照らす。ギターはちょっと枯れた感じのする音色のハミングバード。
この風景は ちょっと懐かしい匂いがします。マイクを通さないで聴けるなんて 贅沢。嬉しい!!大きな拍手が 起こる。「もっと聴かせてくれー」と声も かかっている。
「ワーキングクラスヒーロー」力強いギターに驚き。いやーやっぱ ギターお上手だわと 改めて思った瞬間。
ギターのフレッドを押さえる指が忙しそうに 見えるけれど 安心して見ていられた。
人の曲は嫌いだと 言われますが 練習した様子が伺えるぅ・・・。(笑)
泉谷さんなりに 訳したと言う 字あまりの歌いにくそうな歌詞。ギターと唄で風景とココロが 迫ってくる。
私は 息を殺して 見入ってしまう。これは ココロにずしっり重みが残る。。
「愛しの臨死体験」5月の聖誕祭ライブでも演奏された 長岡さんがモーニング姿で登場。最初は泉谷さんのギターで始まり、椅子に座っての演奏。まさしくここでも、ギターを魅せてくれる。
長岡さんはクラッシク風にバイオリンを構えて立っている。ところどころ長岡さんが参加してヴァイオリンを入れてくる。 途中から 長岡さんのリズムを取る足先が 段々ロック化してきたかと思っっていたら、今度は ステップを踏み始め 身体をいっぱい使って リズムを取り始めたかと思うと 今度は踊るように弾き始めて 素晴らしいメロディを弾いてくれる。
これには おーーー!!と声が出る。まさに泉谷さんとのバトル。。。とっても楽しいコラボだった。「真夏のユメ」中西さんの伴奏で始まり、間奏で 長岡さんのバイオリンの音が 美しくて 愛しの臨死体験とまた違って優しく、穏やかで ギャップが またいい。泉谷さんも静かに ココロを込めて歌ってくれるので 私のココロにぐっと入る。
ここで藤沼さんが登場。中西さんと藤沼さんとは古い付き合いだ〜。二人が居れば もうそれで十分と言い。天才二人に囲まれ アコギを弾く泉谷さんは 心地良さそう。「春のからっ風」毎度、藤沼さんのギターは 心地よいですぅ。この曲には スライド奏法で弾く藤沼さんのギターがなければね・・・・。「つなひき」何度聴いても ココロにぐっときて鷲づかみ。
黒いシャツのボタンを3つはずし 中から胸元が深く見えています。ライトがあたり はだけたシャツの中から 汗が光る。その光った肌が もの凄ーーくセクシイ。本日1のムラッがキタキタ。(笑)やられました!!ハートに矢が刺さる。。「愛と憎しみのバラッド」長岡さんに続いてイケメンというより・・・カワイイ20歳くらいのバイオリニスト達が登場。4人は 紹介されステージ右の椅子に着席。
これは良かった。以前ヨイトマケを 歌った時 役者の顔が出現してイメージも膨らませて1曲が どれほど 語ったか・・・。それを思い出した。あの時と同じだ。
でも、あの時は泉谷さんの中にいる役者が出てきたと思ったのだが 今回は 泉谷さんは表現者なのだ。。。役者とかミュージシャンとかジャンルをくくるコトはナンセンスなのだと思った。
泉谷さんの中にある世界が 私に迫ってきて ドラマが見えてくる。バイオリンの 音色と 相まって 緊迫感といい 緊張感といい心臓がドキドキする。この歌詞の内容は重く 難解なのだが 心臓がきゅーと 絞られるかと思えば ふうっと緩む。 なんだか オペラを聴いているようだ。ココロが吸い込まれていく。
最後に歌い終わった時 マイクスタンドを ドンと音を出して置く。この終わり方が また粋で この曲にもやられた。そのまま 余韻を残して ステージを降りていった。
一部終了
15分休憩後 2部に突入。
ステージと客席の間に ゆるく黄色いロープが用意され、スタッフがしゃがみ 軽く握り スタンバイしている。 泉谷さん 白いシャツに 着替えて登場。
「.巨人はゆりかごで眠る」前奏が始まると 『ロープを外せ!!』との泉谷さんの声で そのトキを 待っていた客が 弾けた。ステージ前に なだれ込む。 会場のあちこちから 気勢があがる。 ステージ前はぎゅうぎゅう。『大丈夫かぁ大丈夫かぁ? 今日は 無礼講だあ!!』 うおーとの歓声。
「地下室のヒーロー」ここから MCなしにイッキに テンションがあがって行く。
2部から 泉谷さんのボーカルは ただならぬことに なっている。
絶好調だあ。。「デトロイトポーカー」「褐色のセールスマン」「火の鳥」
「眠れない夜」「国旗はためくもとへ」「翼なき野郎ども」この1年 音楽モードに戻った 泉谷さんは 声も申し分なく出ているし、
ぐーんと、うまくなってる。客達の興奮を楽しんでいるようで、時折 笑顔をみせる。
曲が終わり 次の曲のイントロが始まると
会場のあちこちから 期待で 叫び声と奇声が聞こえてくる。曲の進行と共に 音圧が増してくる。 歓声も 大きくなり、
ステージ前にいた私は 客の波で 弾け飛ばされそうになるので 足を踏ん張る。
泉谷さんめがけて 拳があちこちから 振り上げられ 圧巻だ。ドラムが止まると 今までドラムの音でかき消されていた客の声の 大きさにびっくりする。
『サンキュー』ステージ袖に引っ込むことなく 自分で『お前ら帰れ帰れ〜 アンコール』と叫んで『オレはお前達の味方だからな。』と 「長い友との始まりに」
『お前らには オレがついてるぜ。任しとけ!!』と「雨あがりの夜空に」客から加藤さんに捧げる曲を1曲お願いしますと言われて「帰って来たヨッパライ」 加藤和彦バージョンを歌い始める。
『あいつも 大変だったんだろう。』と認めた上で 『でも、人のココロに居る以上 死ぬことは許さん。残されたヤツは どうなるんだ。・・・・。
お前らには俺がついてるぞ・・・・ 負けるな。負るな。』と何度も繰り返しながら「野性のバラッド」に突入。
いつものように 泉谷さんのソロ。 その後 バンドが入ってくると
合唱の合図とともに ジャンプも始める。大合唱の中 泉谷さんは 頭のタオルをはずし 後ろに投げたかと思うと 客の中へダイブ。以前 お前ら逃げるから、信用しない。ダイブは絶対しないと言っていたのに 頭から突っ込んだ。いつも私達と 一体だと言わんばかりに・・・降りて来てくれた。
泉谷さんを受け止めた客たちが無事会場に着地させた。
泉谷さんを求めて うねりが おこる。 物凄い エネルギーが 泉谷さんめがけて襲ってくる。傍に居た人たちは それに 身を任せ 右に左に押されながら 肩を組んで円なって タテノリをしていた。私もそのうねりの中で 泉谷さんの背中を支える。物凄い圧力がかかってくる。白いシャツは 汗でぐしょぐしょだあ、物凄いことになっているが 泉谷さんは楽しそうだ。あじのさんは泉谷さんの真ん前にいて幸せそうだあ。(笑)
スタッフもすごい。。。 そんな状況でも ステージから私の頭の上を通り マイクを回して来た。 泉谷さんに歌わせようとしている。
しばらくすると、ステージの上にいるスタッフの手が私の頭上から泉谷さんをめがけて 伸びてきて ステージ下にいたスタッフが 泉谷さんを少し持ち上げると ステージ上から脇を抱えて引っ張り始めた。
泉谷さんは 私の顔の上をずるずると通り ステージに引き上げられていった。通り道になった私の顔は 変形(笑)。泉谷さんの汗とシャツやGパンで 。 化粧も一緒に拭われてしまった。(笑) けど まあ 顔で泉谷さんを感じて幸せかも・・・。
引っ張りあげられた身体は ステージに 仰向けに投げ出された。
その間 ずっと、野性のバラッドが エンドレス。
藤沼さんのボーカルで 繋がれる。泉谷さんは 引き上げられたものの、横たわったままだ。
その身体めがけて あちこちから手が伸びてくる。頭、腕、足をみんなが曲に乗せて 軽く 叩いている。
ふへー。。。泉谷さん、されるが ままだ。
起きてこない。私の目の前に泉谷さんが いる。胴体付近は 誰も手が伸びてこないので、私は 身体を 労うように なでた。
そうしていると、私の右あたりの客が 力の抜けた泉谷さんの腕を掴み 引っ張り 肩が起き上がってきた。続いて頭も 上がってきたので 座るかと思われたが そのまま 前のめりに倒れてしまう。 腹ばいにされた泉谷さんは そのまま腕を引っ張られ 客にずるずると ステージ右方向に 引きずって 行かれてしまったあ。 泉谷さんのその力の抜き方が 気絶状態?のようにも 見え ちょっと心配。無抵抗 無防備 客に身を任せて またまた されるがまま。
もう 自分の力では 起きあがれないのかも?と心配していたら
そのまま腕立て伏せをしている。
ふへーーーー!!そのあと 立ち上がったと思ったら今度はステージの左に。
同じコトをしている。泉谷さんの魂を見た気がした。
感謝の気持でいっぱいだ。野性のバラッドを最後 力を振り絞って 歌い 演奏は終わった。
演奏が終わっても みんな泉谷さんを離さない。
『このくらいで堪忍してやらぁ〜負けるなよ〜。ありがとう。 愛してるぜい。』
差し出される手に握手を応じている。客から 「もういいぞお」 「勘弁してやる」 「ありがとう」 「泉谷さ〜ん」と
声があちこちから聞こえてくる。
握手を求める手が もっともっと伸びて来る。
それに できるだけ 応えようとする泉谷さん。精一杯 愛を放った泉谷さんと この上ない愛を受け取った客が 創り出したライブは終わった。
約3時間。最高のパフォーマンスで 私たちを 愛してくれた。
この1年、イベントやライブが 多くて 絞って参加しなくてはいけなかったことで 見逃したライブのレポートを読むと 参加出来なかったコトで 悔しい悲しい気持になったものだが、 どれを見なくても このライブを見れば すべて 帳消しになった気がした。
これからは ちまちま ライブにいけないことを 考えるのは止めよう。
行けば 1度のライブで 十分すぎる パワーを頂けるのだから・・・。
閻魔君
待ちに待った単独ライブ
イベントなどは結構してるらしいが新潟に住んでいるのでわざわざ出かける事は難しくイライラしっぱなしだった
年末で平日のライブ。会社からは「この忙しい時に休むなんて」と散々文句を言われながらも強引に有休もらった。開場1時間前の5時にAX到着
驚くほど閑散としていた。
「大丈夫かなぁ〜」と思いつつ開場を待つ。
6時をかなり過ぎて開場。
それでも200人もいないんじゃないかなぁと更に不安になる。AXは思っていたよりも狭い感じだった
スタンデングなら結構入りそうだが椅子が並んでいたのでなおさら狭く感じたのかもしれない。
4列目の通路側に座る。作戦は完璧?である。
時間がたつにつれて客が多くなってきた。2階はそうでもないが1階は8割位は埋まった感じである。
ほぼ定時に泉谷登場!
「今日はガラガラの会場でやるつもりだったのにオメーらこんなに来やがって!今日はオマエラをバラバラにしてやる!」とまんざらでもなさそう。
1曲目「カウントダウン」
この日の泉谷は最初から気合が凄かった。
ツバを飛ばしながら歌いギターを弾きまくる。
前半は新曲を中心に飛ばしまくった。見ていて「そんなに飛ばして大丈夫なの?」と心配になるほどだった。
6曲目の「野良犬」でやっと泉谷が椅子に座る
お馴染みの曲なので客の反応もよかった。10曲目の「春夏秋冬」でバンドが退散
「これから難しい曲をやるからよう」としばしモニターとにらめっこして練習?をはじめた。
11曲目「東西南北」
これを何とPAを使わずに生ギター生唄でやりはじめた。
「オメーラこれでも聞こえるだろう!」とやりはじめたが手拍子が邪魔だったらしく「オメーラ手拍子すんな」と最初からやりはじめる 。
これが凄く良かった。
PAを通さないでホントの生唄は心に染みた。
思わず「もう一曲やって〜!」とリクエストしたら「PAにも金かかってんだからよぅ意味無いじやん」と虚しく却下。
12曲目「ワーキングクラスヒーロー」
熱演だったけど「泉谷がジヨンレノン?」ってビートルズ世代ではない俺にとっては???でした。ここまでは他の皆さんが書いてくれてるんで大幅に はしょります
休憩を挟んで第二部の始まり!
泉谷はいつもの白いシャツのロックバージョンで登場!
「いくぞー」と気合を入れて「巨人はゆりかごで眠る」
客がいっせいに立ち上がりステージへと押し寄せる!
俺は計画通りに最前列の中央に駆け寄りステージにしがみつく。
泉谷が叫ぶ「ロープをはずせ!今夜は無礼講だぁ〜」歓声が沸き起こる!確認はしてないが2部のロックナンバーは曲順こそ違うが5月のライブとほぼ同じ選曲だったような気がする。
しかしそんな事はどーでもいいのだ
泉谷の歌によって俺は勇気をもらう
永遠のワンパターンでも一向にかまわない
「俺はよう 客がいなくなっても歌い続けるぜ」
「パンパース履いてでも 歌い続けるぜ」
泉谷は最後の「野生のバラット」で何度も言い続けた
客席にダイブする泉谷
全てを客にゆだね身をまかす
無謀儀な泉谷の肩をポンポン叩いていたら泉谷が俺の頭をポンポン叩いてくれた
さらに泉谷は会場奥へとなだれこむ
もうもみくちゃである
心配してスタッフを見ると平然としている
大丈夫なのかと不安になる
ステージに戻っても立ち上がれない泉谷
俺はリズムに合わせて足を思いっきり叩く泉谷のパワーは何処から来ているんだろうか?
実は俺は還暦ライブに17年ぶりに生ライブに参戦した
これは正直に衝撃を感じた
まさか還暦の泉谷があそこまでやるとは思わなかった
70歳になったら70曲ライブやるなんて夢のようだけど泉谷ならやれると思った。最後に泉谷が「オマエ達には俺がついてるからよう」と言った
とんでもない
「泉谷には俺がついてやるぜ」
最後のパンパース履くまで付いて行きます
最高のライブでした!
タツさん
2部は怒濤のようにステージに観客が集まる。張られていたロープはイズミヤの、今日は無礼講だぜー!! という言葉に外されて,観客はステージ前に貼り付いた。
アップテンポの得意の歌が次々に繰り出され,会場中が熱狂した。
ときどきかますイズミヤの変則ビートに、藤沼が上手くリズムを合わせる。
それにバンドが従う。苦労人バンドと言っても過言ではないこのメンバーたちの反応は素早い。
今日のイズミヤは、年寄りのフリをしない。よく、ふぁー、もーやめよーよ。ちょっと休憩させてー。とか言って,疲れたフリをするが、そういう場面も,トークを長く繋ぐ場面もほとんどなかった。
本気で、かかってきていた。
俺は,ずーっとやり続けるからな。安心しろー。やめろって言われてもやるからなー。と、言った。
アンコールのときには頭から水を何度もかぶった。湯気が出そうなほど、そして、照明の逆光でなのか、イズミヤのまわりに大きなオーラが写って見える。
アンコールでは帰って来たヨッパライ加藤和彦編。
歌を作って,さらけだしている人間は、自殺なんかしちゃいかんのだ。俺が許さん!!と、歌う。
たぶん、ほんとにほとほと辛かったんだろうと思うよ。でも、そんな事されてみろ。あとに残された者はどうすりゃいいんだよ。と、言った。
ラストの野性のバラッドでは,倒れ込むようにして観客にダイブした。
みんなにもみくちゃにされながら、ヒトの塊が右に,左に大きくよろける。
わたしもイズミヤの脇を支えて,倒れないようにサポートした。
なだれて倒れそうになる中で,イズミヤは,身体を投げ出して、みんなのしたいようにさせていた。
それこそ、無防備に,涙が出そうなほどに,わたしたちを愛してくれていた。
なんだか、大きいなぁ。この人,ほんとに大きい人だなぁ。と、思った。
ステージに戻されてからも,ステージの淵に寝転んで,動こうとしなかった。
バンタナも取って,シャツもはだけて,汗まみれ全力疾走で,走り抜けた3時間半。
このパワーって、どこから来るんだろう??
この愛って,どこから来るんだろう??
この包まれるような心地よさは,イズミヤが与えてくれたものだ。
愛してやってるぜぃ!! 愛してやってるぜぃ!! 愛してやってるぜぃ!!
イズミヤが、自らを削るようにして,わたしたちに与えてくれるもの。
イズミヤの歌う愛の意味の深さを,わたしは、しっかり、ココロに留めた。